ワークフロー トリガーのトラブルシューティング

このページの内容

お困りですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。

コミュニティに質問

トリガーの設定や動作に問題がある場合、以下の手順に従い問題をトラブルシューティングしてください。

トリガー診断を使用する

トリガーのトラブルシューティングの最初の手順は JIRA のトリガー診断を確認することです。診断は開発ツールとの接続に問題がある場合や、課題が期待通りに自動的に遷移しない場合に、問題を教えてくれます。

  1. > [課題] を選択します。
  2. [ワークフロー] で [ワークフロー] を選択します。
  3. 対象のワークフローを見つけ、[操作] 列で [表示] をクリックします。
  4. ダイアグラム モードではなくテキスト モードで、対象のトランジションをクリックします。
  5. トランジション画面 ([トリガー] タブが表示されます) で対象のトリガーの [詳細を表示] をクリックし、診断情報を表示します。 
    • 「トリガー ソース」セクションには Jira と開発ツール間の統合に関する問題が一覧表示されます。たとえば、設定された認証のタイプが正しいかどうか、などが表示されます。
    • 「トランジション失敗」セクションにはトリガーが発火したにも関わらず自動遷移が失敗した課題が一覧表示されます。たとえば、匿名ユーザがトランジションにマッピングされているがトランジションが非匿名ユーザを要求する事後操作を持っているものなどが表示されます。

一般的な問題を確認する

トリガー診断からの情報で問題が解決できない場合、以下の一般的な問題のリストの考えられる原因と解決方法を確認します。

トリガーをトランジションに追加できない

原因ソリューション
JIRA または開発ツールのバージョンが正しくない正しいバージョンをインストールまたはアップグレードします。
開発ツールが Jira に正しく接続できない

接続の設定を確認します:

  • Jira + Bitbucket Server/FishEye/Crucible: Oauth を使用して 2LO および 3LO の2種類のアプリケーション リンクを設定する必要があります。
  • Jira + Bitbucket/GitHub: DVCS コネクタを正しく設定する必要があります。

詳細は、「開発ツールと連携する」を参照してください。

追加しようとしているトリガーが既にトランジションに追加されている

何もする必要はありません。

すべてのトリガーはトランジションに対してユニークで、一度だけトリガーをトランジションに追加することができます。

課題がトランジションしない

原因ソリューション
プロジェクトが、トリガーが設定されているワークフローを使用していない
  1. プロジェクトに移動して [プロジェクト設定] をクリックします。 
  2. サイドバーから、[ワークフロー] を選択します。
  3. プロジェクトが、トリガーを構成したワークフローを使用していることを確認します。
トリガーを追加したワークフローの変更を保存していないトリガーを追加したワークフローに移動します。ワークフロー トランジションを表示し、表示されたトリガーを確認して公開されていることを確認します。
DVCS が Jira に到達していない

1 時間程度待ちます。1 時間待っても到達しない場合、DVCS との接続が正しく構成されていることを確認します (「開発ツールとの連携」を参照してください)。

トリガーが設定されていない、または Bitbucket/GitHub から Jira に到達できない場合、トリガー設定に関係なく発生するコミット/ブランチ/プル リクエストの1時間ごとの同期があるため、最大1時間遅延が発生している可能性があります。詳細については、上記の「イベントのハンドリングとイベントの制限」セクションを参照してください。

DVCS リポジトリが同期済み DVCS アカウントにリンクされていない

Jira 管理コンソール > アドオン > DVCS アカウントに移動し、リポジトリを有効にします。

Bitbucket または GitHub に新しいリポジトリへの自動リンクを設定しなかった場合、リポジトリが有効化されない (ご使用の DVCS アカウントにリンクされる) 可能性があります。つまり、リンクされていないリポジトリのイベントは JIRA に送信されないため、トリガーを設定していても、課題のトランジションは自動的には生じません。

コミットが古すぎます

トランジションが生じるのは、経過日数 21 日未満のコミットのみです。これにより、一括アップロードを防止して一括トランジションが生じないようにしています。 

匿名ユーザーにはこの操作は許可されません。

開発ツールの各ユーザーを Jira ユーザーにマッピングしていることを確認します。

特定の課題操作は、匿名ユーザーによってトランジションが実行されると例外を投げます。対象の操作は次のとおりです。

  • CreateIssue イベント (これは、ワークフローでは「作成」または「課題の作成」トランジションに関連している可能性があります)
  • ユーザーがトランジションを実行していると仮定する 事後操作

