Jira アプリケーション ホームディレクトリの設定

このページの内容

お困りですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。

コミュニティに質問

Jira ホーム ディレクトリには、Jira の動作の定義に関連する重要なデータが含まれます。Jira を起動するには、Jira インスタンスに対してホーム ディレクトリが定義済みである必要があります。

指定先

  • ディスク上の任意の場所を選択できますが、絶対パスを使用する必要があります

  • 複数の Jira インスタンスで同じホーム ディレクトリを使用することはできません。各インスタンスには独自のホーム ディレクトリが必要です。

  • ホーム ディレクトリはインストール ディレクトリとは独立して配置します (ディレクトリ内に含めることはできません)。これによって、バックアップやリストアなどの影響の大きい操作で情報を損失するリスクを最小限に抑えます。

Jira ホーム ディレクトリの設定

環境変数 推奨

JIRA_HOME 環境変数で Jira ホームを設定することをおすすめします。環境変数は、ほかの要素よりも優先して使用されます。たとえば、環境変数とプロパティ ファイルで異なるパスが指定されている場合、Jira は変数を使用します。

Linux の場合

以下のいずれかの方法を使用:

  • Jira を起動する前に、シェル / コンソール プロンプトで以下のコマンドを実行します。
export JIRA_HOME=/path/to/jira/home
  • /bin/start-jira.sh スクリプトに上記のコマンドを追加します。
Windows の場合

以下のいずれかの方法を使用:

  • Windows ユーザー インターフェイス ("マイコンピュータ" または "コンピュータ") から JIRA_HOME 環境変数を設定します。
  • コマンド プロンプトで、以下のコマンドを入力します。
set JIRA_HOME=C:\path\to\jira\home
  • \bin\start-jira.bat ファイルに上記のコマンドを追加します。

プロパティ ファイル

以下のように、<installation-directory>/atlassian-jira/WEB-INF/classes/jira-application.properties ファイルに Jira ホーム ディレクトリへのパスを追加します。

jira.home = /Users/charlie/Jira/jira_home

Windows の場合の注意

  • サブディレクトリ間に 2 つのバックスラッシュ (\) を使用します。例: C:\\path\\to\\Jira\\home
  • UNC パスを定義する場合、先頭のバックスラッシュのダブル エスケープを行う必要があります。例: \\\\machinename\\path\\to\\JIRA\\home

設定ツール

ホーム ディレクトリの場所は、Jira 設定ツールでも変更できます。

代替方法

Jira ホーム ディレクトリの場所をアプリケーション サーバー内のプロパティとして指定することもできます。この方法では、プロパティ ファイルで指定された jira.home がオーバーライドされます。

  • アプリケーション サーバーに "jira.home" という新しい Web コンテキスト プロパティを設定します。 

    これを行うには、server.xml ファイルの <parameter/> 要素の中で (<context/> の子要素として) この Web コンテキスト プロパティを定義する必要があります。

    <Context ...>
    ...
      <Parameter name="jira.home" value="c:/jira/home"/>
    ...
    </Context>

注意

  • Windows インストーラーを使用している場合、Jira ホーム ディレクトリを個別に設定する必要はありません。この場所を指定するプロンプトが、インストール過程で表示されます。 

  • 権限の問題により、Jira インストーラーがホームを作成できない場合があります。このような場合は、「"Could not create necessary subdirectory" のために Jira を開始できない」を参照してください。

最終更新日: 2022 年 10 月 12 日

この内容はお役に立ちましたか?

はい
いいえ
この記事についてのフィードバックを送信する
Powered by Confluence and Scroll Viewport.