今日もウィキを使っていて役に立ったことがありました。(ウィキとは?こちら)

イベントで仕入れた情報をシェアします

社内ウィキのダッシュボードを立ち上げました。アトラシアンのダッシュボードには、全社で直近の10個のアクション (ページ作成、コメント、ブログ投稿など) が表示されます。そこで、テクニカルセールスチームのメンバーがコメントをした履歴がダッシュボードに表示されており、「ガートナー」という文字が目に入ったのでクリックしてみました。

そのページは弊社のマネジメントが先日、ガートナーのイベントに参加してきたときの報告がまとめられていました。ガートナーは業界毎に分析レポートを出しますので、詳しくは書けませんが、このイベントはその業界の関係各社を集めて行われたディナーでした。

そこで、ガートナーや競合各社と交換した情報を、アルコールが入っていても低下することのない恐るべき記憶力をもっている私たちのマネジメントは、社内ウィキ上でまとめてくれたのです。もちろん、このような生の情報はとても役に立ちますので、多くのコメントが寄せられています。


ダッシュボード上のコメント


レポートページ (小さいスクリーンショットで恐縮ですが、、、)

企業文化にも関係あり

ただし、これは情報共有をするシステムを導入すれば可能になることというわけではなく、企業文化にも関係します。アトラシアンの場合はポリシーの一つに "Open company, no bullshit" というものがあり、社員一人一人にまでこのポリシーが浸透していますから、情報共有は常に行われます。

一方、社外秘や関係者限定などの情報もあるでしょうから、その場合は "閲覧する" の対象者に制限をかけて、秘密を守ることもできます。企業でのコラボレーションツールを使用する上ではそのようなセキュリティ機能は必須です。(アトラシアン社内ではほとんど "隠し事" はありませんが。)

社内ブログでもできる?

社内ブログでもできますか?できると思います。しかしウィキであれば、このコンテンツ (イベントレポート) が発展し、関連資料を貼り付けたり、他のメンバーが編集したりするようなウィキページになる可能性があります。

こちら (うきうきウィキ日記) でお話しさせて頂いたように、それだけを実現させたいのであれば、その機能にフォーカスした製品を使えばいいのです。目的は重要ですね。

そのコンテンツは未完成だから待って

新製品(来月リリース予定の JIRA 4)のホームページのコンテンツを日本語化するために、自分のウィキスペースに日本語コンテンツページを作成し、原稿を書いていました。

するとその製品のプロダクトマネージャーが、「そのコンテンツは未完成だからまだ翻訳しない方がいいかもよ。二度手間になるからね」 と教えてくれました。完成までに2、3日かかるとのこと。私はその翻訳の仕事を後回しにしました。

おそらくプロダクトマネージャーは、私が立ち上げたページがダッシュボード上で目に入ったため、そのようなアドバイスをくれたのでしょう。

誰が何をしているのかが見える

社内ウィキの言わばホームページである、ダッシュボードを開くと、「最近更新されたページ」や「コメントの多いページ」などのリストが表示されます。ダッシュボードを見ていると誰がいまどんなことをしているのかが見えてきます。

上司や同僚が何をしているのかが見えず、結果的に同じような仕事を二回やることになった、というような経験はありませんか?

社内ウィキ上で自分の仕事を公開することにより、同じ仕事の重複や、二度手間となる作業を避けるのに役立つでしょう。

右図はアトラシアンのダッシュボードですが、現在のダッシュボードの写真は先日シドニーで発生した砂嵐の写真です。アトラシアンはオーストラリア企業なのです。


ダッシュボード
うきうきウィキ日記

「ウィキを使うと何がうれしいの?」

こんな質問をよく頂きます。私はアトラシアン社内でウィキを使っていて、とても便利ですし、もはやこれがないと仕事が進まないということを身をもって実感しています。

だけど、実際に何がどういう風にうれしいのか、うまく言葉で説明することができない場合が、これまでに多いのです。

そこで「うきうきウィキ日記」(ちょっとチープなタイトルなので、あとで変えるかもしれませんが、、、(tongue) )と題して、ウィキを使っていてうれしかったことを具体的にすこしずつ書いていこうかなと思います。

パターンとの違い

ウィキを導入する際に参考になる Wikipatterns という、パターン集があります。こちらは、成功例、失敗例などを一般化したものです。

このうきうきウィキ日記では、Wikipatterns とは異なり、できるだけ具体的なことを書いていきたいと思っています。社内の秘密をうっかりもらしてしまわない程度に、、、

正確に言うと

私が使っているウィキは、ウィキ機能だけではありません。ブログ機能、つぶやき機能、ファイル共有機能、外部メディアとの連携機能など多くの機能が組み合わせられています。したがって、「ウィキ機能を中心としたコラボレーションツールを使うと何がうれしいの?」 が正確な表現だと思います。

今後ご紹介していくお話は、「それならブログでもできるよ」「メールでもいいじゃない」ということがあるかと思います。それはおっしゃるとおりです。ただし、それだけを実現したいのであれば、、、 ですが。