スプリントを完了する
はじめる前に
- スプリントは スクラムボード にのみ適用されます。カンバンボードを利用している場合は、リリースをデプロイするを参照してください。
スプリントを完了させるには、Jira 管理者か、スプリントの管理権限またはスプリントの開始 / 完了権限を持つユーザーである必要があります。
スプリントを完了できない場合、ボードのフィルターが複雑で、クエリによって返されるプロジェクトを Jira Software が判断できていない可能性があります。詳細については、高度なケースでスプリントの権限管理を使用するを参照してください。
アクティブなスプリントを完了する
- 希望のボードのアクティブなスプリントへ移動します。
- 必要に応じて、完了するスプリントをスプリントドロップダウンから選択します。
- スプリントの完了 をクリックします。
ボードのアクティブなスプリントに複数のスプリントがある場合は、複数のスプリントのいずれかを選択するまで、[スプリントの完了] ボタンは表示されません。
スプリントを完了すると、以下のように処理されます：
- 完了した課題がアクティブなスプリントの外に移動されます。
- スプリントの終了時点で完了していない課題を、非アクティブなスプリント、バックログ、または新しいスプリントに移動できます。
- 親課題やサブタスクがあるスプリントの場合:
- 親課題は「完了」していても、そのサブタスクがすべて「完了」していない場合は、そのスプリントを完了させることはできません。サブタスクを先に完了させる必要があります。
- 親課題は「完了」していないが、そのサブタスクがすべて「完了」している場合、親課題は選択した将来のスプリントまたはバックログに移動します。この親課題が別のアクティブなスプリントの一部である場合、前に完了したサブタスクはそのまま「完了」となります。
- 課題には、スプリントの終了日は残りません。ただし、その課題のスプリントがいつ終了したかは常に確認できます。
スプリントの終了時に完了させるその他のタスク
ふりかえりを実施し、ノートをスプリントにリンクさせる
通常、スプリントの終了時には、スプリントのふりかえりを実施します。チームで完了したスプリントについて話し合うためのミーティング — また、開始、中断、継続が必要な事項についても話し合います。スプリントのふりかえりとして求められる成果としては、今後のスプリントのための改善にむけたアクションを見い出すことにあります。
Jira Software でスプリントを完了すると、"スプリント レポート" が表示されます。これは、チームのスプリントをふりかえる際に役に立つデータを提供します。Jira Software が Confluence にリンクされている場合、ふりかえりノートを Confluence ページとして作成し、スプリント レポートにリンクさせることもできます。詳細については、「Confluence ページをスプリントにリンクさせる」を参照してください。
バージョンの進捗を確認する
スプリントの終了時は、バージョンの進捗状況を確認する絶好の機会です。詳細については、バージョンの進捗を監視するを参照してください。
スプリントをバージョンとしてリリースする（オプション）
スプリントの終了時にチームがバージョンをリリースする場合、簡単に行うことができます。スプリント レポートの [完了した課題] セクションで [課題ナビゲーターで表示する] をクリックします。作業を開始する前に課題がバージョンに割り当てられていることを想定しています (これはレポート作成に役立ちます)が、この段階で課題のバージョンを指定する必要がある場合、Jira の一括編集を利用して、すべての課題を関連するバージョンに割り当てることができます (詳細は、「複数の課題を同時に編集する」を参照してください)。一度 "クローズ" した課題は編集できなくなるため ([解決済み] の場合は可能)、[完了] 列の課題のステータスが [クローズ] に設定されている場合、この操作は行えないことに注意してください。また、課題の "修正バージョン" の一括編集 は、一度に 1 つのプロジェクトでのみ行えることにもご注意ください。
次のスプリント計画を開始する
Jira Software でスプリントを完了すると、次のスプリント計画を開始できます。また、将来のスプリントに開始日と終了日を追加して、今後の複数のスプリントを計画できます。
注意: 並行スプリントを有効にしないと、アクティブなスプリントは一度に 1 つのみです。
次のステップ
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