Apache Tomcat への切り替え

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Apache Tomcat は Confluence でサポートされる唯一のアプリケーション サーバーです。同じデータベースを使用するアプリケーション サーバー(WebSphere など)から Tomcat に Confluence を移動させるには、以下の手順を実行します。

次の手順に従ってください。

1. 作業を始める前に

  1. 以下の手順は、両方のアプリケーション サーバーで同じメジャー バージョンの Confluence を実行している場合のみ、動作します。異なるメジャー バージョンの Confluence を実行している場合は、Tomcat に切り替える前に、Confluence をアップグレードする必要があります。
  2. アプリケーション サーバーを変更するプロセスでは、Confluence をインストールする必要があるため、現在のソフトウェアのメンテナンスが必要なことに注意してください。
  3. Confluence を実行している環境(データベースシステム、オペレーティング システムなど)が変更したら、Confluence のシステム要件を満たしていることを確認してください。
  4. If you are using an external database, familiarise yourself with all known issues for your specific database. Also make sure the Confluence database connector principal (the database user login) has sufficient permissions to modify the database schema.
  5. Note any customisations that you have made to Confluence, e.g. enabled/installed plugins, modified layouts, custom themes, etc. You will need to reapply these after you have switched to Tomcat. You can view the list of customisations in the Reapplying Customisations section below.
  6. パフォーマンスの問題を防ぐため、Confluence を実行している Tomcat アプリケーション サーバーで他のアプリケーションを実行しないことをお勧めします。

2. バックアップ

Tomcat に切り替える前に、以下をバックアップする必要があります。

  1. Confluence ホーム ディレクトリのバックアップ:ホーム ディレクトリの場所の情報は、Confluence インストール ディレクトリ下の confluence/WEB-INF/classes ディレクトリにある confluence-init.properties という名称の設定ファイルに保存されています。
  2. データベースのバックアップ: アップグレード作業に進む前に外部データベースの手動バックアップを実行し、バックアップが正常に作成されたことをチェックしてください。データ ベースに関する十分な知識がない場合や、データベースのバックアップ・復元機能に慣れていない場合は、次に進む前にそのバックアップを異なるデータベース システムに復元してみて、バックアップが正常に行われたことを確認してください。この推奨事項は、Confluence の使用の固有のものではなく、データベース バックアップが壊れていないことを確認するための良い習慣です。
    (info)「組み込みデータベース」とは、Confluence が評価用に提供している HSQLDB のことであり、これはホーム ディレクトリに格納されているため、バックアップする必要はありません。ですが、このデータベースを本番環境システムに使用しないでください。誤って本番環境システ ムで HSQLDB を使用している場合は、適切なデータベースに移行してください(移行はアップグレードの前に実施してください)。
  3. Confluence インストール ディレクトリをバックアップします

3. アプリケーション サーバーの切り替え

  1. 新しいアプリケーション サーバーに Confluence をインストールします。(インストーラを使用するのではなく)スタンド アローン アーカイブとして Confluence をダウンロードすることをお勧めします。
    (warning)重要: この段階でスタンドアローン ファイルを解凍した場所が新しいインストール ディレクトリになります。以下の手順 3 で指示するまで、Confluence を起動しないでください。

  2. 以下のファイルを古い Confluence インストールから新しいインストールにコピーします。
    • <CONFLUENCE_INSTALL>\confluence\WEB-INF\classes\confluence-init.properties
    • <CONFLUENCE_INSTALL>\confluence\WEB-INF\classes\atlassian-user.xml
    • <CONFLUENCE_INSTALL>\confluence\WEB-INF\classes\osuser.xml (JIRA ユーザー管理を使用している場合は、これをコピーしてください)
    • <CONFLUENCE_INSTALL>\confluence\WEB-INF\classes\seraph-config.xml (カスタム SSO を使用している場合は、これをコピーしてください)
    • <CONFLUENCE_INSTALL>\confluence\WEB-INF\web.xml (データソースを設定する場合など、以前に変更した場合は、これをコピーしてください)
  3. Confluence を起動します(新しいサーバーを起動する前に、古いサーバーが停止していることを確認します)。
  4. 元のアプリケーションサーバーとは異なるマシン上で移行先アプリケーションサーバーを起動している場合、移行先サーバーを起動した時点で次の作業を実行してください。
  5. If you have applied special settings to their Confluence server and/or Confluence look and feel, you will need to reapply these customisations as described in below.

4. Applying Customisations

After switching to Tomcat, you need to review any customisations and other special configurations you previously used for your Confluence instance, and re-apply if necessary. This section also contains some Tomcat-specific customisations that you may wish to considering applying, if you haven't used Confluence with Tomcat before.

Before you apply customisations

Please ensure that your Confluence installation works correctly on Tomcat without any customisations before you apply any of customisations listed below. This will make it easier to identify problems, if you run into trouble during the switch to Tomcat.

Confluence Server

  • 長期間にわたるご使用に際しては、Confluence をオペレーティング システムが再起動するとき自動的に起動するように設定することをお勧めします。Windows サーバーに関しては、Confluence を Windows サービスとして実行するように設定してください。
  • Confluence エディションを使用し、以前にCATALINA_HOME 環境変数を定義していた場合、新しい Confluence Tomcat サーバーが正しいパスを参照しているか確認してください。
  • 以前に非標準ポートで Confluence を実行していた場合は、「Confluence のリッスン ポートの変更」の説明に従って、新しい <Installation-Directory>\conf\server.xml ファイルを編集します。

プラグイン

  • 以前にプラグインを使用していた場合、最新の互換バージョンをインストールし、新しい Confluence のインストールとの互換性がないプラグインを無効化します。Confluence 管理コンソールのユニバーサル プラグイン マネージャーを使用すると簡単にこれを行うことができます。

ルック アンド フィール

  • If you are using any customised themes, please check that they are displaying as expected. Some further customisation may be required to ensure compatibility with your new version of Confluence.
  • If you had previously customised the default site or space layouts, you will need to reapply your changes to the new defaults as described here. Please do not just copy your VM (velocity) files across. Ensure that Confluence works without your custom layouts then apply the layout via the Confluence Administration console.

パフォーマンス

  • Confluence インスタンスに対する負荷が高い場合、データベースへの同時接続を増やす必要が生じることもあります。詳細については、「パフォーマンスのチューニング」を参照してください。
  • 以前に <Installation-Directory>\bin\setenv.sh または setenv.bat ファイルのいずれかでメモリ フラグ (Xms および Xmx) を変更した場合は、新しいインストールで変更を加えることをお勧めします。パラメーターは CATALINA_OPTS 変数で指定されています。詳細については、利用可能なメモリを増やして out of memory エラーを修正する方法を参照してください。

Advanced Customisations

  • 以前に SSL で Confluence を実行していた場合、「SSL または SSL で Confluence を実行する」で説明されているように設定を再適用する必要があります。
  • カスタム SSO 認証を使用していた場合、seraph-config.xml を正しい認証に変更します。
  • Confluence のインターフェース テキストを変更した場合、ConfluenceActionSupport.properties にコピーする必要があります。
  • 以前に Confluence ソース コードを変更した場合、新しいバージョンに変更を再適用する必要があります。

5. Confluence のテスト

本番環境にデプロイする前に、新しいサーバー上で Confluence をテストするようにしてください。

参照する必要があれば、「Confluence ログを使用する」ドキュメントにアプリケーション ログの場所が記載されています。

最終更新日: 2015 年 12 月 2 日

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