Elastic Bamboo について
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考え方の概要
Elastic Bamboo の考え方の概要
Bamboo ビルド ジョブは、エラスティック エージェント機能がジョブの要件を満たしていれば、エラスティック エージェントで実行できます。Bamboo は、利用可能なエラスティック エージェントに関連するジョブをビルド キューから自動的に割り当てます。ジョブを割り当てるには、エラスティック エージェントがすでに実行されている必要があります。
エラスティック エージェントは、エラスティック イメージの新しいインスタンスを作成することによって開始されます。この新しいエラスティック インスタンスを作成すると、そのインスタンスでエラスティック エージェント プロセスが自動的に実行されます。エージェントは、作成されたイメージの機能を継承します。同じイメージから複数のインスタンスを作成できますが、1 つのインスタンスで実行できるエージェント プロセスは 1 つだけです。
エラスティック エージェントでのジョブの実行が完了すると、(エラスティック エージェント以外で実行された他のジョブの結果と同様に) その結果が表示されます。エラスティック エージェントとインスタンスは、シャットダウンされるまで実行され続けます。エラスティック インスタンスをシャットダウンすると、エージェントはオフラインになるのではなく、終了します。ただし、Bamboo は、実行したジョブなど、終了したエラスティック エージェントに関する履歴情報を保存します。
Elastic Bamboo を使用するには、Amazon Web Services (AWS) アカウントが必要です。Elastic Bamboo は Amazon のリソースを利用しているため、Elastic Bamboo のコストは Bamboo のライセンス コストとは別に Amazon から請求されます。
Bamboo を設定して、ビルド キューの要求に基づいてエラスティック インスタンスを自動で起動およびシャットダウンできることをご存知でしたか? 詳細については、「Elastic Bamboo を設定する」をご参照ください。
重要な用語
エラスティック イメージ
Amazon Web Services (AWS) に登録されたエラスティック イメージのそれぞれに、AMI ID と呼ばれる独自の識別子があります。
1 つの Bamboo Server に複数のエラスティック イメージを関連付けられます。1 つの既定の共有イメージがアトラシアンによって AWS で管理されており、すべての Elastic Bamboo ユーザーが利用できます。
独自のカスタム エラスティック イメージを作成することもできます。
エラスティック インスタンス
エラスティック インスタンスは、エラスティック イメージの実行中のインスタンスです。エラスティック イメージが起動されると、1つのエラスティック インスタンスが作成されます。したがって、1つのエラスティック イメージを複数回起動すると、複数のエラスティック インスタンスが作成されます。エラスティック インスタンスが作成されるたび、そのインスタンス上に1つのエラスティック エージェントが作成されます。
概念的には、エラスティック インスタンスはコンピュータとして考えることができます。エラスティック エージェントのプロセッサはこのコンピュータ上で動作し、エラスティック イメージはブート ハード ドライブです。ただし、コンピュータとは異なり、エラスティック インスタンスは一時的でステートレスです。エラスティック インスタンスがシャットダウンされると、以下のようになります。
- エラスティック インスタンスがハード ブート ドライブに行った変更（エージェント ログ ファイルなど）は保持されません。
- インスタンス自体に対するカスタマイズも失われます。
Amazon エラスティック ブロック ストアは、エラスティック インスタンス用の永続ストレージを提供することができます。
エラスティック エージェント
Elastic Bamboo をセットアップする
Bamboo のインストール用に Elastic Bamboo をセットアップする場合は、「Elastic Bamboo の使用を開始する」をお読みください。このドキュメントでは、Elastic Bamboo の初期設定と最初のジョブ ビルドの実行について説明します。