カスタム フィールドの追加
カスタム フィールドを作成して、既定のシステム フィールドでは提供されない情報を収集できます。開始する前に、カスタム フィールドの作成に関するヒントを読んで、フィールドの数が多すぎて Jira インスタンスが乱雑にならないようにします。
カスタムフィールドは常にオプションのフィールドです。つまり、既存の課題を変更せずに新しいカスタムフィールドを作成できます。既存の課題では、既定の値が定義されていても、新しいカスタムフィールドに値は入りません。
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カスタム フィールド作成のヒント
ここでは、カスタム フィールドを多数作成した場合に共有したいベスト プラクティスをいくつか紹介します。
カスタムフィールド数の制限 — Jira 内で定義するカスタム フィールドの数に注意してください。1,000 個を超えると、Jira のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
フィールド コンテンツの組み合わせ — 特定の情報を確実に入力させたい場合、テキスト テンプレートを使用する複数行のカスタム テキスト フィールドを既定値に検討することをおすすめします。また、検索可能な表にデータを入力できる "テーブル グリッド" カスタム フィールドも使用できます。
名前を重複させない — 新しいカスタム フィールドに、他の既存カスタム フィールドと同じ名前を付けないでください。カスタム フィールドを作成する前に、同じ名前のカスタム フィールドが既に存在していないか毎回確認してください。同じ名前のフィールドがあると、ユーザーが JQL 検索で正しいフィールドを選択する際に混乱を招く可能性があります。また、標準の JIRA フィールドと同じ名前のカスタム フィールドを作成することはできません。たとえば、特に「ステータス」フィールドが 2 つあると混乱を招きます。
できるだけ汎用な名前を使用する — 後から他の場所で再使用できるよう、カスタムフィールドに具体的でないの名前を付けてください。たとえば、フィールドの名前を「マーケティング目的」と付ける代わりに、「目的」とし、フィールドを使用する JIRA プロジェクトを表すフィールド設定で説明を提供します。
フィールドを課題に直接追加する
課題にフィールドを追加する手順は、次のとおりです。
課題を開きます。
[管理 > フィールドの追加] の順に選択します。
カスタム フィールド ビューからフィールドを追加する
[カスタム フィールド] ページでフィールドを追加する手順は、次のとおりです。
[管理 > 課題] の順に移動して、[カスタム フィールド] を選択します。
カスタム フィールドを追加するを選択します。
[フィールド タイプの選択] で [すべて] を選択して、使用可能なすべてのフィールド タイプを表示できるようにします。
フィールド タイプを選択し、[次へ] をクリックします。
以下の [チェックボックス] フィールドの例のように、フィールドの選択項目を設定します:
課題の情報を入力および取得する、カスタム フィールドのタイトルとしてフィールド名が表示されて、新しい課題の入力や既存の課題の編集時にデータ入力フィールドの下にフィールドの説明が表示されます (課題の参照時には表示されません)。
次へ をクリックします。
フィールドのコンテキストを設定して、[次へ] をクリックします。
- [作成] をクリックします。
フィールドを画面に関連付ける
カスタム フィールドを作成すると、[画面] ページに移動します。ここでは、[課題の作成] 画面や [編集] 画面など、カスタム フィールドを表示する画面を選択できます。
利用可能な画面とそのプロジェクトのリストを確認してください。
目的の画面の横にあるチェックボックスをオンにして、[更新] をクリックします。
次のステップ
コンテキストを変更する場合は、「カスタム フィールドの設定 」をご参照ください。また、Atlassian Marketplace にあるアプリ (例: Jira Toolkit) からカスタム フィールドを追加できます。独自のカスタム フィールド タイプを構築するには、Jira 開発者向けドキュメントのチュートリアルをご参照ください。
Jira を使いこなす
Jira に簡単にカスタム フィールドを追加するには、Atlassian Marketplace で利用可能な次のようなアプリを使用します。
- Profields - Jira Custom Fields: 各プロジェクトのニーズに応じて、Jira プロジェクトのフィールドを追加、管理、およびカスタマイズします。
- Power Custom Fields: カスタム フィールド内で、数式、スクリプト、計算済みのフィールド、およびカスタム メッセージを使用します。
- Elements Connect - 外部データ フィールド: 任意のデータソースを入力できるカスタム フィールドを作成します