Jira iOS 向けに OAuth 2.0 を設定する

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この機能は iOS デバイスでのみご利用になれます。なお、Android ではクライアント証明書が最初からサポートされています。モバイル デバイス管理 (MDM) ユーザーと非 MDM ユーザーのどちらもこの機能を使用できます。

Jira Data Center iOS モバイル アプリ 2.0 以降では、OAuth 2.0 認証フローを使用して以下を実現できます。

  • Jira のセキュリティを向上させる
  • セッションの復元を改善する
  • Fast IDentity Online 2 (FIDO2) やその他の証明書ベースの認証標準をサポートする

はじめる前に

The Jira Data Center iOS mobile app acts as the OAuth client, while Jira itself is the OAuth provider API. The iOS app uses an authorization code with the Proof Key for Code Exchange (PKCE) flow.

OAuth 2.0 は次の Jira バージョンとの互換性を持ちます。

  • Jira 9.12.14 以降の場合、OAuth プラグイン 3.1.14 以降を使ってください。
  • Jira 10.1.0 以降の場合、OAuth プラグイン 4.1.0 以降を使ってください。

Mobile Device Management (MDM) setup 

MDM セットアップで OAuth 2.0 フローを使用するには、まず OAuth を設定してから、OAuth をインスタンスと統合する必要があります。

OAuth 2.0 を設定する

MDM 向けに OAuth 2.0 を設定するには、以下の手順で受信アプリケーション リンクを作成します。

  1. [設定] > [アプリ] > [ アプリケーション リンク] の順に移動します。
  2. [リンクを作成] を選択し、以下のプロパティを使用します。
    1. [Application type (アプリ タイプ)] では [外部アプリ]
    2. [方向] では [受信]
  3. [続行] を選択します。次のページでは、以下のプロパティのみを使用します。
    1. リダイレクト URL: jira-server://oauth-callback
    2. 権限: WRITE
  4. 変更を保存します。

Jira は、これらの詳細を含む OAuth 認証情報を生成します。受信リンクの設定についての詳細

Jira が OAuth 認証情報を生成した後、ログイン画面のサイト URL を事前入力します

Jira Data Center iOS モバイル アプリに MDM がすでにセットアップされている場合は、サイトの詳細が次のように設定されていることを確認してください。

[
{ "title": "My Jira Site", "baseURL": "https://jira.example.com"}
]

OAuth 2.0 を統合する

OAuth をインスタンスと統合するには、以下の設定を使用します。

  • clientID には、先ほど作成したアプリケーション リンクを使用します。
  • cacheSessionInMobileBrowser: 認証に使用するモバイル ブラウザをキャッシュするかどうかを示す Bool flag(true or false)
[
{ "title": "My Jira Site", "baseURL": "https://jira.example.com", "oauth": { "clientID": "your_clientID", "cacheSessionInMobileBrowser": false } }
]

変更を保存します。アプリ設定のアップデートをユーザーにデプロイする前に、デバイスの Jira Data Center モバイル アプリにアクセスして、詳細が正確に取り込まれているかどうかを確認することをお勧めします。アプリでサイトのリストを表示できない場合はエラーになります。 

非モバイル デバイス管理 (MDM) のセットアップ

MDM なしで OAuth 2.0 フローを使用したい場合は、Jira Mobile プラグインを使用してクライアントの認証情報を渡すことができます。この機能を使う場合は、必ず互換性のある Jira バージョンを使用してください。

  • Jira 9 には、Jira Mobile プラグイン 4.2.0 以降を使用してください。
  • Jira 10 には、Jira Mobile プラグイン 5.1.2 以降を使用してください。

クライアントの認証情報は、エンドポイント [base-url]/rest/nativemobile/1.1/info/login 経由で渡されます。
info/login エンドポイントが環境内で認証されていないことを確認してください。インスタンスに、認証されていないリクエストをリダイレクトするリバース プロキシがある場合は、MDM セットアップを使用する必要があります。

このシナリオでは、アプリケーション リンクを手動で作成する必要はありません。代わりに、Jira Mobile プラグインが必要なすべての処理を自動で実行します。MDM なしで OAuth 2.0 を有効化する手順は以下のとおりです。

  1. [設定] > [システム] > [Jira モバイル アプリ] の順に移動します。
  2. [OAuth 2.0] を有効化します。

これで、iOS デバイスは OAuth 2.0 プロトコルを使用するようになりました。

Troubleshooting OAuth 2.0 Provider Plugin

It's possible that the OAuth 2.0 Provider Plugin is disabled on your instance due to your company’s security requirements. If this happens, you'll see the OAuth 2.0 is currently disabled error message. To enable OAuth 2.0 Provider Plugin:

  1. In the upper-right corner of your instance, go to Settings 歯車, then select Manage apps.
  2. From the sidebar menu, select Manage apps.
  3. ln the search bar, type Atlassian OAuth 2 Provider - Plugin.
  4. From the dropdown menu next to the search bar, select System.
  5. Open Atlassian OAuth 2 Provider - Plugin.
  6. [有効化] を選択します。

The OAuth 2.0 is now enabled on your instance, allowing you to use the OAuth 2.0 authentication flow.

最終更新日 2025 年 5 月 19 日

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