Confluence Data Center クラスタのセットアップ

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Confluence Data Center では複数の Confluence ノードのクラスタを実行して、高可用性、拡張のためのキャパシティ、および大規模環境でのパフォーマンスを実現できます。

このガイドでは、お客様自身のインフラストラクチャで Data Center クラスタを構成するプロセスについて説明します。 

これを行うには、システム管理者としてログインしている必要があります。

クラスタ化が自社に適しているかわからない場合、詳細な概要について「Confluence Data Center のクラスタ化」を参照してください。

On this page

AWS および Azure でのクラスタリング

AWS (Amazon Web Services) および Azure などのパブリック クラウド プロバイダーで Data Center クラスタをデプロイすることもできます。AWS または Azure でクラスタを簡単に構成できるよう、具体的なガイドとデプロイ テンプレートをご用意しています。それぞれで必要な要件をご確認ください。

はじめる前に

クラスタリングの要件

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ハードウェアおよびインフラストラクチャの完全な概要については、「Confluence Data Center のクラスタ化」を参照してください。

セキュリティ

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用語

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クラスタのセットアップと構成

このプロセスをステージング環境で完了し、クラスタ化されたインストールをテストしてから、本番環境に移行することをおすすめします。 

1. バックアップ

先に進む前に、既存の Confluence のローカルのホームおよびインストール ディレクトリとデータベースのバックアップを作成しておくことを強く推奨します。

ホーム ディレクトリの場所が不明な場合

ホーム ディレクトリの場所は <installation-directory>/confluence/WEB-INF/classes/confluence-init.properties ファイルに記載されています。

ここには、検索インデックスと添付ファイルが格納されます。添付ファイルを Confluence ホーム ディレクトリの外部で保存している場合は、添付ファイル ディレクトリのバックアップも実施する必要があります。

2. 共有ホームディレクトリの作成

  1. 同一パスを経由してクラスタのすべてのノードにアクセス可能なディレクトリを作成します。これが共有ホームディレクトリになります。
  2. 既存の Confluence ホーム ディレクトリで、<local home directory>/shared-home のコンテンツを、作成した新しい共有ホーム ディレクトリに移動します。混乱を防ぐため、コンテンツを移動したら、空になった <local home directory>/shared-home ディレクトリを削除することをおすすめします。
  3. <local home>/attachments> ディレクトリを新しい <shared home>/attachments ディレクトリに移動します。

4. クラスタ モードを有効化する

クラスタ モードを有効化する前に、Confluence を再起動してクラスタを構成する準備を整えます。これには、ある程度のダウンタイムが必要です。

  1. Confluence を起動します。
  2. > [一般設定] に移動します。
  3. サイドバーで [クラスタリング] を選択します。
  4. [クラスタ モードを有効にする] を選択します。
  5. [有効化] を選択し、続行する準備が整ったことを確認します。

5. Confluence を再起動します。

Confluence を再起動してクラスタを構成します。再起動したら、セットアップ プロセスが完了するまで Confluence を利用することはできません。

6. クラスタの構成

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Synchrony が Confluence で管理されている場合、同じネットワーク設定が Synchrony に適用されます。

プロンプトに従ってクラスタを作成します。

再起動すると、Confluence はクラスタのセットアップを開始します。この処理には数分かかることがあります。Confluence の一部のコンポーネントも、クラスタ互換に変わります。例えば、Confluence は Hazelcast によって管理される分散キャッシュ レイヤーに切り替わります。

(warning) クラスタのセットアップが完了し、Confluence が実行されるまでは、Confluence を再起動しないでください。

Confluence ノードを追加する

Data Center ライセンスでは、クラスタのノード数は制限されません。高可用性などのクラスタ化のメリットを実現するには、1 つ以上のクラスタ ノードを追加する必要があります。

ほとんどの組織では一般に、2 ~ 4 ノードで十分です。小さく開始し、必要に応じて拡張することをおすすめします。

7. Confluence を 2 つめのノードにコピー

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ローカルのホームディレクトリをコピーすることで、確実に Confluence 検索インデックス、データベース、クラスタ設定、その他の設定をノード 2 にコピーします。

対象のノード数をサポートするために十分なコネクションがデータベースにあることを確認してください。

8. ロード バランサの構成

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ロード バランサの詳細なガイダンスについては、「Confluence Data Center のクラスタ化」を参照してください。

9.一度に Confluence の 1 つのノードを起動する

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10. Confluence クラスタのテスト

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11. Synchrony クラスタのセットアップ (オプション)

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トラブルシューティング

上記の手順で問題が発生した場合は、クラスタのトラブルシューティング ガイドを参照してください。

アトラシアンによる支援

クラスタのセットアップでサポートが必要な場合、クラスタ化された Data Center インストールの計画や実装に役立つ幅広いサポート サービスをご利用いただけます。

  • アトラシアンのテクニカル アカウント マネージャーは戦略的なガイダンスを提供できます。彼らは、クラスタで Confluence を構成、デプロイ、および管理するためのベスト プラクティスの決定に、お客様と取り組みます。
  • アトラシアンのプレミア サポートは、技術的なサポートを提供できます。また、プレミア サポートでは、お客様の環境の準備レベルを評価するヘルス チェック分析も提供しています。
  • アトラシアンのエンタープライズ パートナー は、お客様がアトラシアン ツールを最大限に活用できるよう、幅広いサービスを提供します。
  • また、アトラシアン コミュニティで質問することもできます。


最終更新日 2020 年 6 月 1 日

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