自動データベース バックアップを設定する

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Jira をインストールしてセットアップ ウィザードの実行を完了すると、データベース バックアップ サービスは既定で 12 時間ごとに自動的に実行されます。バックアップ サービスでは、データベース コンテンツの完全な XML スナップショットが生成されて ZIP アーカイブ内に圧縮され、そのアーカイブが Jira [共有] ホーム ディレクトリの事前定義済みの export サブディレクトリに保存されます。異なるスケジュールで実行されるバックアップ サービスを追加したり、既存のサービス設定を更新したり、自動バックアップを無効にしたりできます。

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本番環境での大規模な Jira インストールと定期的なバックアップには、Jira の XML バックアップ サービスではなく、ネイティブのデータベース バックアップ ツールを使用することを強くお勧めします

ネイティブのデータベース バックアップ ツールでは、Jira が動作中であっても、整合性と信頼性がはるかに高いデータの保存 (と復元) の手段が提供されます。 Jira を使用している場合、バックアップ処理中にデータベースが更新される可能性があるため、XML バックアップの整合性は保証されません。整合性がない XML バックアップが生成されても、Jira アプリによる警告やエラー メッセージの報告は行われません。このようなバックアップは復元処理中に失敗します。

自動データベース バックアップ サービスを追加する

新しいデータベース バックアップ サービスを作成するか、削除済みの既定のデータベース バックアップ サービスを復元するには、次の手順に従います。

  1. 画面右上で [管理] > [システム] の順に選択します。

  2. サイド パネルの [詳細] で、[サービス] を選択します。

  3. [サービスの追加] セクションに、バックアップ サービスのわかりやすい一意の名前を入力します。

  4. [クラス] フィールドで、[組み込みサービス] > [バックアップ サービス] の順に選択します。

  5. 次のオプションのいずれかを選択して、スケジュール間隔を設定します。

    • 日単位—サービスは、設定した間隔に基づいて 1 日に 1 回または複数回実行されます。

    • 週ごとに設定—サービスは、設定した間隔に基づいて特定の曜日に 1 日に 1 回または複数回実行されます。

    • 月ごとに設定—サービスは、設定した間隔に基づいて月の特定の日の特定の時刻に実行されます。

    • 詳細—カスタムの cron 表現を入力して、スケジュールをより細かく制御できます。

  6. [サービスの追加] を選択します。

  7. [サービスの編集] ページで、[更新] を選択してバックアップ サービスの設定を保存します。

結果

  • バックアップが成功するたびに、Jira では zip 形式の XML バックアップが <jira-home>/export/backups に保存されます。
  • スケジュールされたバックアップが何らかの理由で失敗した場合は、zip 形式の XML バックアップ ファイルが失敗ログを含むテキスト ファイルとともに <jira-home>/export/backups/corrupted ディレクトリに保存されます。このファイルについては、バックアップ ファイルと同じ名前になりますが、.failure.txt 拡張子が付きます。Jira では、必要に応じて corrupted ディレクトリが作成されます。

既存のバックアップ サービスの設定を更新する

設定したバックアップ サービスのスケジュールと間隔の設定を変更するには、次の手順に従います。

  1. 画面右上で [管理] > [システム] の順に選択します。
  2. サイド パネルの [詳細] で、[サービス] を選択します。
  3. サービスのリストで、設定を更新するバックアップ サービスを探して、[更新] を選択します。
  4. オプションで、[サービスの編集] ページでカスタムの単純な日付形式を入力します。
  5. 次のオプションのいずれかを選択して、スケジュール間隔を更新します。
    • 日単位—サービスは、設定した間隔に基づいて 1 日に 1 回または複数回実行されます。
    • 週ごとに設定—サービスは、設定した間隔に基づいて特定の曜日に 1 日に 1 回または複数回実行されます。
    • 月ごとに設定—サービスは、設定した間隔に基づいて月の特定の日の特定の時刻に実行されます。
    • 詳細—カスタムの cron 表現を入力して、スケジュールをより細かく制御できます。
  6. [更新] を選択して、バックアップ サービスの設定を保存します。

結果

更新されたバックアップ サービスが新しいスケジュールに従って実行されるようになります。

自動データベース バックアップを無効にする

Jira に組み込まれている自動データベース バックアップ メカニズムを使用したくない場合は、関連するサービスを削除することで無効にできます。

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後でサービスを復元するには、新しいサービスを設定するだけです。

自動データベース バックアップ サービスを無効にするには、次の手順に従います。

  1. 画面右上で [管理] > [システム] の順に選択します。
  2. サイド パネルの [詳細] で、[サービス] を選択します。
  3. サービスのリストで、無効にするバックアップ サービスを探して、[削除] を選択します。

結果

Jira では今後データベース コンテンツの自動 XML スナップショットが作成されなくなります。

Last modified on Mar 26, 2024

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