Confluence で 非 ASCII 文字が豆腐で表示される

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プラットフォームについて: Server および Data Center のみ。この記事は、Server および Data Center プラットフォームのアトラシアン製品にのみ適用されます。

Support for Server* products ended on February 15th 2024. If you are running a Server product, you can visit the Atlassian Server end of support announcement to review your migration options.

*Fisheye および Crucible は除く

問題

非 ASCII (Latin) 文字が、表示されないか、豆腐で置き換えられてしまう。少なくとも以下の範囲で発生する。

  • Confluence マクロのタイトル
  • 添付ファイルのサムネイル
  • 添付ファイルのプレビュー
  • エクスポートされた PDF の添付ファイルのタイトル

診断

診断ステップ

  1. Confluence エディタを開きます。
  2. ステータス マクロを挿入し、マクロのタイトルに "いろは" と入力します。タイトルが豆腐として文字化けしていた場合、原因 1 または 4 の影響を受けている可能性があります。
  3. "いろは" という文字列を含む Office ファイルを挿入します。サムネイルとプレビューが文字化けしていた場合、原因 1、2 または 4 の影響を受けている可能性があります。
  4. 上記の事象が Confluence Data Center 6.10.x 以降で発生しており、かつサンドボックス機能が有効化されている場合、原因 1、2、3 または 4  の影響を受けている可能性があります。

原因

原因 1

文字化けした文字が画像として表示され、サーバー側で生成されています。つまり、適切なフォントが サーバー上にインストールされていません。

原因 2

JVM cannot render thumbnail or preview of Office files like Powerpoint due to a lack of JVM parameters.    CONFSERVER-36557 - Getting issue details... STATUS

原因 3

The above JVM parameters in Cause 2 are not specified for JVM that runs Document Conversion Sandbox introduced in Confluence Data Center 6.10.x.  CONFSERVER-57588 - Getting issue details... STATUS

原因 4

Please refer to CONFSERVER-53263 - Getting issue details... STATUS and CONFSERVER-53262 - Getting issue details... STATUS for latest information.

ASCII フォントである Arial フォントがデフォルト フォントとして構成されているため、非 ASCII 文字をレンダリングするために使用されています。  


ソリューション

このページの内容は Confluence でサポートされるプラットフォームに関連しますが、これらはアトラシアンのサポートの対象外です。そのため、アトラシアンはこの内容についてのサポートの提供を保証することはできません。この内容は参考情報として提供されているものであり、ご自身の責任で実施していただく必要があることをご了承ください。

Windows

ホスティング環境に Windows を利用している場合、フォント ファイルを JVM にインストールすることができないため、この問題を解決することができません。この問題を解決するため、Confluence からフォント ファイルをインストールできるようにしてほしいというリクエストが起票されています。

CONFSERVER-34415 - Getting issue details... STATUS

Linux

Confluence を Linux OS で実行している場合、不足しているフォントをインストールすることでこの問題を解決できます。

Examples below are provided for CentOS/Redhat and Ubuntu systems. For other Linux flavours, please refer to your system's manual or reach out to your Linux administrator. 


原因 1 の場合

  1. Confluence をシャットダウンします。

  2. fontconfig をインストールします。

    CentOS
    yum install fontconfig 
    Ubuntu
    apt-get install fontconfig
  3. 期待するフォントの TTF ファイルをフォント ディレクトリ (一般に /usr/share/fonts ) にインストールします。あるいは sudo apt-get install fonts-arphic-ukai fonts-arphic-uming でインストールします。

    fc-list を使用することで、フォントが適切にインストールされたかどうかを確認できます。

    # fc-list 
    IPAGothic,IPAゴシック:style=Regular
    IPAPGothic,IPA Pゴシック:style=Regular
    IPAMincho,IPA明朝:style=Regular
    IPAPMincho,IPA P明朝:style=Regular
  4. $JAVA_HOME/jre/lib/fonts の下に fallback ディレクトリを作成します (Confluence をデフォルトの場所にインストールして、Confluence インストーラーにバンドルされた Java を使用していた場合、 mkdir -p /opt/atlassian/confluence/jre/lib/fonts/fallback を実行することになります)。

    sudo apt-get install fonts-baekmuk ttf-baekmuk fonts-nanum
  5. ステップ 3 のTTFファイルを、 ステップ 4 で作成した fallback ディレクトリにコピーします。

  6. Confluence を再起動します。

  7. ブラウザのキャッシュをクリアします。
  8. 影響を受けるマクロを含むページを閲覧してテストします。

原因 2 の場合

原因 1 の対応に加えて、以下の JVM パラメータを /opt/atlassian/confluence/bin/setenv.sh に追加します。

IPA ゴシックをデフォルト フォントとして使用する例
CATALINA_OPTS="-Dconfluence.document.conversion.fontpath=<font-path> ${CATALINA_OPTS}"
CATALINA_OPTS="-Dconfluence.document.conversion.slides.defaultfontname.regular=IPAGothic ${CATALINA_OPTS}"
CATALINA_OPTS="-Dconfluence.document.conversion.slides.defaultfontname.asian=IPAGothic ${CATALINA_OPTS}"
CATALINA_OPTS="-Dconfluence.document.conversion.slides.defaultfontname.symbol=IPAGothic ${CATALINA_OPTS}"
CATALINA_OPTS="-Dconfluence.document.conversion.words.defaultfontname=IPAGothic ${CATALINA_OPTS}"

(info)  For example, /usr/share/fonts/ is set for <font-path> placeholder above.

原因 3 の場合

Confluence Data Center を実行していて、サンドボックス機能を有効化している場合、/opt/atlassian/confluence/bin/sentenv.sh に以下の JVM パラメータを追加する必要があります。

CATALINA_OPTS="-Dconversion.sandbox.java.options=-Dconfluence.document.conversion.fontpath=<font-path>,-Dconversion.sandbox.java.options=-Dconfluence.document.conversion.slides.defaultfontname.regular=IPAGothic,-Dconfluence.document.conversion.slides.defaultfontname.asian=IPAGothic,-Dconfluence.document.conversion.slides.defaultfontname.symbol=IPAGothic,-Dconfluence.document.conversion.words.defaultfontname=IPAGothic  ${CATALINA_OPTS}"

(info)  For example, /usr/share/fonts/ is set for <font-path> placeholder above.

原因 4 の場合

  • Please note this is just a workaround that may not cover all cases. Check CONFSERVER-53263 - Getting issue details... STATUS and    CONFSERVER-53262 - Getting issue details... STATUS for fundamental measures.  

フォントの削除は、OS の機能に何らかの問題を引き起こす可能性があります。もし予期しない問題が発生した場合は、再度インストールし直してください。


Confluence を実行している OS から Arial フォントを削除します。


レンダリング済みのキャッシュを削除する方法

上記の手順の後に、以下の対応を行います。

  1. Confluence を停止します。
  2. 以下のディレクトリのファイルを削除します。
    • <confluence_home>/viewfile/
    • <confluence_home>/thumbnails/
    • <confluence_home>/shared-home/dcl-document/
    • <confluence_home>/shared-home/dcl-document_hd/
    • <confluence_home>/shared-home/dcl-thumbnail/
  3. Confluence を開始します


(info) For more information regarding this configuration option, including how to identify the fonts to install, please refer to Font Configuration Files documentation from Oracle.

Last modified on Mar 1, 2024

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