タイムラインの親課題へのロールアップ値
親課題に値を集計する機能が、Advanced Roadmaps バージョン 3.23 で導入されました。それよりも前のバージョンの Advanced Roadmaps をご利用の場合は、このプロセスがインスタンスで異なるか、使用できない可能性があります。
子課題の値を設定すると、これらの値を親課題にも適用するよう Advanced Roadmaps に指示できます。たとえば、スケジュールされたサブタスクが 3 つあるストーリーの日付を集計すると、Advanced Roadmaps では子課題の最も早い開始日と最も遅いテスト終了日に基づいて、親課題の値が設定されます。このような自動見積もりによる値は、集計の矢印アイコン (次を参照) の横にある親課題に表示され、子課題への変更がすべて反映されます。
Advanced Roadmaps では、次の値を集計できます。
- 見積もり
- teams
- スプリント
- リリース
プランの見積もりをロールアップする
課題の見積もりを子課題から親課題にロールアップすると、ストーリー ポイントでは小数点以下 1 桁に、時間と日数は小数点以下 2 桁に四捨五入されます。親の課題のロールアップ見積もりは、まだ実行されていない作業量が反映され、子課題に時間を記録すると減少します。
プランの日付をロールアップする
集計日は、Advanced Roadmaps において手動設定の日付と同様に扱われます。既定では、Advanced Roadmaps はターゲット日付を集計しますが、カスタム日付またはスプリント日付を使用するようにプランを設定できます。集計日では、プランのグループと色の設定も考慮されます。
明示的な日付はロールアップ日付を上書きします。子課題の日付は、親課題に開始日または終了日が割り当てられておらず、スプリントの一部ではない場合にのみ、ロールアップできます。
日付を集計するには、開始日と終了日が割り当てられた子課題が 1 つ以上、親課題に含まれている必要があります。そのうえで、Advanced Roadmaps は子課題の日付に基づいて未入力の日付値を入力します。
部分的なロールアップ
スケジュール バーに特定の方向にフェード アウトしている縞模様が入っている場合、親課題は設定された日付と子課題からロールアップされた日付を使用していることを示しています。これは部分的なロールアップと呼ばれ、以下のように表示されます。
親課題のスケジュール バーが完全にフェード アウトしている場合は、子課題のどれにも開始日と終了日が割り当てられていないことを示しています。開始日または終了日がないと、Advanced Roadmaps は集計日を決定できないため、スケジュール バーがフェード アウトします。
部分的なロールアップを修正するには、開始日と終了日が割り当てられた子課題が 1 つ以上、親課題に含まれるようにします。