Automation によって課題セキュリティ スキーム レベルが適用された課題を複製する
プラットフォームについて: Cloud のみ - この記事は クラウド プラットフォームのアトラシアン製品に適用されます。
要約
この記事では、自動化を使用してプロジェクト間で課題が複製され、ソース プロジェクトの課題にセキュリティ レベルが適用され、複製されたチケットにアクセスできなくなった場合の回避策について説明します。
診断
The underlying cause for this behavior is documented in the following bug report: AUTO-404 - When cloning an issue through Automation rule, security level value is copied even though the security level is not available in the created issue's project
原因
自動化による複製プロセスでは、自動化ルールの複製アクションで直接指定されていなくても、課題に適用されたセキュリティ レベルが既定で複製されます。さらに、自動化ルールと複製プロセスでは、2 つのプロジェクト間の課題セキュリティ スキームとセキュリティ レベルが同じかどうかは検証されません。
ソリューション
次のいずれの方法でも、自動化ルールの複製アクションに [セキュリティ レベル] フィールドを追加する必要があります。
自動化アクションに [セキュリティ レベル] フィールドを追加するには、次の手順に従います。
- [設定するフィールドを選択...] ドロップダウン オプションをクリックします。
- リストで「セキュリティ レベル」を検索します。
- フィールド名の横にあるチェックボックスをオンにすると、複製アクションで表示されるようになります。
複製プロセス中にセキュリティ レベルを指定する
両方のプロジェクトで課題セキュリティ スキームを使用しており、複製された課題にセキュリティ レベルを関連付けることを意図している場合は、複製プロセス中に特定のセキュリティ レベルの値を設定できます。
セキュリティ レベルで許可されているユーザーが複製された課題にアクセスするには、選択したセキュリティ レベルがターゲット プロジェクトに存在している必要があります。
セキュリティ レベルの値をクリアする
別のオプションは、複製プロセス中に [セキュリティ レベル] フィールドの値をクリアすることです。これにより、課題セキュリティ スキームをターゲット プロジェクトに関連付ける必要がなくなります。
これを実現するには、プレースホルダーとして存在しないスマート値を設定します。これは、指定されたスマート値が存在しない場合、空の参照が返されるためです。このスマート値の挙動の詳細については、Jira スマート値のドキュメントを参照してください。
空の応答を返すスマート値の例としては、{{clear}}
があります。
上のスクリーンショットのように、フィールドにスマート値を入力し、[スマート値 '{{clear}}'] のドロップダウン オプションを選択して設定します。