Jira Server のサイズ設定ガイド
このページに記載されているサイズ設定およびハードウェアの推奨事項は、Jira Server 用に作成されたものです。Jira Data Center でのサイズ設定のガイダンスが必要な場合、「Jira Data Center のサイズ プロファイル」をご確認ください。
サイズ設定の推奨事項
以下の表は、平均使用事例やハードウェア要件に基づいた、Jira インスタンスのサイズ設定の推奨事項です。実際の環境ごとの推奨事項は、それぞれの成長タイプ、強度、およびユースケースによって異なります。具体的な推奨事項が必要な場合、当社のエキスパートと協力することをおすすめします。パートナー/エキスパートの紹介に関心をお持ちの方はお問い合わせください。
さらに、エンタープライズ拡張要件の上限で実行していることがわかった場合には、JIRA Data Centerのドキュメントを確認してください。大規模な組織が、パフォーマンスやサイズ設定需要の増加に合わせて Jira ソリューションを拡張するのに役立つよう作られています。
サイズ設定の推奨事項
サイズ設定の凡例 | 小規模 | 中規模 | 大規模 | エンタープライズ規模 |
アプリケーションの使用状況 | ||||
ユーザー | 100 | 500 | 2000 | 10000 |
アクティブ (同時) ユーザー | 25 | 200 | 600 | 2000 |
課題 | 15000 | 60000 | 200000 | 1000000 |
課題/月 | 200 | 1000 | 4000 | 20000 |
カスタム フィールド | 50 | 150 | 300 | 600 |
権限スキーム | 3 | 15 | 25 | 100 |
プロジェクト | 20 | 80 | 200 | 300 |
親課題タイプ | 10 | 20 | 50 | 160 |
解決状況 | 10 | 20 | 30 | 40 |
優先度 | 10 | 15 | 25 | 40 |
ワークフロー | 5 | 20 | 35 | 100 |
システム レベル | 小規模 | 中規模 | 大規模 | エンタープライズ規模 |
システム要件 | ||||
CPU | このレベルのサーバーでは、デュアル コア タイプの CPU と、高速な物理的ハード ディスクをご検討ください。 | 中レベルのマシンでは、ホーム ディレクトリとバックアップに中レベルのサーバー CPU (クアッド コアなど) および高速なハード ディスク (7200RPM+) の使用をご検討ください。 | 高レベルなシステムでは、高い処理能力の使用 (デュアル クアッド コア以上) と、高い I/O パフォーマンスの確保 (10,000+ RPM やソリッド ステート ディスクの使用) をおすすめします。 | エンタープライズ規模の処理能力 (6 クアッド コア以上)、および可能な限り最大の I/O パフォーマンス (Raid 10、ソリッド ステート ディスク) を持つ、最上位のサーバーにする必要があります。 |
システム メモリ | 8 GB | > 8 GB | > 16 GB | > 128 GB |
JVM ヒープ サイズ | > 1 GB | > 2 GB | > 4 GB | 弊社のエキスパートにお問い合わせください |
アプリのイントール ディレクトリ | ~200 MB | ~200 MB | ~200 MB | ~500 MB |
バックアップ | > 100 MB | > 200 MB | 1 - 5 GB | 10 GB |
添付ファイル | 10 - 50GB | 50 - 100 GB | 100 GB | 400 GB |
アプリケーション ログ | 25 MB | 50 MB | 100 MB | 250 MB |
合計ディスク容量 | 10 - 50 GB | 50 - 100 GB | 100 - 200 GB | > 500 GB |
ハードウェア要件を予測する
以下に、組織用に Jira デプロイメントをサイズ設定する場合のベスト プラクティスをいくつか示します。このセクションの目標は、Jira のデプロイに必要なメモリ、ハード ディスク容量、およびその他の構成設定の開始点として、一般的なサイズ設定情報を提供することです。
カテゴリ | 一般的な推奨事項 | Jira |
---|---|---|
Java バージョン | Jira などのアトラシアン製品は、インストールされている Java バージョンに応じてパフォーマンスにわずかな違いが出ることがあります。 | Jira 7.0 以降では Oracle Java 1.8 が推奨されます。Jira 7.13.1 以降では、JIra による AdaptOpenJDK バージョン 8 のサポートも終了しています。 詳細については「Jira Server を AdoptOpenJDK で実行する方法」をご確認ください。 |
ディスク容量 | ディスク容量は一般的に、インスタンスのサイズと予測される成長によって異なります。最小要件に指定されているよりも多くのディスク容量を、対象のディレクトリ専用にすることをおすすめします。右の例では、一般的なインスタンスのサイズを定義しています。 | インストール ディレクトリ: 20 GB |
メモリ | 一般的に、アトラシアン アプリケーションがインストールされているサーバーの一般的なメモリと、そのアプリケーション専用の JAVA HEAP サイズは異なります。 | 上記の表を参照 |