将来の計画の最適化

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  1. チームのための計画
  2. チーム ボードのカスタマイズ
  3. ストーリー ポイントによる見積もり
  4. チーム レポートの分析
  5. 将来の計画の最適化

作業がうまく進行しているとき、ベロシティは安定し、チームの士気は高まり、プロダクトマネージャーも満足しています。これは、計画を中止すべき時ではありません。

将来の計画を立てる

バーンダウン、レポート、ストーリーの見積もり、スプリント、およびスタンドアップから知り得たあらゆる情報を、将来のスプリントおよび課題に向けたより良い計画の作成にいつでも活用できます。チームが変わったり、予算が削減されたり、まったく新しいことに重点を置くように指示されたとしても、収集されたデータは依然として非常に有益です。

今回学んだことに基づいて次回変更する可能性がある主な項目には、次のものがあります。

高いパフォーマンスのチームのためにストーリー ポイントを追加する

残余作業がなく常にスプリントを完了している高パフォーマンスのチームの場合、次のスプリントではポイント数を追加して取り組ませる必要があるかもしれません。負荷を大きくし過ぎないようにご注意ください。残余ポイント数なしでスプリントを完了することがほとんどないチームが、自分たちは標準以下だと誤って感じてしまう場合があります。

さまざまな構成を変更して別の結果を得る

物事がうまくいっているときは、いつものやり方を変えたいとは思いません。しかし、物事がうまくいかなくなっているときは、さまざまな構成を少し変えてみるとうまくいくことがあります (そうする余裕がある場合に限られます)。たとえば、スプリントで担当を交換したり、イノベーション スプリントやバグ修正のみのスプリントなどの別の種類のスプリントを導入することなどが考えられます。変化はチームを再活性化し、引き続き作業に取り組むこともできます。

作業内容が多すぎる状態が続く場合、PM に相談する

コミットされたストーリー ポイントを達成することに失敗すれば、チームは意気消沈します。理由がわからない場合は特にそうです。PM または課題を報告した担当者と話して見積もり期間中の詳細を明らかにし、ふりかえり期間に問題点を洗い出します。たとえば、見積もりが基本情報の欠如のために大きく外れている場合は、対処する必要があります。

「チームで見積もりを行うことの最大のメリットの 1 つは、製品の構築方法や作業内容を向上させる方法について、本当に重要な議論が誘発されることです」

~ アトラシアンのプロダクト マネージャー

見えないものを忘れない 

スクラムはすべてチームに関することであり、スプリントでは、収集して将来の計画で考慮すべきさまざまなことが発生します。初心者が知っておくべきこと、および、経験者がときに忘れてしまう心得をご案内します。

  • 常に、必ずふりかえりを行う。
    ふりかえりではレポートではわからないインサイトを得ることができます。今後の課題について必ず話し合うようにします。これによって計画の調整が必要になることもあります。インサイトを記録し (Confluence が望ましい)、成功ポイントを声を大にして発表してください。
  • チームがパフォーマンスを把握していると思い込まない。
    ベロシティ レポートが入手可能で、毎月のチーム ミーティングでも表示されるからといって、チームが自身の状況を把握しているとは限りません。 スクラム リードとチーム リードは言葉でも説明する必要があります。作業がうまくいっていることを直接伝えてもらいたくない人はいません。 
  • 過去の発言の繰り返しでも、目的を持って言う。
    スタンドアップや計画は、長い期間を経てルーチンワークになってしまうことがあります。長年一緒に作業してきた経験豊富なチームの場合は特にそうです。リップ サービスに終始する儀式にしてしまわないように、参加者は意味のある発言をし、お互いの意見に積極的に耳を傾けるようにします。
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追加学習

見積もりと計画についてさらに詳しく学習する場合、次のオプションを検討してください。

 

最終更新日 2017 年 9 月 12 日

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