課題の作成と作業
- プロジェクトにアクセスする
- 課題の作成と作業
- 課題の検索とフィルタリング
課題とは、Jira Core の最も基本となるエンティティです。チームとそのニーズにより、課題の内容は異なります。Dragon Design Tees プロジェクトの例では、課題は新しいTシャツデザインの作成から完成までに必要な作業となっています。
初めての課題を作成する
課題を作成して、新しい T シャツ デザインの作成を追跡しましょう。
- Jira Core ヘッダーから、作成するを選択します。
- 下記のサンプルのようにフィールドを入力します。 * が付いているものは必須入力項目です。
- プロジェクト:Dragon Design Tees
- 課題タイプ:タスク
- サマリ:業者リストを Excel 表で作成する
- 詳細:表にはすべての業者の内訳と具体的なスキルを記載すること。
- 他のフィールドはすべて空白、またはデフォルトのままにします。
新規に課題を作成するために、作成を選択します。確認メッセージが数秒間表示されます。新しい課題の課題キーをメモしておいてください(例:DT-1)。
さらにもうひとつ、ふたつの課題を作成して、プロセスに慣れましょう。
複数課題の作成方法
[課題の作成] ダイアログ上で、[作成]をクリックする前にもう1つ作成 の「チェックボックス」にチェックします。
課題を編集する
課題は簡単に編集して情報をさらに追加したり、新しいファイルやスクリーンショットを添付したりできます。インラインでの編集が課題を編集するのに一番早い方法です。インライン編集時に表示されないブランクのフィールドを含め、すべての課題フィールドにアクセスするには、「課題を編集」ダイアログを使用します。
- プロジェクトで、プロジェクトサイドバーから課題を選択し、作成した最初の課題を開きます。
- 優先度フィールドにマウスを合わせます。[編集] () をクリックし、フィールドを編集します。
- 優先度を「重要」に変更し、フィールドの外をクリックして変更を保存します。
課題が即座に更新されます。では、今度は課題の取り組み方につい見ていきましょう。
課題を進行させる
どの課題にもライフサイクルがあります。Jira Core では、課題のライフサイクルはワークフローによって管理されます。ワークフローは課題ステータス(未着手など)と各ステータス間のトランジッション(開始など)から構成されています。このステップでは、課題のステータスを「未着手」から「進行中」にトランジッションさせて作業を開始します。
- 作成した最初の課題を開きます(例:DT-1)。課題のステータスは「未着手」になっているはずです。
- 開始を選択します。課題のステータスが進行中に変更されます。
- その後は、進行の停止、完了を選択して課題をクローズ、あるいは解決策の選択などを実行できます。
課題を解決するには開始の時とは違い、詳細な情報を入力する必要があります。課題トランジッションの中には、プロジェクトに関連したワークフローに、判定を伴うものがあります。ひとつのプロジェクトにはひとつの関連ワークフローしかありません。
ワークフローについて
JIRA プラットフォームでは、既定のワークフローが設定されています。ワークフローは変更、カスタマイズが可能ですが、管理者権限のユーザーのみが可能です。
課題をユーザーに割り当てる
チームの他のメンバーに課題を割り当てれば、作業をより効率的に管理することができます。
- 作成した課題のひとつを開きます(DT-2)。
- 課題で割り当てるを選択します。
- emma を担当者 (Assignee) のフィールドに入力し、表示されたドロップダウンリストから 選択して割り当てます。
コメント フィールドに下記テキストを入力し (コピー & ペーストはしないでください)、割り当て (Assign)を選択します。
Hi @emma, I've assigned this issue to you to work on this week.
上記コメントを入力すると、次の点に気付くでしょう:
- @ (アットマーク) に続けて入力を始めると、ユーザー名を選択するようにプロンプトが出されます。この例では、emma です。このコメントを保存すると、この課題へのリンクが記されたお知らせメールが emma に配信されます。この機能を、ユーザーのメンションといいます。
- 割り当て (Assign)を選択すると:
- この課題は、コメント付きで Emma に割り当てられます。
- この課題コメントで、課題へのリンクが自動的に作成されます。
すばらしい!複数の課題を作成し、ひとつを編集、もうひとつをチームの他のメンバーに割り当てました。課題での作業のコツをつかんできました。ここで、作業する課題を検索する一番良い方法を学びましょう。