Jira 課題のスマートな割り当て — 負荷分散、ラウンドロビンなど
アトラシアンでは、お客様が Automation for Jira Server をどのように使用しているか、またあらゆる作業をより効率化するためにどのような機能を構築できるかについて、お客様のご意見を重視しています。これまで最も多かったリクエストは、課題のスマートなアサインに関するものでした。
アトラシアンが「スマート」で端的に表現すること。それは、適切な人が課題に気付いてその責任を負うことを徹底させたい、そう Jira 管理者が考えているということです。これは、Automation for Jira のスマートによって条件付きで割り当てられます。
Automation for Jira がユーザーに課題を割り当てる方法
さまざまな方法があります。いくつか例を挙げていきましょう。
- 現在のワークロードに基づいて課題を割り当てる
- ラウンドロビン方式で定義されたユーザーのリストに課題を割り当てる
- 関連する課題または JQL クエリから担当者をコピー
- 別のフィールドからコピー
- 課題履歴で以前の担当者またはコメントしたユーザーを見直す
... 先ほど申し上げたとおり、お客様は多くのユース ケースを考え出しました。この中のいくつかをさらに詳しく見ていきましょう。
バランスの取れたワークロードの割り当て
Automation for Jira ではアトラシアンは習得した名高いサポートを提供しようと努めており、それを達成するために Jira Service Desk の他にも多くのルールを使用しています。その一環として、可能な限り迅速かつ効果的に対応できるように、ワークロードを分担するように徹底しています。以前は、現在未解決の課題を見つけたらサポートを行う全員に割り当てられている課題の数を手動で数えて、それからチケット数が最も少ない開発者に割り当てる必要がありました。現在は、ルールによって、課題が作成されるたびに未解決チケットの数が最も少ないチーム メンバーを検索できるようになりました。この検索は必要に応じてカスタマイズできます。
顧客ごとに同じ担当者を維持する
名高いサービスの一部、それは顧客との関係を構築してそれぞれの顧客と継続してやり取りすることです。これを最大化するために、報告者が発行した最後のチケット (またはさらに高度なユースケース) の担当者にチケットを割り当てられるようになりました。それから、バランスの取れたワークロードに戻ります。
ラウンドロビン割り当て
良いチームは「これらの」スケジュールされたタスクを順番に実行します。毎週のリリース、翻訳、請求書の支払いなどです。
必ず全員に順番が回るようにするため、ラウンドロビン割り当てを用意しました。ユーザーのリストを手動で作成すると、ルールが実行されるたびに次のユーザーに課題を割り当てます。
ちょっと冒険したいなら、実はランダムなユーザーに割り当てられます...
割り当ての往復
ユーザー間で課題を渡して担当者ともやり取りを行いたいというユースケースが多く見られます。Automation for Jira によって簡単に実行できます。
格好の例は、QA がストーリーを拒否する場合です。
また、課題の他のフィールドから値をコピーして、スマート値を使用できます。
親またはエピックと同期
サブタスクと親課題、さらにストーリーとエピックを、それぞれ同期できるようになりました。