タイムラインからキャパシティを監視する
キャパシティおよびベロシティ計画は、Advanced Roadmaps バージョン 3.28 で導入されました。以前のバージョンの Advanced Roadmaps を使用している場合は、インスタンス内のプロセスが異なったり使用できなくなっていたりする可能性があります。
タイムラインからキャパシティを監視するには、プランでキャパシティを有効にする必要があります。その方法については、「Advanced Roadmaps のキャパシティとベロシティ」のページを参照してください。
タイムラインでキャパシティを読み取る
タイムラインにキャパシティを追加すると、スプリントのステータス バーがそれぞれのスプリントに対応する追加のタブと併せて表示されます。スプリント タブの緑のバーは、現在のキャパシティを示します。そのスプリントに課題を割り当て続けると、スプリントに割り当てられた作業がキャパシティを超えたときにバーが赤に変わります。Advanced Roadmaps には、現在または将来のスプリントのキャパシティのみが表示されます。キャパシティを管理する方法の詳細をご確認ください。
タイムライン上のスプリントを選択して、スプリント キャパシティ ウィンドウを表示します。
- スプリント情報 - 名前、開始日と終了日、ステータス バッジ、スプリント目標 (管理者が定義した)、スプリントの総キャパシティ
- 進捗バー - 割り当てられ、完了しているストーリー ポイント
- このスプリントの追加表示オプション
スプリントの見積もりを持たない課題の数は、ラベル [見積もりを持たない課題] の横にあるスプリント キャパシティ ウィンドウに表示されます。スプリント内に期限があるがそれに割り当てられていない課題は、[x unassigned issues during sprint (スプリント中の x の未割り当て課題)] ラベルの横に表示されます。
スプリントの状態
スプリントは、過去のスプリント、完了したスプリント、アクティブ スプリント、将来のスプリント、提案されるスプリントの、5 つのさまざまな状態で表されます。
過去のスプリント
[過去のスプリント] は、その時点でスプリントが存在していたとしたら、過去のイテレーションはどのようなものだったかを名前を付けずに表現しています。これらはスプリントの長さに基づいて作成されて、デモンストレーション目的でのみ使用されます。スプリント ステータス バーにカーソルを合わせても、キャパシティ ウィンドウは表示されません。
完了したスプリント
過去のスプリントは過去のイテレーションを表すものですが、[完了したスプリント] はチームによって完了したスケジュール スプリントです。完成したスプリントにカーソルを合わせると詳細を確認できますが、情報は変更できません。
アクティブ スプリント
[アクティブ スプリント] は現在進行中で、日付の横に ACTIVE SPRINT (アクティブ スプリント) バッジがあるスプリントです。
プランで作業を自動スケジュールする際は、残りのスプリント キャパシティに基づいて、次に使用可能な将来のスプリントに課題がスケジュールされます。課題は、現在アクティブなスプリントに割り当てられません。
チームのキャパシティに予期しない変更がある場合 (たとえば、チーム メンバーが病気になった場合)、アクティブ スプリントのメニューでスプリント キャパシティをすばやく更新できます。
将来のスプリント
将来のスプリントは、Advanced Roadmaps バージョン 3.22 で導入されました。以前のバージョンの Advanced Roadmaps を使用している場合は、このプロセスはインスタンスで異なるか利用できないことがあります。
すでに Jira Software に存在してアクティブ スプリントを呼び出した後にスケジュールされている任意のスプリントは [将来のスプリント] と呼ばれて、名前の横に FUTURE SPRINT バッジがあります。スプリントはアクティブになったときだけ日付を指定できますが、Advanced Roadmaps ではイテレーションの長さに基づいて将来のスプリントを推測できます。
提案されるスプリント
既存の将来のスプリントの範囲を超えて行われるように提案されるスプリントは、タイムラインにも表示されます。これらは [提案されるスプリント] と呼ばれて、日付の横に PROJECTED SPRINT バッジがあります。