データベースの切り替え

データベース内の Jira のデータは、以下に移行できます。

  1. 同一データベース サーバー上の異なるデータベース
  2. 異なるサーバー上の同種類のデータベース (例. ある PostgreSQL サーバーから別の PostgreSQL サーバーへ)
  3. 異なる種類のデータベース サーバー (例. MySQL サーバーから PostgreSQL サーバーへ)

Jira のデータは次の方法で移行できます。

Amazon Aurora データベースへの移行を計画している場合は、Amazon Aurora データベースのドキュメントもご確認ください。以下の「Amazon Aurora 用の追加の AWS リソース」を参照してください。

Jira を別のサーバーに移行するには、代わりに「Jira を別のサーバーに移行する」をご参照ください

既知の問題

Jira のデータを同種類のデータベースに移行する

Jira のデータを以下に移行するには、下記の手順を使用します。

    • 同一データベース サーバー上の異なるデータベース、または、
    • 異なるデータベース サーバー上の同種類のデータベース (例. ある PostgreSQL サーバーから別の PostgreSQL サーバーへ)。

データを移行するには、次の手順に従います。

  1. お使いのデータベース サーバーのネイティブ ツールを使用して:
    • 同じデータベース サーバー インストール環境の場合: 新規データベースに Jira データベースをコピーします。
    • 異なるデータベース サーバー インストール環境の場合: 同種類の新規データベースに Jira データベースをコピー/移行します。

      • 上記のどちらの作業も実行できない場合は、「Jira のデータを異なる種類のデータベース サーバに移行する」の手順 (下記) に従ってください。
      • この手順に従って、Jira のデータを異なる種類のデータベース サーバーに移行 (例: MySQL から PostgreSQL に移行) することもできますが、この処理をサポートするツールが別途必要となります。また、この方法はアトラシアンのサポート対象外となります。
  2. 新規データベースへの Jira データの追加が完了したら、Jira サーバーをシャットダウンします。
  3. Jira ホーム ディレクトリ Jira インストール ディレクトリ のバックアップを作成します。
  4. Jira サーバーのデータベースへのコネクションを再構成します。
    • Jira「推奨」ディストリビューションをインストールした場合、Jira インストール ディレクトリbin/config.sh (Linux/Solaris の場合) または bin\config.bat (Windows の場合) を実行することで Jira 設定ツールを使用し、便利な GUI から Jira のデータベース コネクションを再構成できます。
    • 次の条件が 1 つでも当てはまる場合、Jira ホーム ディレクトリdbconfig.xml ファイルを手動で構成する必要があります。手動での設定手順に関しては、「Jira のデータベース接続」セクションにある適切なデータベースの設定ガイドを参照してください。
      • Jira サーバーにコンソールでのみ接続している場合
      • データベース接続を手動で設定することを希望する (設定のカスタマイズが目的で)

Jira のデータを異なる種類のデータベース サーバーに移行する

Jira のデータを異なる種類のデータベース サーバーに移行 (例: MySQL サーバーから PostgreSQL サーバーに移行) するには、次の手順に従ってください。

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この手順は、Jira のインストール環境で内部 H2 データベース (Jira 評価用としてのみサポート) が使用中で、サポート対象のデータベース (本番の Jira インストール環境でサポートされる) を使用するように Jira インストール環境を切り替える必要がある場合にも利用できます。

Jira のデータを移行するには、次の手順に従います。  

  1. XML バックアップとしてデータのエクスポートを作成します。詳細については、データのバックアップ を参照してください。
  2. 新しいデータベース サーバーに新規データベースを作成し、Jira のデータを格納します。データベース作成の手順に関しては、「JIRA のデータベース接続」セクションの該当するデータベース設定を参照してください。
  3. Jira サーバーをシャットダウンします。
  4. Jira ホーム ディレクトリ Jira インストール ディレクトリ のバックアップを作成します。
  5. Jira ホーム ディレクトリdbconfig.xml ファイルを削除します。
  6. Jira を再起動します。Jira セットアップ ウィザードの最初のステップである、データベース コネクションの構成手順が表示されます。
  7. 新規データベース (上記のステップ 2 で作成) への Jira のコネクションを設定して、[次へ] ボタンを選択します。
  8. "アプリ プロパティ セットアップ" ページで、[既存のデータをインポート] リンクをクリックして、上記のステップ 1 で作成した XML バックアップからデータを復元します。

Amazon Aurora 用の追加の AWS リソース

AWS は、Aurora データベースのセットアップおよびそこへの移行に役立つガイドを提供しています。

また、Amazon はマネージド移行を実現するための AWS Database Migration Service も提供しています。このサービスは、最小限のダウンタイムで、さまざまなソース データベースから Aurora への移行をサポートするものです。

最終更新日: 2022 年 10 月 6 日

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