サイトを手動でバックアップする
Confluence では、毎日一定の時間にサイトのフル エクスポートを実行し、データのバックアップを自動で作成できます。
サイトのフル エクスポートを実行することで、Confluence をいつでも手動でバックアップできます。
これを実行するには、システム管理者権限が必要です。
参考情報
- 主要なバックアップ方法として XML サイト バックアップに依存することはお勧めしません。代わりに、データベース、インストールおよびホーム ディレクトリを定期的に手動でバックアップすることをおすすめします。詳細は、「本番環境のバックアップ戦略」を参照してください。
- Marketplace アプリとユーザーがインストールしたアプリは XML エクスポートに含まれません。新しい Confluence サイトにサイト エクスポート ファイルをインポートしたあと、Confluence にバンドルされていないすべてのアプリをすべて再インストールする必要があります (
plugindata
テーブルは手動バックアップではバックアップされません)。 - 以前のバージョンの Confluence にサイト エクスポートの XMLファイルをインポートすることはできません。
サイト エクスポート ファイルを作成する
サイトの XML エクスポートを作成するには、
- Go to Administration > General Configuration > Backup & Restore.
- [backups ディレクトリにもコピーを保存] を選択し、Confluence の backupsと同じフォルダにバックアップのコピーを保存します。
バックアップをアーカイブしない場合、ファイルをダウンロードできますが、24 時間後にサーバーから削除されます。 - [添付ファイルを含める] を選択し、添付ファイルをバックアップに含めます。
- [エクスポート] を選択します。
このプロセスには時間がかかる場合があります。
一時ディレクトリを消去スケジュール ジョブによって /temp
ディレクトリのコンテンツが毎日午後 4 時に削除されて、エクスポートしたファイルも削除されるため、サイトの規模が大きい場合はこのジョブを一時的に無効にする必要があります。エクスポートが完了したら、このジョブを再度有効にする必要があります。
たとえば、URL:
http://localhost:8090/confluence/admin/backup.action
をサーバーから直接使用します。
エクスポートに含まれるもの
このサイト エクスポートにはスペース (ページ、ブログ、コメント、添付ファイル、および未公開の変更を含む)、ユーザー、およびグループが含まれます。サイトに必要なものすべて (アドオンを除く)。
サイト エクスポート ファイルを取得する
Confluence は、<home-directory>/backups>
ディレクトリに、zip 形式の XML ファイルとしてバックアップを作成します。このファイルを取得するには、Confluence サーバー自体にアクセスする必要があります。
Confluence 内からのエクスポート ファイルのダウンロードを許可する
デフォルトでは、Confluence 内からバックアップ ファイルを取得することはできません。この機能は、セキュリティ上の理由で無効化されていますが、有効化することもできます。この機能が有効である場合、バックアップ処理が終了すると、バックアップ ファイルをダウンロードするように Confluence から要求されます。アトラシアンは、本番環境ではこの機能を 無効 にすることを推奨します。
Confluence 内からのバックアップ ファイルのダウンロードを有効にするには:
- Confluence を停止します。
<confluence-home>\confluence.cfg.xml
ファイルを編集します。admin.ui.allow.manual.backup.download
をtrue
に変更します。- Confluence を再起動します。
上記の設定プロパティの値が 'true' の場合、Confluence 管理コンソールを介してサイトのバックアップを手動で実行した後、バックアップファイルをダウンロードできます。このプロパティの値が 'false' またはプロパティが設定ファイルに存在しない場合、 Confluence サーバーのファイルシステムからバックアップファイルを取得する必要があります。既定では、値は 'false' です。
サイト エクスポート ファイルを復元する
このファイルをインポートする Confluence のバージョンに関するいくつかの制限があります。最も重要なのは、Confluence の以前のバージョンにインポートできないということです。詳細とトラブルシューティングのヒントについては「サイトの復元」をご参照ください。