このドキュメントでは、Confluence のデータを既存のデータベースから別のデータベースに移行する方法について説明します。以下の手順は、主に評価データベースから本番データベースに移行することを目的としています。大規模なデータセットの移行には、サードパーティのデータベース移行ツールが必要になります。

本ページでは、次のシナリオを取り上げます。

  • You should use this page when moving from the embedded database to an external database.

  • Provided your dataset is not large, you may use this method to move from one type of external database to another. For example, from Oracle to PostgreSQL.

  • Similarly, if the dataset is not large, you can use this method to upgrade your database to a new version of the same database. Note: You do not need to migrate your data if you are upgrading the database in place.

Note: If you are simply moving your database from one server to another you can just change the JDBC URL in <confluence.home>/confluence.cfg.xml (if you are using a direct JDBC connection) or in the definition of your datasource (if you are connecting via a datasource).

データベース移行の制限事項

注意: Confluence に組み込まれている XML エキスポートは、大きなデータセットのバックアップや移行には適していません。そのようなデータ移行に役立つサードパーティ製ツールが数多くあります。もし適切なツールを選択するために支援が必要な場合、あるいは移行作業そのものに対して支援が必要な場合、アトラシアンエキスパートの 1 社をご紹介することができます。

データベースの移行

移行を実行する方法には 2 種類あり、どちらも本ページで説明しています。

  1. 方法 1 は標準的な手順です。

  2. インストールの添付ファイルの合計サイズが 500 メガバイトを超える場合、方法 2 を使用します。

方法 1 - 標準的な手順

ステップ 1 :アドオンをメモする

現在 Confluence にインストールされ、有効になっているアドオン(プラグイン)をメモし、あとでそれらのアドオンを元に戻せるようにします。それぞれのアドオンについて、以下の項目をメモします。
  • アドオン名
  • バージョン
  • 有効か無効化の状態。自分でモジュールを有効化または無効化して、設定を既定から変更している場合に、この情報が役立ちます。

ステップ 2: データをバックアップする

  1. Confluence 管理コンソールを使用して、既存データの XML バックアップを作成します。「手動によるサイトのバックアップ」を参照してください。XML ファイルの置き場所をメモします。このメモは、後で新しいデータベースに Confluence データをインポートするために必要になります。
  2. Confluence をシャットダウンします。
  3. Make a copy of the Confluence Home and other important directories. This is a precautionary measure, to ensure you can recover your data if it is mistakenly overwritten.
  4. 外部データベースを使用している場合、そのデータベースとともにインストールされたユーティリティを使用して、バックアップを別に作成します。これも予防措置です。

ステップ 3:新しいデータベースを設定する

新しいデータベースのセットアップ手順を選択し、以下の手順に従います。
  • データベース サーバーをインストールします。
  • 手順にしたがって、データベース サーバーに必要な設定を行います。
  • Confluence データベースとユーザーを追加します。このステップで定義したユーザー名とパスワードをメモしておきます。あとで Confluence セットアップ ウィザードを実行するときに、このメモ内容が必要になります。

ステップ 4.新しい場所に Confluence(同じバージョン番号)をインストールする

ここで、別のホームディレクトリ パスとインストール パスを使用して、もう一度 Confluence をインストールします。

注意: 既存のインストールと同じバージョンの Confluence を使用する必要があります。(Confluence をアップグレードする場合は、別のステップとして実行する必要があります。)たとえば、Confluence 5.1.2 を実行している場合、新しいインストールも Confluence 5.1.2 である必要があります。

Confluence インストーラー を実行する場合:

  • カスタム インストールを選択します 。(既存のインストールのアップグレードは選択 しません。)
  • 新しいインストール先ディレクトリ を選択します。これが新しい Confluence インストール ディレクトリです。これは既存の Confluence インストールと同じであってはなりません。
  • 新しいホーム ディレクトリ を選択します。これが新しい Confluence のデータ ディレクトリです。これは既存の Confluence インストールと同じであってはなりません。

ステップ 5.必要に応じて、データベース ドライバをダウンロードし、インストールする

なお、 Confluence にはデータベース ドライバーがいくつか組み込まれていますが、組み込まれていないドライバーはユーザー自身でインストールする必要があります。新しいデータベースのセットアップ手順に従い、必要に応じて、データベース ドライバーをダウンロードし、インストールします。

