Linux システムでの Discovery の使用
リリース 2.2.0 以降、Linux デスクトップ環境で Discovery ツールを使用できるようになりました。
[Discovery システム要件] ページに、テスト済みのすべての Linux 環境を記載しています。
もちろん、テストしていないその他多くの Linux ディストリビューションでも Discovery ツールを使用できます。
Give us your feedback on which Linux Distribution you are using Assets Discovery.
必要なもの
Discovery ツール (または Collector) を使用するには、最新の Mono パッケージをご利用の Linux システムにインストールする必要があります。
Mono Web サイトの手順に従って「mono --version
」でバージョンが 5.2.0 以上であることをご確認ください。
使用方法
必要な Mono パッケージをインストールすると、Discovery_x.x.x.x.zip パッケージをシステムに展開できます (例: /opt/)
付属している実行可能ファイル (Discovery.exe、Collector.exe、ScanViewer.exe) も使用できるようになりました。事前コマンド「mono
」をご使用ください。
例: 「mono Discovery.exe -s
」で DiscoverySetup を開始
付属のツールを使用するには、ドキュメント ページをご参照ください。
スケジュールされたスキャンの実行方法
Discovery とCollector はサービス (Windows-Service) として Linux システムにインストールできないため、
設定を確認するには関数を実行する cron タスクを追加する必要があります。
sudo 権限で cron タスクをセットアップする (sudo crontab -e
)
使用できる cron の一部を紹介します。
設定したスキャン設定を毎分確認して、時間に達すると実行します。
* * * * * mono /opt/Discovery/Discovery.exe -stsc
エージェントからのデータが、設定されたエージェント IP 範囲内であるかどうかを 10 分間隔で確認します。
*/10 * * * * mono /opt/Discovery/Discovery.exe -stad
コレクターがデータを転送できるかどうかを、毎分確認します。
* * * * * mono /opt/Discovery/Collector.exe
Windows システムに接続できないのはなぜですか?
Mono.Net は WMI をサポートしていないため、実際には接続できません。
Linux システム上で実行中の Discovery ツールを使用する Windows システムには接続できません。