HOW TO: SAML アサーション属性を製品ユーザ名として使用する
既定の挙動
SAML アサーションはアイデンティティ プロバイダーによって発行および署名されたドキュメントで、認証の詳細を含みます。SAML が有効化されたアプリケーションが SAML アサーションを処理する際、既定では NameID
を使用して、ログインしようとしているユーザーのユーザー名を判断します。
ユーザー名を NameID として使用する SAML アサーションの例
<samlp:Response>
...
<saml:Assertion>
<saml:Subject>
<saml:NameID>jira_user</saml:NameID>
...
SAML アサーションの属性をユーザー名として使用する
一部のアイデンティティ プロバイダー構成では、製品のユーザー名は NameID
ではなくアサーションの Attribute
エレメントに含まれている場合があります。
ユーザー名を属性として使用した SAML アサーションの例
<samlp:Response>
<saml:Assertion>
...
<saml:AttributeStatement>
<saml:Attribute Name="username">
<saml:AttributeValue>jira_user</saml:AttributeValue>
</saml:Attribute>
...
方法
- [SSO 2.0] 管理画面を使用してその他のすべての設定を行います。
- [構成の保存] をクリックします。
- ターミナルで次のコマンドを実行して REST リクエストを送信します。
curl -H "Content-Type: application/json" -X PUT -d '{"user-attribute":"<USERNAME_ATTRIBUTE>"}' \
-u <USERNAME>:<PASSWORD> <BASE_URL>/rest/authconfig/1.0/saml
USERNAME_ATTRIBUTE を SAML アサーションの属性名で置き換え、アプリケーション ユーザー名として使用します。
BASE URL はインスタンスのベース URL、USERNAME と PASSWORD は管理者の認証情報にする必要があります。
成功した場合、構成した値の user-attribute フィールドを含む JSON が返されます。
既定に戻す
構成の変更を元に戻すには、ターミナルで次のコマンドを発行します。
curl -H "Content-Type: application/json" -X PUT -d '{"user-attribute":null}' \
-u <USERNAME>:<PASSWORD> <BASE_URL>/rest/authconfig/1.0/saml
最終更新日: 2019 年 12 月 16 日
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