ステップ 6.Confluence のセットアップ ウィザードを実行し、新しいデータベースにデータをコピーする

Confluence のセットアップ ウィザードを実行する場合:
  • いつも通りにライセンス キーを入力します。
  • インストール種別は、本番用インストールを選択します。
  • データベース設定ステップでは、ドロップダウン メニューから新しいデータベースの種類を選択し、外部データベース を選択します。
  • 接続タイプには、JDBC 直接接続 または データソース接続 を選択します。どちらかわからない場合は、JDBC 直接接続を選択します。これが最も一般的な接続タイプです。
  • データベースの ユーザー名とパスワード を入力するよう求められたら 、前のステップでデータベース サーバーに Confluence データベースを追加するときに定義した資格情報を入力します。
  • コンテンツの読み込みステップでは、バックアップからの復元 を選択します。ここで XML バックアップからデータをインポートします。XML ファイルにアクセスする方法には、次の 2 つのオプションがあります。
    • ネットワーク上の XML バックアップの場所を参照し、アップロードと復元を選択します 。
    • Alternatively, put the XML file in the Confluence home directory of the new site (<CONFLUENCE-HOME-DIRECTORY>\restore) then choose Restore.

注意: Confluence セットアップ ウィザードで復元しないことを選択した場合は、後でインポートすることができます。Confluence 管理コンソールに移動し、XML バックアップを復元することを選択します。「サイトのバックアップと復元」を参照してください。

ステップ 7.アドオンを再インストールする

Confluence にバンドルされていないすべてのアドオン(プラグイン)を再インストールします。
  • 古い Confluence サイトのアドオンと同じバージョンのアドオンを使用します。
  • アドオンによって作成されたデータは、XML バックアップに含まれているため、新しい Confluence サイトにはすでに存在しています。

ステップ 8.新しいマシンの設定を確認する

Confluence を別のマシンに移行する場合、次の設定を確認する必要があります。

方法2 - 大容量の添付ファイルをインストールする場合

始める前に

Before proceeding with these instructions please check the following.

  • Your existing installation must be Confluence 2.2 or later.
  • Your attachments must be stored in the file system, not in your database. (To migrate between attachment storage systems, see Attachment Storage Configuration.)

The instructions below will only work if both of the above are true.

ステップ 1 :アドオンをメモする

現在 Confluence にインストールされ、有効になっているアドオン(プラグイン)をメモし、あとでそれらのアドオンを元に戻せるようにします。それぞれのアドオンについて、以下の項目をメモします。
  • アドオン名
  • バージョン
  • 有効か無効化の状態。自分でモジュールを有効化または無効化して、設定を既定から変更している場合に、この情報が役立ちます。

ステップ 2: データをバックアップする

  1. Confluence 管理コンソールを使用して、既存データの XML バックアップを作成します。「手動によるサイトのバックアップ」を参照してください。XML ファイルの置き場所をメモします。このメモは、後で新しいデータベースに Confluence データをインポートするために必要になります。
  2. Confluence をシャットダウンします。
  3. Confluence ホーム ディレクトリ内の attachments ディレクトリ (<CONFLUENCE-HOME-DIRECTORY>\attachments) のコピーを作成します。このデータは、以降で新しい Confluence インストールに Confluence の添付ファイル データをコピーする際に必要になります。
  4. 外部データベースを使用している場合、そのデータベースとともにインストールされたユーティリティを使用して、バックアップを別に作成します。これも予防措置です。

ステップ 3:新しいデータベースを設定する

新しいデータベースのセットアップ手順を選択し、以下の手順に従います。
  • データベース サーバーをインストールします。
  • 手順にしたがって、データベース サーバーに必要な設定を行います。
  • Confluence データベースとユーザーを追加します。このステップで定義したユーザー名とパスワードをメモしておきます。あとで Confluence セットアップ ウィザードを実行するときに、このメモ内容が必要になります。

ステップ 4.新しい場所に Confluence(同じバージョン番号)をインストールする

ここで、別のホームディレクトリ パスとインストール パスを使用して、もう一度 Confluence をインストールします。

注意: 既存のインストールと同じバージョンの Confluence を使用する必要があります。(Confluence をアップグレードする場合は、別のステップとして実行する必要があります。)たとえば、Confluence 5.1.2 を実行している場合、新しいインストールも Confluence 5.1.2 である必要があります。

Confluence インストーラー を実行する場合:

  • カスタム インストールを選択します 。(既存のインストールのアップグレードは選択 しません。)
  • 新しいインストール先ディレクトリ を選択します。これが新しい Confluence インストール ディレクトリです。これは既存の Confluence インストールと同じであってはなりません。
  • 新しいホーム ディレクトリ を選択します。これが新しい Confluence のデータ ディレクトリです。これは既存の Confluence インストールと同じであってはなりません。

