受信リンクの OAuth 2.0 スコープ
外部アプリからの受信リンクを作成する際は、スコープを選択する必要があります。スコープは、アプリがインスタンスに対して持てる権限です。
スコープでアプリケーションができること
管理者はアプリが承認ユーザーに要求できるスコープを選択できますが、実際の権限は常にこのユーザーが実行できる範囲に制限されます。たとえば、管理者権限を選択したとしても、その権限を付与するユーザーが書き込みの権限しか持っていない場合、アプリはその権限を使用できません。
スコープ
リンクの設定時に選択できるスコープは次のとおりです。ユーザーが統合を承認すると、同じスコープがユーザーに表示されます。こうしたスコープは、承認済みアプリのユーザー プロファイルで後からアクセスできます。また、ここでは付与されたアクセスを取り消せます。
範囲 | 説明 |
---|---|
READ | コンテンツを表示する スペース、ページ、ブログ投稿、カスタム コンテンツ、添付ファイル、コメント、テンプレートなど、ご利用のアカウントで表示できるコンテンツを表示します。また、ユーザー プロファイルを表示します。 |
WRITE | コンテンツを作成、更新、削除する スペース、ページ、ブログ投稿、カスタム コンテンツ、添付ファイル、コメント、テンプレートなど、ご利用のアカウントで変更できるコンテンツを作成、更新、削除します。また、ユーザー プロファイルを変更します。 |
ADMIN | Confluence を管理する バックアップ、インポート、インフラストラクチャ設定などの機能を除く、システム管理者のみが実行できるほとんどの管理機能を Confluence インスタンス全体で実行します。 |
SYSTEM_ADMIN | Confluence システムを管理する バックアップ、インポート、インフラストラクチャ設定など、すべての管理機能を Confluence インスタンス全体で実行します。 |