サーバー管理者向けに提供されるこのガイドは、Confluence 無料トライアル期間を活用してサーバーのハードウェア要件を見積もるためのものです。サーバーに対する負荷は予測困難であり、プロダクション時の Confluence ハードウェア要件を評価するためには実際にテストを行うことが最良の方法です。

ピークビジター数は、Confluence へのアクセスやページの更新を同時にリクエストするブラウザーの最大数を意味します。ビジターは最初にページリクエストを発行してから接続が終了するまでビジター数にカウントされ、外部からのアクセスが許可されている場合はログインしてい るユーザーに加えてインターネット経由のビジターもその数に含まれます。ストレージ要件は、Confluence 内に保存するページ数や添付ファイル数に依存します。

ハードウェアの最小要件

Confluence を単独で実行する際に必要となるハードウェア最小要件を以下に示します。例えば Confluence のアロケーションに必要な最小ヒープサイズは 512MB です。この他に、オペレーティングシステムやサーバー上で実行する他のアプリケーションがあればそれらを稼動させるための最低限のハードウェアも追加する必要が あります。なお、ここに記載した要件は一般的なガイドラインを示すもので、実際にはこれでは不足な場合があることにご留意ください。

小規模システムでは、サーバーの負荷はピークビジター数でほぼ決まります。

同時ユーザー数 5 の場合

  • CPU : 2GHz 以上
  • 512MB RAM
  • データベース空き領域: 5GB

同時ユーザー数 25 の場合

  • CPU: クアッドコア、2GHz 以上
  • RAM: 2GB 以上
  • データベース空き領域: 10GB

Note: Please be aware that while some of our customers run Confluence on SPARC-based hardware, Atlassian only officially supports Confluence running on x86 hardware and 64-bit derivatives of x86 hardware.

ハードウェア仕様の実例

以下に、Confluence インスタンスがクラスター構成ではない場合のハードウェア仕様の実例を示します。RAM 容量がサーバーのトータル容量であるか JVM にアロケートされた容量であるかは記載がありませんでした。空欄はその情報が提供されなかったことを意味します。

アカウント数

スペース

ページ

CPU コア数

CPU 動作周波数 (GHz)

RAM (MB)

注意

150

30

1,000

1

2.6

1,024

 

350

100

15,000

2

2.8

1,536

 

5,000

500

 

4

3

2,024

 

10,000

350

16,000

2

3.8

2,024

 

10,000

60

3,500

2

3.6

4,048

 

21,000

950

 

2

3.6

4,048

 

85,000

100

12,500

4

2.6

4,048

3 machines total: application server, database server, Apache HTTPD + LDAP tunnel server. See Accenture's slides and video for full details (That link isn't working, but the slides can be found here)

サーバー負荷とスケーラビリティー

Confluence に必要なサーバーハードウェア構成を計画する際には、ピークビジター数やエディター/ビューアー比、トータルのコンテンツ規模の3つの要素に基づいてサーバーのスケーラビリティーを見積もっておく必要があります。

  • エディター/ビューアー比とは、コンテンツに書き込みを行うビジター数の、コンテンツの閲覧のみを行うビジター数に対する比です。
  • トータルのコンテンツ規模を見積もるためにはトータルのスペース数を用いるのが最も妥当な方法です。

Confluence はビジター数が安定している場合にはスケーリングに十分対応できますが、ビジターがあらかじめ定めたピークビジター数に達した場合、エディター数やスペース数が非常に少ない場合などはスケーリングが難しくなります。また、ユーザーは次の点に留意する必要があります:

大規模またはミッションクリティカルな Confluence のインストール に記載されているように、システム性能を改善し更なるスケーリングに対応するための必要事項を知るためには、ユースケースに対応した負荷テストとシステムの継続的なモニタリングが重要なステップとなります。

大規模な実使用例

以下は、アトラシアンに報告があったお客様での実使用時または性能テスト時パラメーターの最大値です。これらの値を超える場合は、クラスタリングによる負荷分散データベースチューニング、およびその他のパフォーマンスチューニングを実施することを推奨します。

最大スペース数

1700

最大内部ユーザー数

15,000

最大 LDAP ユーザー数

100,000

最大ページ数

80,000

ハードディスク要件

All wiki content is stored in the database, while attachments use either the database or filesystem. For example, the wiki instance you are reading now uses approximately 1 GB of database space and 9.4 GB of disk space.

Here is a breakdown of the disk usage requirements for this wiki, as at December 2008:

データベースサイズ

1003 MB

ホームディレクトリサイズ

9.4 GB

メモリーの平均使用量

データ

サイズ

コンテンツ本体 (ブログ、ページ、コメントのバージョン履歴をすべて含む)

170462

145 MB

コンテンツメタデータ (タイトル、作成者など)

188697

48 MB

コンテンツおよびユーザーのプロパティ

193652

42 MB

ユーザー

20679

5.8 MB

添付ファイル メタデータ

25718

5.0 MB

ラベル

43235

4.5 MB

注意: すべてのデータベーステーブルとインデックスを示したものではありません。平均行数はインスタンスに依存します。

ホームディレクトリコンポーネントのサイズ

データ

ファイル

サイズ

添付ファイル (すべてのバージョン履歴を含む)

27484

5.9 GB

使用状況インデックス (現在機能停止中)

240

2.6 GB

検索インデックス

10

236 MB

オフィスコネクターのキャッシュ

44

222 MB

一時ファイル

7269

201 MB

プラグインファイル

1508

139 MB

サムネール

10154

84 M

Did-you-mean インデックスサーチ

3

9.9 MB

注意: すべてのファイルを示したものではありません。平均ファイルサイズはインスタンスに依存します。

プライベートインスタンスとパブリックインスタンスの比較

プライベートインスタンスでは、ユーザーは内部のみでまたは LDAP などのリポジトリを使用して管理しますが、オンラインインスタンスでは外部からのサインアップが許可されており、さらにインターネットからの匿名ビジターによる負荷にも対応しなければなりません。なお、以下は実使用例を示したものであり、推奨値ではないことにご留意ください:

ユースケース

スペース

ユーザー
アカウント数

エディター数

エディター/
ビューアー比

ページ

ページ修正回数

添付ファイル

コメント

トータルデータ
サイズ (GB)

注意

オンライン ドキュメント

140

11,500

1,000

9%

8,800

65,000

7,300

11,500

10.4

 

プライベート イントラネット

130

180

140

78%

8,000

84,000

3,800

500

4.5

 

全社規模のコラボレーション

100

85,000

1,000+

1%+

12,500

120,000

15,000

 

 

Accenture - see slides and video for full details

(That link isn't working, but the slides can be found here.)

高度なサポート

For large instances, it may be worthwhile contacting an Atlassian Expert for expertise on hardware sizing, testing and performance tuning. Simply contact a local Expert directly or email our Experts team for a recommendation.