Jira でダーク機能を管理する方法
プラットフォームについて: サーバーと Data Center のみ。この記事は、サーバーおよび Data Center プラットフォームのアトラシアン製品にのみ適用されます。
問題
Jira の一部の機能はデフォルトでは有効化されておらず、ダーク機能 (機能フラグ) として実装されています。
ダーク機能は注意して使うようにしてください。ダーク機能はインスタンス全体に影響するため、誤って使用すると問題が発生する可能性があります。これはアトラシアン サポートによる指示があった場合にのみ利用することが想定されています。
ベスト プラクティスとして、本番環境に適用する前に下層の環境で検証を行うようにしてください。また、ダーク機能を初めて変更する前に完全なバックアップを取得することが推奨されます。
ソリューション
ダーク機能を管理するには、Jira 管理者のアカウントとして次の URL にアクセスします。
<BASE_URL>/secure/admin/SiteDarkFeatures!default.jspa
ダーク機能の有効化
機能フラグを有効化するには、[ダーク機能の有効化] テキスト領域で「 <機能フラグ名>.enabled」と入力し、[追加] ボタンをクリックします。
機能フラグ名の末尾で「.enabled」が重複しないようにします。
ダーク機能の無効化
機能フラグを 無効化 するには、次の手順を実行します。
- 個々の機能フラグの横にある [無効化] リンクをクリックする (以降のスクリーンショット参照)
または
- ダーク機能の有効化テキスト エリアで「<機能フラグ名>.disabled」と入力し、[追加] ボタンをクリックします。
- 機能フラグ名の末尾で「enabled.disabled」のようにサフィックスを組み合わせないようにしてください。
管理ページに存在しないダーク機能がある場合、そのダーク機能は既定値を持ち、それが個々のダーク機能に応じて有効化または無効化されている可能性があります。
ダーク機能の管理画面の例
REST API を利用したダーク機能の管理
次の非公開エンドポイントを利用して Jira のダーク機能を管理できます。/rest/internal/1.0/darkFeatures/{key}
これは、アトラシアンが製品内で利用する非公開の API です。この API は予告なしで変更される可能性があります。
手順
上記のエンドポイントへの PUT メソッドを実行し、次の JSON 本文を続けます (機能フラグを追加したいか削除したかに応じて true または false を設定)
{ "enabled": "true" }
ここで {key}
はダーク機能のキーです。例:
<BASE_URL>/rest/internal/1.0/darkFeatures/sd.sla.improved.rendering.enabled
cURL シンタックスの例です。
curl -u user:password -X PUT <BASE_URL>/rest/internal/1.0/darkFeatures/{key} -H 'Content-Type: application/json' -d '{ "enabled": "true" }'
構成の保持について
Jira は、構成済みのダーク機能をテーブル feature.
で保持します。ダーク機能は、サービスの再起動や、Jira Data Center 環境におけるノードの置き換えがあっても保持されます。
追加情報
Jira のダーク機能は、ダーク テーマ/モード (ブラウザ ウィンドウでの外観の変更) とは異なります。
Jira Data Center または Cloud でダーク テーマ/モードをお探しの場合、次の提案をご確認ください。
Jira Data Center: - JRASERVER-63150Getting issue details... STATUS
Jira Cloud: - JRACLOUD-63150Getting issue details... STATUS