Confluence データモデル
このドキュメントでは、Confluence スキーマの図とデータモデルの概念の概要を提供しています。
メモ:
- Hibernate マッピング ファイルは Confluence データ モデル用の信頼される参照情報です。これらは
*.hbm.xml
ファイルで、主要な Confluence JAR ファイル (<CONFLUENCE-INSTALLATION>\confluence\WEB-INF\lib\confluence-x.x.x.jar
) 内にあります。 - テーブル、カラム、およびその他の属性は、Confluence の各メジャー リリースで変更される可能性があります。Confluence サイトの正確な DDL を見つけるには、インストール後にクエリを実行してください。
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データベース図
特定のテーブルやリレーションシップに焦点を当てたい場合、Confluence データベースについて、独自のビジュアリゼーションを作成すると便利な場合があります。ビジュアリゼーションを作成する際には多数のツールを使用できます。お使いのデータベース ツールにこのためのオプションがある場合があります。
ビジュアリゼーションの例を表示 (一部のテーブルを除外、ActiveObjects を含む)
この例では DbVisualizer を使用しました。ビジュアリゼーションの作成方法については、DbVis ドキュメントの「テーブルのリレーションシップを表示する」を参照してください。
データベース テーブルと参照
以下のリンクを展開し、各テーブルの主キーと外部キーのテーブルを表示します。
以下のセクションでは、認証、コンテンツ、システム情報など、Confluence の各論理エリアに関連する主要なテーブルについて説明しています。
認証
このセクションでは、Confluence に埋め込まれた Atlassian Crowd フレームワーク経由で実装されたユーザー認証に関連するテーブルについて説明しています。
表 | 説明 |
---|---|
cwd_user | Confluence の各ユーザーの情報。 |
cwd_group | ユーザーが属することができるグループ。 |
cwd_membership | グループへのユーザーのメンバーシップのマッピング。 |
| Confluence サイト内のユーザー ディレクトリ。ディレクトリの例として、Confluence 内部ディレクトリまたは LDAP ディレクトリがあります。 |
cwd_application | 認証フレームワークに定義されたアプリケーション(Jira、Confluence など)。 |
コンテンツ
このセクションでは、コンテンツの保存に関係するテーブルについて説明しています。コンテンツとは、Confluence ユーザーが保存、共有している情報です、
表 | 説明 |
---|---|
attachmentdata | 添付ファイルのバイナリ データ。Confluence 5.5 より前に作成された Confluence サイトにのみ読み込まれます。Confluence がデータベースに添付ファイルを保存するように設定されている場所。そのほかの場合、添付ファイルはローカル ファイル システムに保存されます。 |
| Confluence 5.5 より前に作成された Confluence サイトにのみ存在します。Confluence がデータベースに添付ファイルを保存するように設定されている場所。 |
bodycontent | Confluence ページの内容。ここには、バージョン情報やその他のメタデータは格納されません。それらはすべて content テーブルにあります。 |
content | オブジェクトの ContentEntityObject クラス用の永続テーブル。サブクラスは contenttype 列で示されます。 |
content_label | コンテンツの任意のラベル テキスト。 |
label | content_label システムの残り半分。 |
| コンテンツレベルの権限オブジェクト。 |
content_perm_set | 追加されたメタデータによるコンテンツ アイテムとそれらの権限の1対多のマッピング。 |
pagetemplates | テンプレート機能のバックエンド。 |
likes | 特定のユーザーによってリンクされたページとその他のコンテンツ。 |
follow_connections | 他のユーザーをフォローしているユーザーのマッピング。 |
クラスタリング
以下のテーブルには、クラスターされた Confluence サイトについての情報が含まれています。
表 | 説明 |
---|---|
| 通常、このテーブルには 1 行のみ記録されています。safetynumber の値は、Confluence が、クラスタ外部の別の Confluence サイトがデータベースを共有しているかどうかを調べるために使用します。 |
journalentry | ジャーナル サービスは、各 Confluence ノード間で検索インデックスを同期させます。 |
システム情報
これらのテーブルは Confluence サイトのステータスと設定に関係するデータを格納します。
表 | 説明 |
---|---|
| アップグレードを取り決めるために、システムのアップグレードによって、データベースから除外するものを決定するのに使用されます。 |
plugindata | インストールされたプラグインとそれらのインストールされた日時を示すレコード。data は実際のプラグイン JAR ファイルの BLOB です。これは主にクラスター関連です。 |
diagnosticalerts | 診断ツールは、サイトに問題を引き起こす可能性があることが確認されている症状や動作を継続的に確認します。イベントはこのテーブルに記載した制限時間だけ保存されます。 |
スペース
このテーブルは、スペースの管理に関連します。
表 | 説明 |
---|---|
| スペース自身についての情報:キー、人間がわかりやすい名前、数字のID。 |
spacepermissions | スペースの権限と制限に関する情報。 |
外観
以下のテーブルには、Confluence サイトのルック アンド フィールについての情報が含まれています。
表 | 説明 |
---|---|
| カスタマイズ Velocity レイアウトのために使用されるカスタム ディスプレイ テンプレート。 |
Synchrony
次の表には、共同編集に使用される Synchrony に関する情報が記載されています。
表 | 説明 |
---|---|
| エディターで発生したすべてのイベントが保存されます。 |
secrets | Confluence と Synchrony の認証に使用されます。 |
snapshots | エディターで発生するイベントのキャッシュです。 |
その他
このセクションには、コメントするに値するその他のテーブルが含まれています。
表 | 説明 |
---|---|
| エンティティとプロパティの任意の関連付け。 |
bandana | 包括的な永続レイヤー。このテーブルには、ユーザー設定やスペースレベルまたはグローバルレベルの設定データのようなものが含まれており、ダイナミック タスク リスト プラグインなどのプラグインによってストレージとして使用されます。基本的に他のどのテーブルにも当てはまらない任意のデータを格納します。 |
extrnlnks | 紹介リンク。 |
hibernate_unique_key | 高/低 ID ジェネレーター – 主キーを生成するサブシステムによって使用されます このテーブルに干渉すると、Confluence にオブジェクトを作成できない場合があります。 |
indexqueueentries | システム全体のフルコンテンツ インデクシングを管理します。このテーブルには通常、再起動後のクラスタ ノードの再同期を許可するために、更新の最後の約12時間が含まれています。 |
keystore | 信頼されたアプリ フレームワークによって、サーバーの秘密鍵とその他のサーバーの公開鍵を保存するのに使用されます。 |
links | サーバー内(つまりスペース間、スペース内)のリンクを追跡します。 |
notifications | ページレベルおよびスペースレベルのウォッチを保存します。 |
trackbacklinks | トラックバック リンク。 |
confancestors | すべてのページの祖先のクイック ルックアップを許可することで、権限チェックの速度の向上に使用されます。 |