OutofMemory Java ヒープ スペース エラーが発生して Jira サーバーがクラッシュする
プラットフォームについて: Server および Data Center のみ。この記事は、Server および Data Center プラットフォームのアトラシアン製品にのみ適用されます。
Support for Server* products ended on February 15th 2024. If you are running a Server product, you can visit the Atlassian Server end of support announcement to review your migration options.
*Fisheye および Crucible は除く
症状
次のような症状が含まれます。
- Jira アプリケーションがクラッシュする
- メール キューがフラッシュされず、Jira アプリケーションからメール通知が送信されなくなった
- アクティビティ ストリームや検索に最新のコンテンツが反映されない
- 課題イベントの Webhook が送信されない
atlassian-jira.log
に次のエラーが返される。
java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space
原因
Jira アプリケーションを実行している JVM で OutOfMemory エラー (OOME) が発生しています。これは、Java Virtual Machine がメモリ不足によりオブジェクトを割り当てられず、ガベージ コレクタによって提供できる残メモリもない場合に返されます。
OutOfMemory エラーが発生すると Java Virtual Machine が不安定になる事が多いため、Jira アプリケーションを即座に再起動する必要があります。
ソリューション
OutOfMemory エラーが発生した場合は次の手順に従いって Jira アプリケーションで利用可能なメモリを増やし、ガベージ コレクションのログを有効化します。
現在地が適切かどうかを確認します。このページでは、症状の説明にあるように、ヒープ スペースのメモリの問題を扱っています。メモリに関連しては、次のようにほかにもさまざまな問題があります。
- GC overhead limit exceeded エラーによって Jira Server がクラッシュする
- (アーカイブ済み) Jira アプリケーションが OutOfMemoryError PermGen space エラーによってクラッシュする
- Jira アプリケーションを停止します。
- 「Jira アプリケーションのメモリを増やす」ドキュメントに従い、JVM で利用可能な最大メモリを増やします。一度に 256 m (大規模なインスタンスの場合は一度に 512 m) などの小規模な増加を行うことをおすすめします。
- 「Jira Server のパフォーマンスを GC ログでトラブルシューティングする」に従ってガベージ コレクション (GC) ロギングを有効化します。
- Jira アプリケーションを起動し、メモリと GC ロギングへの変更を有効化します。
当社の「Jira サーバーのパフォーマンスのトラブルシューティング」ナレッジベースで、このような問題のトラブルシューティングの詳細情報を説明しています。補足として、根本原因分析を行う際は次の手順をご利用ください。
- Jira アプリケーションのアップグレード: 古いバージョンをご利用の場合はアップグレードをスケジュールします。Jira アプリケーションのリリースでは多くの場合、メモリの問題の修正が含まれます。Out Of Memory のバグの一覧をご確認ください。
ナレッジベース記事の一覧を確認します。Out Of Memory の問題のほとんどは、次の要素のいずれかによって発生します。それぞれを綿密に評価するようにします。