アセットについて
Jira Service Management 5.3 以降、アセットと構成の管理ツールはアセットという名前になりました。Insight という古い名前からは変わりましたが、アセットはこれまでと同じ素晴らしい機能を引き続き提供します。変更内容と、アセットで何ができるかをお読みください。
アセットとは
アセット (以前の Insight) は、従業員からキーボード、サーバー、ネットワーク アダプター、オフィス、さらには給与計算や請求などのサービスまで、組織を構成するあらゆるものを追跡できるツールです。人やオブジェクトに関する情報を保管する場所が必要な場合に、アセットが助けになります。Jira Service Management にバンドルされているので、すべてを 1 か所にまとめられます。
Jira Service Management でのアセットと構成の管理は初めてですか? アセットを開始する方法を学びましょう。
変更内容をご案内します。
Jira Service Management 5.3 にアップグレードした後、Insight は自動的にアセットに変わります。新しい名前を表示するための操作は不要です。引き続きお読みになり、アップグレード後に期待できることをご確認ください。
ビジュアルの変更
ナビゲーション、ボタン、ロール名、設定、Jira Automation、ドキュメントなど、Insight と表示されていたあらゆる場所にアセットという名前が表示されるようになりました。
IQL と既存のクエリはどうなりますか?
Insight クエリ言語 (IQL) もリブランディングされています。IQL は Assets Query Language (AQL) と呼ばれるようになりました。JQL 詳細検索で、iqlFunction
の新しい名前は aqlFunction
になります。ただし、過去に作成済みのクエリについてはご心配なく。iqlFunction
は引き続き動作するので、クエリも機能します。
統合アプリ
Atlassian Marketplace アプリも新しい名前を使用するため、Insight 統合アプリはアセット統合アプリになっています。しかし、アセットツールと同様に、Marketplace アプリはこれまでと同じように機能します。
アセットの公開 REST API
公開 REST API もリブランディング プロセスの一部です。既存のエンドポイントとパラメータはすべて期待どおりに機能します。ただし、公開 REST API を使用するカスタム統合がある場合は、新しいエンドポイントとパラメータに移行して、統合をテストして動作に変更がないことを確認することをおすすめします。リブランディングの内容は次のとおりです。
/rest/insight/1.0/....
は/rest/assets/1.0/....
に変更されました。/rest/insight/1.0/.../iql...
のエンドポイントはすべて/rest/assets/1.0/.../aql...
に変更されました。iql
パラメーターの付いた JSON リクエストは、動作の同じqlQuery
パラメーターをサポートするようになりました。ただし、下位互換性を保つためにiql
は引き続き機能します。iql
属性の付いた JSON レスポンスには引き続きこの属性が返されるので、既存の統合に不具合が出ることはありません。ただし、JSON レスポンスではトランジションを促すために、qlQuery
属性に加えて同じ値のiql
属性も返すようになりました。