クリーンアップを準備する
サイトをクリーンアップ上での最大の課題の 1 つは、どこから初めて、何を削除するかの決定です。大規模なインスタンスの場合、これにはかなりの時間がかかります。
1. インスタンスを監査し、上手いやり方を考えましょう
インスタンスの徹底的な監査から始めることをお勧めします。次の項目をチェックしてください。
Jira
カスタム フィールドの総数、空白または未使用のカスタム フィールドの数はいくつですか?
アクティブでないユーザーは何人いますか?
すべてのユーザー グループが必要ですか? それとも重複している可能性がありますか?
2 年以上更新されていないプロジェクトはありますか?…
Confluence
- 現在のスペース数はどのくらいですか?
- 2 年以上更新されていないスペースはありますか?
非アクティブ化されたユーザーに属す個人用スペースはありますか?
- 不要になった、非常に大きな添付ファイルはありますか?
Bitbucket
- アクティブでないユーザーは何人いますか?
- 削除できる古いブランチはありますか?
- ディスク容量を占有している非アクティブなリポジトリはありますか?
- 不要になった Git タグはありますか?
最小限の労力にユーザーに最大限の価値をもたらす上手いやり方を考えましょう。大規模なクリーンアップ プロジェクトには時間がかかり、通常のユーザー アクティビティを妨げる可能性があるため、段階的にクリーンアップすることをお勧めします。そうすることで、ユーザーはプロジェクトの価値を認識し、変更や一時的な不便をより受け入れやすくなります。
2. プロセスとベースラインを理解する
インスタンスを監査し、クリーンアップする必要がある領域を把握できたら、今後のクリーンアップのルールをいくつか作成して、維持すべき内容と冗長な内容をチームで共有する必要があります。次の項目を確認してください。
- 組織の保持期間はどれくらいですか?→ これを確立すると、課題やプロジェクトをアーカイブする方針を決める上で役立ちます。
- 有効なユーザー グループを構成するものは何ですか?→ これを確立すると、保持するユーザー グループを決定する上で役立ちます
- アクセス権限を付与する基準は何ですか?→ これを確立すると、どのグループを保持するかを決定し、許可スキームをクリーンアップする上で役立ちます (Jira)
- カスタム フィールドを保持/削除する基準は何ですか?→これは未使用のカスタム フィールドを取り除く上で役立ちます(Jira)
- プロジェクトを構成するものは何ですか?→ これはプロジェクトとプロジェクト スキームのクリーンアップに役立ちます(Jira)
- コンテンツを廃止する基準は何ですか?→ これは、アーカイブまたは削除できるスペースやリポジトリを決定する上で役立ちます。(Confluence と Bitbucket)
- インスタンスに適用されるその他の基準を考えてください。
3.チームとコミュニケーションを取る
管理者、チーム リーダー、プロジェクト、スペース、リポジトリ管理者から、クリーンアップが必要なものを判断し、冗長なエンティティを識別する上でのサポートが得られる可能性があります。計画されたクリーンアップについて通知し、タスクを達成するためのサポートを依頼しましょう。
クリーンアップを行うと、組織全体や複数のプロセスに影響する変更が生じることが多いため、ユーザーに事前に通知することをお勧めします。
4. クリーンアップを準備する
変更の予定をユーザーに通知した方が良い場合があります。また、プロジェクトに専念できるように、関係者の賛同を得るのも良いやり方です。
段階的に開始し、同時に複数の領域をクリーンアップしないようにしましょう。その際、メモを取り、先のことを考えるようにしてください。インスタンスのクリーンアップはプロジェクトの唯一の目的ではなく、将来の秩序の維持も必要です。プロセスを変更する方法と、煩雑にならないようにするためのルールについて考えてみてください。
5. インスタンスのバックアップを作成し、最初にテストで変更を加える
念のため、データをバックアップすることをお勧めします。バックアップの方法の詳細については、次を参照してください。
また、本番環境に適用する前に、まずテスト環境で変更を実行することをお勧めします。