アトラシアンのクラウド アーキテクチャ

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クラウド アーキテクチャのセットアップ方法、Jira や Confluence でのリクエストの処理方法、およびアトラシアンでのパフォーマンスや可用性の実現方法について、エンジニアリング チームの観点からの情報をご確認ください。

シングルサインオン、マルチテナント アーキテクチャ

アトラシアンのクラウド アーキテクチャは共有 Atlassian アカウントに依存しているため、ユーザーは 1 つの Atlassian アカウントで Jira 製品、Confluence、および Bitbucket にログインできます。ユーザーは自身が使用しているあらゆる製品にすばやく簡単にログインでき、管理者は、ユーザーがアトラシアン製品アクセスする際の認証方法や、どのユーザーがどのコンテンツにアクセスできるかをわかりやすく制御できます。

また、アーキテクチャはマルチテナントであるため、単一インスタンスのソフトウェアとそれをサポートするインフラストラクチャにより、複数の顧客にサービスが提供されます。顧客はソフトウェア アプリケーションと 1 つのデータベースを共有しますが、各テナントのデータは分離されており、他のテナントからアクセスすることはできません。

この共有構造により、大企業なお客様の拡張性を向上するほか、完全なオンプレミスのセットアップを購入または維持することが難しい中小企業のお客様にも製品を提供し、あらゆる規模の企業に魅力的な価格を実現しています。

Atlassian Cloud 製品でリクエストを作成する

ユーザーがいずれかの製品からリクエストを作成した場合 (例: Jira 課題や Confluence ページのオープン)、アトラシアンのリクエスト ワークフローがデータを安全に保ちます。Jira 課題を例として使用したワークフローをご確認ください。

  1. ユーザーが Jira 課題をオープンすると、ユーザーに最も近いアトラシアン エッジに到達します。エッジはユーザーのセッションを検証し、ID システムで特定します。

  2. エッジはテナント情報サービスのデータに基づいてお客様の Jira データの場所を決定します。場合によっては、このリージョンが最初にリクエストを行ったリージョンと異なることがあります。

  3. エッジはリクエストをターゲットの地域に転送し、リクエストが Jira コンピューティング ノードに到達します。

  4. Jira はテナント構成システムを使用して、ライセンスやデータベースの場所などの情報を決定し、他のさまざまなデータストアやサービス (画像や添付ファイルをホストするメディア プラットフォームなど) を呼び出して、リクエストの処理に必要な情報を取得します。

  5. Jira はこの情報を他のサービスに対する過去の呼び出しから収集した情報と組み合わせて、元のユーザー リクエストに対応します。

エッジとは

アトラシアンでは、ソフトウェアの周りに構築する仮想的な壁について説明するために、"エッジ" という言葉を使用しています。エッジは城壁のようなものと考えてください。Jira または Confluence のリクエストが届くと、それは最寄りのゲートに到達し、入場をリクエストします。一連の検証 (あなたは既知のユーザーですか? あなたは安全であり、認証済みですか?) を通じて、そのリクエストのアクセスが許可または拒否されます。


グローバル配信とフットプリント

アトラシアンは世界中に SaaS アプリケーションを提供するため、世界有数のクラウド コンピューティング サービスの 1 つである Amazon Web Services (AWS) と連携しています。

Jira および Confluence Cloud 製品は現在、次のリージョンの AWS 拠点で実行されています。

  • 米国 (東海岸および西海岸)

  • EU (ダブリンおよびフランクフルト)

  • アジア太平洋 (シドニーおよびシンガポール)

お客様に最適な地域の選択

アトラシアンのシステムはお客様の製品をプロビジョニング / 有効化する際に、最適な場所を選択します。

アトラシアンは、それぞれのお客様をどのリージョンでホストするか選択します。新しくサインアップしたお客様は最も近いリージョンに割り当てられます。つまり、ニューヨークで Confluence Cloud にサインアップしたお客様の場合、米国東海岸でホストされることになります。ドイツのお客様の場合、フランクフルトが最も近い拠点となります。

お客様が複数の地域から製品を使用している場合、そのお客様を最適なリージョンに移行します。アトラシアンではお客様の使用状況を常に追跡し、使用状況が変化した場合はより最適なリージョンに移行します。

可用性およびパフォーマンス

アトラシアンのクラウド アーキテクチャは、高い可用性とパフォーマンスのために構築されています。

利用状況

アトラシアンのクラウド アーキテクチャでは、リクエストの処理に必要なコンピューティング サービスは、ユーザー コンテンツを保持するデータストアとは分離されています。これにより、製品の使用量が増加した場合にプラットフォームを迅速に拡張できます。

このアーキテクチャにより、ほとんどのアップグレードをダウンタイムなしで実行できます。また、ダウンタイムが発生するアップグレードは通常、5 分未満で完了します (通常、お客様のタイムゾーンの午前 1:00 ~ 午前 3:00 のメンテナンス時間帯に実行されます)。

つまり、Jira および Confluence Cloud ユーザーはシステムを常に利用できます。

パフォーマンス

クラウド アーキテクチャにで高いパフォーマンスを実現するため、アトラシアンは次のようなさまざまな方法を活用しています。

  • グローバルな配信: アトラシアンのクラウド製品は世界中で提供されているため、お客様のコンテンツをエンド ユーザーに近い場所に移動させることができます。これにより、それぞれのお客様のトラフィックがもっとも多い場所に基づいてパフォーマンスを最適化できます。

  • 専用の内部ネットワーク: アトラシアンのシステムは、ユーザーにもっとも近い非公開の専用内部ネットワークを経由してユーザーを Atlassian Cloud に接続します。これは、リクエスト対象のコンテンツがほかのリージョンにある場合も同様です。これにより接続が高速化され、スムーズなユーザー エクスペリエンスが維持されます。

  • コンテンツ配信ネットワーク (CDN) とキャッシュ: 頻繁にアクセスされるコンテンツは自動的にキャッシュされ、分散サーバー システム (CDN) はすべてのユーザー リクエストで一般的な静的アセットをすばやく提供します。

最終更新日 2019 年 6 月 27 日

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