リリースをデプロイする
次は、チームの汗の結晶をソフトウェアリリースに変換します。このステージまでに、課題の完了、コードのチェックイン、レビュー、マージ、ビルドのパスなど、バージョンのリリースの準備が完了している必要があります。
リリースのデプロイでは、一般的に Jira Software でバージョンをリリースし、リリースのビルド後に必要な環境にそのリリースをデプロイします。
はじめる前に
- このページで Jira タスクを実行するには、Jira 管理者またはプロジェクト管理者でなければなりません。
Jira Software でのバージョンのリリース
バージョンをリリースする前に、バージョンのリリース ステータスを確認します。
スクラム
スクラム プロジェクトでは、プロジェクトで作業を開始するとバージョンが作成されます。課題は開発期間を通じてこのバージョンに割り当てられます。バージョンのリリースとは、単にバージョンにリリース済みというマークを付けることです。
自分のバージョンが含まれるプロジェクトへ移動して、[リリース] > 希望するバージョンをクリックします。
- 対象のバージョンのページで、リリースボタンをクリックします。
- リリースダイアログが表示されます。
- リリースの詳細を入力し、リリースボタンをクリックします。
未解決の課題がある場合、これらの課題を無視してリリースを続行するか、後続のバージョンに移動することを選択できます。
スクラム ボード上でバージョンをリリースすると、バージョンにリリース済みのマークが付けられます。これによって、バージョン内の課題が自動的に変更されるわけではありません。
カンバン
カンバン プロジェクトの場合、バージョンには「完了」 (右端の列) のすべての課題が含まれます。
- バージョンが存在するプロジェクトへ移動します。
- カンバンボードをクリックします。
- リリース メニューをクリックします。右端で課題に設定したバージョンに応じて、未リリースのバージョンのリストが表示されます。課題にバージョンがない場合、課題を新しいバージョンへリリースすることを選択できます。
- リリースするバージョンを選択します。リリースダイアログが表示されます。
- リリースの詳細を入力し、リリースをクリックします。
カンバンボードでのバージョンのリリースは次のように実行します。
- 「完了」のすべての課題に対して、修正バージョンを今作成または選択したバージョンに設定します。
- バージョンにリリース済みのマークを付けます。
その結果、課題はボードに表示されなくなります。これは、カンバンボードの既定の作業サブフィルターは、修正バージョンのない課題か、未リリースの修正バージョンが存在する課題のみを表示するからです。課題に複数の修正バージョンが存在する場合、すべてのバージョンがリリースされた時点で、課題がボードに表示されなくなることに留意してください。
リリースのビルド
次のステップは、リリースのビルドです。リリースは本質的に展開されるアーティファクトと関連メタデータのスナップショットです。リリースは単一のビルドから作成されます。
Jira Software を Bamboo に接続した場合、バージョンのリリース時に自動で Bamboo ビルドを実行できます。Jira Software を Bamboo に接続していないか、別のビルドツールを使用している場合は、ビルドを別に実行する必要があります。
詳細: バージョンのリリース時に Bamboo のビルドを実行する
リリースのデプロイ
アーティファクトのビルドが完了したら、必要な環境にデプロイする必要があります。顧客にリリースるする前に様々な環境 (テスト、ステージングなど) にデプロイメントを行うこともできます。
Bamboo を使用している場合、デプロイメント プロジェクトにより、様々な環境にアーティファクトを簡単にデプロイできます。それ以外は、環境間で手作業でファイルをコピーする必要があります。
詳細: デプロイメント プロジェクト
次のステップ
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