システムおよび Marketplace アプリの管理
アプリは個別にインストールされるコンポーネントで、Conflunece の基本機能を拡張します。
ユーザーが自分のデバイスにインストールできる Confluence モバイル アプリとは別のものです。ここで説明するアプリは Confluence 管理者によってインストールされ、Confluence の拡張機能のように動作します。"プラグイン" や "アドオン" とも呼ばれます。
アプリには 2 つの主な種類があります。
- システム アプリ - これらは Confluence にバンドルされており、コア機能を提供します。
- ユーザがインストールしたアプリ - これらは通常 Marketplace からダウンロードされます。アトラシアンまたはサードパーティの開発者によって作成されます。
独自の Confluence 用アプリの開発については、Confluence Data Center の開発者向けドキュメントを参照してください。
Universal Plugin Manager について
システムおよび Marketplace アプリは、Universal Plugin Manager (UPM) を介して管理されます。UPM はほとんどのアトラシアン アプリに含まれ、アプリを管理するための一元的なエクスペリエンスを提供します。
UPM にアクセスするには、Confluence のヘッダーから
Administration
> [アプリの管理] の順に移動します(Confluence ヘッダーで)。UPM では以下のことが可能です。
- Atlassian Marketplace で新しいアプリを検索してインストールする。
- アプリのインストールまたは削除。
- アプリ設定の構成。
- アプリとそのコンポーネント モジュールの有効化または無効化。
- Coonfluence をアップグレードする前のアプリの互換性の確認。
UPM にアクセスするには、Confluence 管理者権限が必要です。
ユーザーがアドオンを見つけてリクエストする方法の詳細については、「Marketplace アプリのリクエスト」を参照してください。
UPMの利用の詳細についてはユニバーサルプラグインマネージャーのドキュメントをご覧ください。
管理者
セキュリティを強化するために、Confluence 8.8 で [Upload App (アプリをアップロード)] ボタンを無効にしました。この変更は Atlassian Marketplace からのアプリのインストールには影響しません。
引き続き、システム管理者はいくつかの回避策によって、アプリのインストールを有効にできます。
インスタンスが単一ノードで実行されている場合:
オプション 1: UI アップロード ボタンと API を再度有効にする
- システム プロパティ
upm.plugin.upload.enabled
をtrue
に設定します。 - 再起動を実行します。
UPM UI からアプリをアップロードします。
アップロードが完了したら、以下の追加手順を使用して、ボタンを無効にすることをお勧めします。システム プロパティ
upm.plugin.upload.enabled
をfalse
に設定します。再起動を実行します。
オプション 2: Confluence ファイル システムからカスタム プラグインを読み込む
システム プロパティ
atlassian.confluence.plugin.scan.directory
が設定されていない場合は、カスタム プラグインのターゲット ロケーションを指定します。Confluence ホーム ディレクトリ内のディレクトリをお勧めします ($CONFLUENCE_HOME/plugins/installed-plugins
など) 。Confluence を再起動します。
インスタンスが複数のノードで実行されている場合は、次のことが可能です。
オプション 1: UI アップロード ボタンと API を再度有効にする。
各ノードで、システム プロパティ
upm.plugin.upload.enabled
をtrue
に設定します。ローリング リスタートを実行します。
UPM UI からアプリをアップロードします。
アップロードが完了したら、以下の追加手順を使用して、ボタンを無効にすることをお勧めします。各ノードで、システム プロパティ
upm.plugin.upload.enabled
をfalse
に設定します。ローリング リスタートを実行します。
オプション 2: Confluence ファイル システムからカスタム プラグインを読み込む
システム プロパティ
atlassian.confluence.plugin.scan.directory
が設定されていない場合は、各ノードでファイルシステムの場所を指定します。Confluence ホーム ディレクトリ内のディレクトリをお勧めします ($CONFLUENCE_HOME/plugins/installed-plugins
など)。- 各ノードで、
atlassian.confluence.plugin.scan.directory
で指定されたディレクトリに、インストールする必要がある任意のアプリを入力します。 ローリング リスタートを実行します。
アプリの無効化とアンインストール
ユーザーがインストールしたアプリで使用されていないものを、無効化または登録解除できます。この方法については「アプリの無効化と有効化」をご覧ください。
アプリを無効化すると、その機能は即座に使用できなくなります。アプリにマクロが含まれていた場合、それらのマクロを含むページに "不明なマクロ" エラーが表示されます。これを回避するには、アプリを無効にする前にマクロの使用状況の統計を確認して、サイトで使用されているマクロを確認します。
[管理] > [一般設定] > [マクロの使用] に移動します。