基本認証が無効になっているときに許可リストを作成する
環境内で基本認証が無効になっている場合でも、特定のユーザーと URL の許可リストを作成し、REST API 呼び出しで基本認証を使用できます。
はじめる前に
基本認証をブロックして環境内で例外付き許可リストを作成できるようにするには、まず SSO for Atlassian Data Center アプリを Atlassian Marketplace からインストールする必要があります。この機能は、Jira と Confluence の Data Center バージョンでサポートされています。これらの製品のサポート対象バージョンの完全なリストについては、Atlassian Marketplace を参照してください。
この機能は Jira バージョン 8.16+ で利用できます。
許可リストを作成するには
基本認証設定にアクセスするには、
GET
リクエストを以下に送ります。${productBaseUrl}/rest/basicauth/1.0/config
このリクエストに対する応答の例を以下に示します。
{ "block-requests": true, "allowed-paths": ["/rest/greenhooper/*"], "allowed-users": ["admin", "john"] }
基本認証設定を更新するには、
PUT
リクエストを以下に送ります。${productBaseUrl}/rest/basicauth/1.0/config
本文で、許可リストを設定し、基本認証を有効 / 無効にするかどうかを設定できます。
{ "block-requests": true, "allowed-paths": ["/rest/greenhooper/*"], "allowed-users": ["admin", "john"] }
allowed-paths
とallowed-users
は、任意の文字のリストを置き換えるワイルドカード (「*」) を受け入れます。設定プロパティは独立しているため、許可されたユーザーのみの変更などが可能です。
{ "allowed-users": ["admin", "normalUser", "testUser"] }
その場合、
block-requests
とallowed-paths
は影響を受けません。
アトラシアン製品の中には、API 呼び出しで認証にユーザー名とパスワードを使用するものがあります。次のリストに含まれる URL は、アトラシアン製品を円滑に機能させるために許可リストに追加することが推奨されています。