Git
このページでは、Git リポジトリを使用するように Bamboo を設定する方法について説明します。
Bamboo では、次のレベルでリポジトリを指定できます。
- グローバル - Bamboo のすべてのプランでリポジトリを利用できます。
- プラン - Bamboo プランのすべてのジョブでリポジトリを利用できます。
- ジョブ - Bamboo ジョブのすべてのタスクでリポジトリを利用できます。
推奨されるアプローチは、リンクされたソース リポジトリをグローバル レベルで設定することです。「ソース コード リポジトリへのリンク」を参照してください。
Git ソース リポジトリを設定する前に、Git 機能を事前に定義しておく必要があります。「新しいバージョン管理機能を定義する」を参照してください。
Bamboo には独自の Git 実装が組み込まれていることに注意してください。ただし、シンボリック リンク、サブモジュール、自動ブランチ検出、自動マージを使用するには、ネイティブ Git を使用する必要があります。これらは組み込みの Git ではサポートされていません。
Git は次の場所からダウンロードできます。
- Windows: http://code.google.com/p/msysgit/downloads/list?can=3&q=official+Git
- Linux および Mac: http://git-scm.com/download
Bamboo Cloud では SSH 認証を利用できないことにご注意ください。
Git ソース リポジトリを設定する
- リンクされたリポジトリ、プラン、またはジョブのポジトリ設定に移動します。「ソース コード リポジトリへのリンク」を参照してください。
- [リポジトリの追加] をクリックして新しいリポジトリを追加するか、既存のリポジトリ設定を編集します。
- [Source Repository (ソース リポジトリ)] リストから [Git] を選択します。
- Bamboo 内でリポジトリを識別するのに役立つ [表示名] を入力します。
- プランの Git ソース リポジトリ用に次の設定を指定できます。
| リポジトリ URL | Git リポジトリのフル パス (例: https://bitbucket.org/atlassian/bamboo-git-plugin.git) 有効な URL の形式は次のとおりです。
| |
| ブランチ | 作業する関連ブランチ (またはタグ) の名前を入力します。master ブランチで作業する場合は、空のままにします。 | |
| 認証タイプ | None (なし) – リポジトリに匿名でアクセスする場合は [None (なし)] を選択します。 | |
| Username/password (ユーザー名 / パスワード) – ユーザー名とパスワードで認証します。 | ||
| SSH private key (SSH 非公開キー) – SSH キーをアップロードし、対応する SSH パスフレーズを指定します。 | ||
| Use shallow clones (shallow clone を使用する) | Bamboo で shallow clone を実行できるようにします (つまり、履歴は指定のリビジョン数に切り捨てられます)。これにより、最初のコード チェックアウトの速度が向上するはずですが、ビルドがリポジトリ全体の履歴に依存している場合は、このオプションを使用しないことをお勧めします。shallow clone は既定で有効になっています。 | |
| POM ファイルの場所 | (上記で定義した) Git の [Repository URL (リポジトリ URL)] のルートを基準にしたプロジェクトの (Maven 2 プロジェクトをインポートする場合にのみ利用可能) | |
詳細オプション
| サブモジュールを使用する | リポジトリにサブモジュールが定義されている場合に、サブモジュールのサポートを有効にするために選択します。エージェントにネイティブの Git 機能が定義されていない場合、サブモジュールのサポートは無効になります。 |
|---|---|
| コマンド タイムアウト | これは、ハングした Bitbucket プロセスを停止するのに役立ちます。低速なネットワークでは、Bamboo が Git リポジトリの最初の複製を作成する時間を確保するため、既定のタイムアウトを長くすることを検討してください。 |
| 詳細なログ | Git コマンドからのより詳細なログを有効にします。Bamboo で Git に関する問題が発生した場合は、このオプションを使用してください。 |
| Enable Quiet Period (待機期間を有効にする) | 1 つのコミットが検出されてからビルドが開始されるまでの遅延を指定します。これによって、複数のコミットを 1 つのビルドに集約できます。 |
| Include/Exclude Files (ファイルを含める/除外する) | Bamboo での変更の検出に使用する (または使用しない) ファイルを指定できます。"Include (含める)" オプションを設定した場合、Bamboo では変更の検出に指定のファイルのみが使用されます (既定ではすべてのファイルがチェックされます)。同様に、"Exclude (除外する)" オプションを設定した場合、Bamboo での変更の検出時に除外ファイルは無視されます。 [ファイル パターン] に、Bamboo が含める (または除外する) ファイルに一致する正規表現を入力します。この正規表現パターンは、リポジトリ内のファイル パスと一致しなければなりません。例については、「サブページ」を参照してください。 |
| Exclude Changesets (チェンジセットを除外) | ビルドを開始しないチェンジセットのコミット メッセージに合うように正規表現を入力します。 |
| Web リポジトリ | Web ブラウザでリポジトリを表示できる場合は、リポジトリの種類を選択します。 これによって、関連するファイルへのリンクをビルド結果の [コード変更] セクションに表示できます。 |
Stash - リポジトリの次の詳細を指定します。
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FishEye – リポジトリの URL およびその他の詳細を指定します。
リポジトリのパスを特定する方法 以前にリポジトリの変更を加えてビルドを実行したことがある場合、リポジトリのパスを特定する最も簡単な方法は、コード変更を表示して、変更されたいずれかのファイルのパスの先頭から適切なルート ディレクトリ (の直前) までのパスをコピーすることです。リポジトリのルート ディレクトリは、FishEye でリポジトリをブラウズした際に表示されるディレクトリです (例: |