コラボレーション ツールとの統合
Confluence との連携
Confluence との連携により、チームは Confluence 内で Jira アプリケーションの課題を共有し、話し合い、作業を行うとともに、Jira Service Management の顧客向けにナレッジ記事を作成できます。Confluence を Jira アプリケーションと統合するメリットを得るには、次のようないくつかの方法があります。
項目 | できること |
---|---|
バグ | 不具合のワークアラウンドを記述するためのナレッジベースを作成します |
新機能 | 新しい機能のための製品要件ドキュメントを作成する |
セルフサービス | 顧客が自分で解決方法を見つけるために、カスタマー ポータルに表示するナレッジ記事を作成する |
一般的なJira のユースケース | 課題についてドキュメントを作成し、チームと協業する |
ここにあるのは Confluence でできることのごく一部です :
- ページの共有
- ページのウォッチ
- Jira Service Management の課題からナレッジ記事を作成する
- 協業のためにコメントする、とりわけ @メンションを利用する
- チームのネットワークを構築し、 ステータスを更新することによって、自分が取り組んでいる作業をチームに知らせる
- 画像、画像ギャラリー、ビデオ等を追加する
- 様々なコンテンツマクロを有効にする
詳細は、JIRA と Confluence の統合 を参照してください。
HipChat との連携
複数の Hipchat インスタンスを同じ Jira インスタンスに接続することはできませんが、複数の Jira インスタンスを同じ Hipchat インスタンスに接続することは可能です。Jira アプリケーションと Hipchat を連携することで、ユーザーやチームで次のようなコラボレーション機能を活用できます。
- 顧客が Jira Service Management リクエストを更新した時や、課題に開発者がコメントをした時に Hipchat ルームで通知を受け取ることができます
- チームで議論したい時、作業中の課題から 専用の HipChat ルームを作成することができます
- チームの誰かがメンションした際に Hipchat の中で Jira の課題および Jira Service Management リクエストを直接プレビューできます。
はじめる前に
Jira サーバーと HipChat との統合により、次のような方法で 2 つのアプリケーション間の情報共有を行います。
- Push:Jira が HipChat に通知を送信する。
- Pull: HipChat が Jira から情報を取得する。 Jira サーバーがファイヤウォールの内側にある場合、( アドレス可能な URL を割り当てることにより)インターネットからサーバーにアドレス可能にする必要があります。ファイヤウォールの内側の Jira サーバーにアクセスできない場合でも、統合を利用することは可能で、Jira 課題のプレビューなどのプル メッセージを受信できないだけです。あるいは、同じファイアウォールの内側に HipChat サーバーをインストールして設定することができます。
接続ステータスは接続フィールドに表示されます。
- 接続: HipChat と Jira が接続されていて、正常に動作しています。継続してください。
- 制限あり: HipChat は Jira サーバーに接続できません。 - ファイアウォールの内側にある可能性があります。HipChat で Jira からのメッセージは受信できますが、(課題プレビューや@メンションなど)一部の機能が動作しない場合があります。
- 接続なし: HipChat サーバーに接続できませんでした。接続が復元されるまで、統合機能は使用できません。接続の問題を診断するには、Jira 管理者に連絡してください。
- 不明: HipChat は接続ステータスを判断できず、Jiraサーバーに接続できない場合があります。一部、またはすべての機能が動作しない可能性があります。
Jira と HipChat のリンク
- Jira 管理者またはプロジェクト管理者としてログインします。
- 画面右上で [管理] > [アプリ] の順に選択します。
- 統合セクションまでページを下にスクロールし、HipChat を選択します。
- [Hipchat に接続] を選択します。
- 画面の指示に従って、Jira を HipChat サイトにリンクします。
- HTTPS を介して Hipchat サーバーを実行している場合、Jira の証明書ストアに SSL 証明書をインポートする必要があります。設定の詳細は、「SSL サービスに接続する」を参照してください。
HipChat で Jira 通知を設定する
- 管理者として Jira にサインインします。
- 画面右上で [管理] > [アプリ] の順に選択します。
- 統合で、HipChat を選択します。
- プロジェクトと HipChat ルーム間のリンクを作成します。
- プロジェクト ドロップダウン メニューからプロジェクトを選択します。
- HipChat ルームを選択します。
- 追加をクリックします
- あるいは、編集をクリックして、既存のリンクを変更します。
使用する通知設定を設定します。
- ステータス: Jira と Hipchat の接続状態
- メッセージ: ルームに送信するメッセージを選択します。
HipChat サイドバーに Jira 課題を設定する
HipChat にサインインします。この設定を行うには、設定するルームの管理者である必要があります。
トップ メニューから統合を選択します。
ドロップダウンから、設定するルームを選択します。
インストール済みを選択して、このルームにインストールされている統合を表示します。
Jira との統合を選択します。
グランスの有効化を選択します。グランス設定が表示されます。
グランスに名前を付けて、基本フィルターまたは JQL フィルターを設定します。グランス名は、フィルターの目的を表す名前にする必要があります。
1. 名前: 課題の上の Hipchat ルームのサイドバーに表示されます。
2. 課題フィルター: サイドバーに表示する課題。
保存をクリックします。 HipChat でルームを開き、グランスをクリックして、これらの課題をサイドバーに表示します。
OAuth 権限を削除する
Jira に付与した Hipchat へのアクセス権限を削除できます。たとえば、Hipchat に代わってユーザーを招待する Jira 権限を付与した場合、次のようにして権限を削除します。
- アバターを選択してプロファイルにアクセスします。
- プロファイルをクリックします。
- ツールを選択します。
- HipChat OAuth セッションをクリックします。
- アクセス権の削除 を選択します。
Portfolio for Jira との統合
Portfolio for Jira を使用すれば、複数のチームやプロジェクトにまたがる作業を 1 つの画面で正確に表示し、計画し、管理できます。Jira と Portfolio for Jira の協働のしかたについては、ガイド を参照してください。