開発ツール内のイベントが Jira ユーザーにマッピングされていない場合、トリガーされたトランジションは匿名ユーザーによって実行されます。詳細は、「ユーザー マッピング」のセクションを参照してください。

1つの課題に許可される自動トランジションの最大数を超えました。

ワークフロートランジションが無限ループで終了していないことを確認します。

自動課題トランジションイベントが開発ツールにより誤って抑制されます。

イベントを送信できるようにリポジトリ/プロジェクト設定を変更します。

重複するイベントが送信されていた場合、Jira へのイベント送信を抑制してワークフロー トリガーを開始しないように Bitbucket Server (Stash 3.3 - 3.5) または FishEye (3.5+) リポジトリを構成している可能性があります。複数の開発ツールでインデックスされている同一のリポジトリがある場合、Jira にリポジトリ イベントが重複して送信される可能性があります。

Jira はワークフロー トリガーを処理する際に、重複するコミット イベントおよびブランチ作成イベントを自動的に削除します。

重複イベントによってトランジションが誤って実行される問題が生じない限り、Bitbucket Server または FishEye からリポジトリイベントを抑制しないようにしてください。

課題のトランジションが期待したように実行されない

原因ソリューション
グローバルトランジションにトリガーを設定しました。

トリガーイベントが様々なステータスにある課題にどのような影響を与えるか調べます。グローバルトランジションからトリガーを削除することを検討します。

トリガーが課題の動作にどのような影響を与えるか正確に理解しているという自信がない限り、グローバルトランジション用にトリガーを設定しないことをお勧めします。詳細は、上記のトリガーとグローバルトランジションを参照してください。

自動課題トランジションでは、ワークフロー条件、バリデーターおよび権限は意図的に無視されます。

何もする必要はありません。

ワークフロー条件、バリデーターまたは権限が自動課題トランジションに適用されることを期待していた場合、これらのいずれも適用されていないことに留意してください。これに関連して、事後操作が自動課題トランジションに適用されます。

ワークフローが複数のプロジェクトにわたって共有されています。

トリガーをワークフローに適用したいプロジェクトと適用したくないプロジェクトがある場合、ワークフローをコピーする必要がある場合もあります。

トリガーはワークフローに適用されます。ワークフローが複数のプロジェクトにわたって共有されている場合、そのワークフロー用に設定されたすべてのトリガーが適用されることになります。

重複する自動課題トランジションイベントが複数の開発ツールにより送信されています。

開発ツールの1つ (またはそれ以上) のリポジトリ/プロジェクト設定を変更して、イベントが送信されないようにします。

複数の開発ツールでインデックスされている同一のリポジトリがある場合、Jira にリポジトリ イベントが重複して送信される可能性があります。Jira は重複するコミット イベントおよびブランチ作成イベントを自動的に削除します。

最新の Jira バージョンを使用しておらず、誤った課題トランジションを引き起こしている重複するリポジトリ イベントがある場合、Jira へのイベント送信を抑制してワークフロー トリガーが開始されないように Bitbucket Server (Stash 3.3 - 3.5) および Fisheye (3.5+) リポジトリを構成できます。

トランジションについて記録された情報が正しくない

原因ソリューション
開発ツールのユーザーが Jira のユーザーにマッピングされていません。

開発ツールの各ユーザーを Jira ユーザーにマッピングしていることを確認します。

ユーザーが正しくマッピングされていない場合、課題トランジションを実行するユーザーは匿名になります。詳細は、上記のユーザーマッピングに関するセクションを参照してください。

既知の問題: Jira の課題の [履歴] および [アクティビティ] タブと通知メールにのみ適切なユーザーが表示されます。その他の通知 (課題の [トランジション] タブなど) には匿名ユーザーが表示されます。

何もする必要はありません。

この既知の問題は今後のリリースで修正される予定です。

問題を解決できない場合

If you still cannot resolve your problem, there are a number of other help resources available, including our applications forums, Atlassian community, and our support team.

最終更新日 2021 年 11 月 17 日

この内容はお役に立ちましたか?

はい
いいえ
この記事についてのフィードバックを送信する
Powered by Confluence and Scroll Viewport.