Confluence Cloud でのナレッジベースの設定と権限
Jira Service Management プロジェクトを Confluence Cloud スペースにリンクしたら、エージェントとカスタマーの権限を適切に設定する必要があります。Confluence Data Center からスペースにリンクした場合は、代わりにナレッジ ベースの設定と権限を参照してください。
記事を表示できるユーザーを選択する
最初に、プロジェクトにリンクされているスペースをすべてのアクティブ ユーザーと顧客 (Atlassian Cloud アカウントが必要だがライセンスは不要) にするか、ライセンス ユーザーのみが内部目的で利用できるようにするかを決定する必要があります。その後、スペースへの匿名アクセスを許可できます。
ナレッジ ベース権限を設定するには、次の手順に従います。
プロジェクトを開きます。
[プロジェクト設定] > [ナレッジ ベース] の順に進みます。
- [リンクされたスペース] セクションで、設定を変更するスペースに対する [表示できるユーザー] リストを選択して、いずれかのオプションを選択します。
オプション 1: すべてのユーザーとカスタマー
ユーザーは記事を表示するために Atlassian Cloud アカウントにログインする必要がありますが、Confluence サイトへの製品アクセスは不要なためライセンスを消費しません。ユーザーにログインさせない場合は、匿名アクセスを許可できます。
この設定を有効にするには、Confluence Cloud と連携する際に選択したユーザーにスペースの管理権限が必要となります。
Confluence のタスク | ユーザーに必要なもの |
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匿名アクセスを許可した場合
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オプション 2. ラインセンスを持つユーザーのみ
ユーザーは Atlassian Cloud アカウントと Confluence サイトの製品アクセスを必要とします。ナレッジ ベースを社内目的で使用する予定でユーザーにライセンスをすでに割り当ててある場合は、このオプションを選択します。ここでは、一部の Confluence スペースへの匿名アクセスを有効にして、ユーザーがログイン不要でそれらを表示できるようにもできます。
Confluence のタスク | ユーザーが必要なもの |
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匿名アクセスを許可した場合
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匿名アクセスを設定して顧客がログイン不要で記事を閲覧できるようにする
ナレッジ ベースへのアクセスをすべてのアクティブなユーザーとカスタマーに付与した場合でも (上記オプション 1)、リクエストにリンクされている記事を表示するには Atlassian Cloud アカウントにログインする必要があります。カスタマーのアカウントを作成して毎回ログインしてもらわずに済むように、Confluence サイトと選択したスペースへの匿名アクセスを許可できます。
また、ログイン不要のポータルのアクセスを設定するために、ナレッジ ベースへの匿名アクセスを有効にする必要が生じる場合があります。ログイン不要のポータルのアクセス設定の詳細
匿名アクセスを許可した Confluence スペースは、Web 上の誰でも利用できます。
匿名アクセスを設定する
サイトとスペースの両方に匿名アクセスを許可する必要があります。
サイトで許可するには「パブリック アクセスをセットアップする」をご参照ください。匿名アクセスがサイトで許可されていても、明示的に許可するまでスペースは公開されません。
スペースで許可するには「スペースを公開する」をご参照ください。
ライセンスを消費せずに顧客用の Atlassian Cloud アカウントを作成する
匿名アクセスを有効にしない場合は、顧客を Atlassian Cloud に招待することで、顧客がライセンスを消費することなく、ログインしてナレッジ ベース記事を表示できます。簡単に言うと、顧客のアカウントで Confluence Cloud の製品アクセスが有効になっていないことを確認する必要があります。サイト上のユーザーの Confluence 製品へのアクセス権を削除する方法をご確認ください。