仮想化環境における Confluence の実行

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このページでは、仮想化ハードウェアで Confluence を稼働する時に検討すべき事柄への助言を提供します。

要約

仮想マシン (VM) での Confluence の稼働には、仮想環境をセットアップ・管理するための専門的能力が必要となります。特に、Confluence のパフォーマンスは、同じインフラで稼働中の他の仮想マシンのアクティビティや、Confluence VM 自体の設定方法に影響を受けることがあります。

アトラシアンでは、実行中の Confluence と仮想環境で稼働する Confluence データセンターをサポートしますが、サポートと対象となるのは、仮想環境自体に関連しない問題のみです。

推奨事項

以下に示す推奨項目は、VMWare や KVM などの仮想環境での Confluence の稼働とテストにおける弊社の経験と、これらのプラットフォーム上で Confluence を稼働中のお客様との作業経験に基づいたものです。

  • プラットフォームを理解する。お使いのオペレーティング システムと選択した仮想技術のドキュメントを参考にし、信頼性の高い仮想マシンイメージのセットアップについて詳しく理解してください。
  • 十分なメモリを確保する。 Java Web アプリケーションの Confluence は、他の Web 技術と比較すると大容量のメモリ割り当てを必要とします。お使いの仮想マシン イメージがスワップすることなく Confluence を稼働できるように、十分な物理メモリが割り当てられていることを確認してください。
  • 大量の I/O を処理する。通常の使用において、Confluence は Web リクエストごとにデータベースとホーム ディレクトリに大量の入出力 (I/O) 操作を要求します。適切なドライブの使用を確認し、このアクセスを最適化するため、お使いの仮想マシンに対してストレージを使用可能にする方法を検討してください。
  • ピーク時の CPU とメモリ使用量を処理する。 ある種の操作 (PDF ファイルのエクスポート、Office 文書処理、重いページの表示など) に対して、Confluence は大量の CPU とメモリを必要とします。お使いの仮想化インフラに、アイドル時の負荷だけではなく、ピーク時の負荷を処理する柔軟性と容量があることを確認してください。
  • 正確な時刻同期をする。 カスタマーの中には、仮想マシンとホスト システム間の時刻同期に問題があることがあります。これは、定期タスクの実行の不規則性により Confluence に問題を引き起こします。仮想環境での定期タスクに問題がある場合、仮想マシンの時刻同期を確認することを強く推奨します。

さらにヘルプが必要な場合

Confluence を実行するための仮想環境のセットアップについてその他に質問がある場合は、アトラシアン ソリューション パートナーをご利用いただけます。インストールやパフォーマンス調整の経験が豊富な多数のエキスパートが Confluence の設定を支援します。

最終更新日: 2018 年 1 月 31 日

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