Wiki マークアップと HTML の取扱い
メールや通知を送信するためにフィールドを参照すると、望ましくないコンテンツ、つまり Wiki マークアップが生成される可能性があります。たとえば、{{issue.description}}
は次のようなものを生成する可能性があります。
This text is {color:red}RED{color}
これは読みにくく、見栄えも冴えません。Automation for Jira Server には、これを HTML またはプレーン テキストとしてレンダリングする方法が用意されています。
HTML のレンダリング
HTML をレンダリングするには、フィールドの最後に「html」を追加するだけです。{{issue.description.html}}
は次のものを生成します。
<p>This text is <font color="red">RED</font></p>
上記によって説明は HTML に変換されます。
これではまだ思ったように表示されない場合があります。
Jira が HTML メールを送信する際はすべてのスタイルをメールに組み込むため、HTML は Jira と同じように表示されます。
残念ながらこれらのスタイルにはアクセスできないため、スタイルのない未加工の HTML を生成することとなります。
プレーンテキストのレンダリング
また、HTML/Wiki マークアップからすべてのテキストを抽出できます。通常、これはわかりやすいメールや通知を送信するための最適な方法です。
フィールドに「.text」を追加することで実行できます。{{issue.description.text}}
は次のものを生成します。
This text is RED
サポートされるフィールド
現在サポートしているものは次のとおりです。
- 説明
- 環境
- テキスト エリア カスタム フィールド
- コメント
- 作業ログ
メールが生成した課題から不要な Wiki マークアップを取り除く
この機能の思わぬメリットは、HTML メールが作成した課題の説明をクリーン アップできることです。こうした説明には、多くのフォント タグとカラー タグが含まれている可能性があります。これらを削除するには、課題を編集して説明を次のように設定するだけです。
{{issue.description.text}}}