ステップ 5.必要に応じて、データベース ドライバをダウンロードし、インストールする

なお、 Confluence にはデータベース ドライバーがいくつか組み込まれていますが、組み込まれていないドライバーはユーザー自身でインストールする必要があります。新しいデータベースのセットアップ手順に従い、必要に応じて、データベース ドライバーをダウンロードし、インストールします。

ステップ 6. Confluence のセットアップ ウィザードを実行し、新しいデータベースにデータをコピーする

Confluence のセットアップ ウィザードを実行する場合:
  • いつも通りにライセンス キーを入力します。
  • インストール種別は、本番用インストールを選択します。
  • データベース設定ステップでは、ドロップダウン メニューから新しいデータベースの種類を選択し、外部データベース を選択します。
  • 接続タイプには、JDBC 直接接続 または データソース接続 を選択します。どちらかわからない場合は、JDBC 直接接続を選択します。これが最も一般的な接続タイプです。
  • データベースの ユーザー名とパスワード を入力するよう求められたら 、前のステップでデータベース サーバーに Confluence データベースを追加するときに定義した資格情報を入力します。
  • コンテンツの読み込みステップでは、バックアップからの復元 を選択します。ここで XML バックアップからデータをインポートします。XML ファイルにアクセスする方法には、次の 2 つのオプションがあります。
    • ネットワーク上の XML バックアップの場所を参照し、アップロードと復元を選択します 。
    • Alternatively, put the XML file in the Confluence home directory of the new site (<CONFLUENCE-HOME-DIRECTORY>\restore) then choose Restore.

注意: Confluence セットアップ ウィザードで復元しないことを選択した場合は、後でインポートすることができます。Confluence 管理コンソールに移動し、XML バックアップを復元することを選択します。「サイトのバックアップと復元」を参照してください。

ステップ 7 :添付ファイルをコピーする

attachments ディレクトリ (<CONFLUENCE-HOME-DIRECTORY>\attachments) のコンテンツを、古い Confluence ホーム ディレクトリから新しい Confluence ホーム ディレクトリにコピーします。

ステップ 8.アドオンを再インストールする

Confluence にバンドルされていないすべてのアドオン(プラグイン)を再インストールします。
  • 古い Confluence サイトのアドオンと同じバージョンのアドオンを使用します。
  • アドオンによって作成されたデータは、XML バックアップに含まれているため、新しい Confluence サイトにはすでに存在しています。

ステップ 9.新しいマシンの設定を確認する

Confluence を別のマシンに移行する場合、次の設定を確認する必要があります。

データベース内の大文字と小文字の区別に関する注意

「照合」はデータの並べ替えと比較の方法を決定する一連のルールを指します。大文字と小文字の区別は照合の観点の 1 つです。他の観点としては、仮名(日本語スクリプト)の区別や文字幅(1 バイト文字と 2 バイト文字)の区別があります。

照合時の大文字と小文字の区別の有無 - どのような設定で Confluence データベースを作成する必要があるでしょうか?既存の Confluence インスタンスを別のデータベースに移行するときはどうでしょうか?

新しい Confluence インスタンスの設定

新しい Confluence インスタンスの場合、Confluence データベースで大文字と小文字を区別する照合を使用することをお勧めします。これは多くのデータベースシステムで使用される既定の照合タイプです。

注意:データベースが大文字と小文字を区別して照合するように設定されている場合でも、Confluence はすべてのユーザー名を小文字に変換してからデータベースに保存します。たとえば、「joebloggs」と「joeBloggs」と「JoeBloggs」は同じユーザー名として扱われることになります。

別のデータベースへの既存の Confluence インスタンスの移行

既定の Confluence 設定では、データベースで大文字と小文字を区別する照合を使用します。これは、既定の条件で作成されたデータベースでは典型的な設定です。このタイプの設定から新しいデータベースに移行する場合、新しいデータベースで大文字と小文字を区別する照合を使用することをお勧めします。データを保存していた元の Confluence サイトでは大文字と小文字の区別が必要であり、移行先で大文字と小文字を区別しない照合を使用する場合、(たとえば、XML インポート経由で)移行した後のデータに整合性の問題が発生する可能性があります。

トラブルシューティング

If you are unable to restore your XML backup, consult our troubleshooting guide.

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