Jira Core を 人事 (HR) プロジェクトで利用する
オンボーディング(新人受け入れ)について見てみましょう。
ユースケース | オンボーディング - 初日、最初の週の新入社員の受け入れを行います。 |
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何のビジネスプロジェクト で開始するべきですか? | タスク管理 - タスクとサブタスクの課題タイプを伴う、作業前 (To do)、完了 (Done) といった簡易なワークフローを提供します。 |
どのように行うのですか。 |
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どのように表示されますか? | |
もっと簡単にすることはできますか? | 「ちょっと待った。新人の受け入れの度にたくさんのサブタスクを作るのはごめんだ!」と思うかもしれませんが、その必要はありません。すべての関連するサブタスクをまとめたタスクを 1 つセットアップし、「オンボーディング」という名前を付けます。新しい社員を受け入れるときは、そのタスクを検索し、Jira Core の複製 (クローン) 機能を利用して、すべての関連するサブタスクを含む新しいタスクを作成することができます。タスクをリネームすることによって、タスクがどの新入社員のものなのかを判別することができるでしょう。タスクの複製をしたときに Jira Core によって関連するメンバーがタスクに自動的に割り当てられるように、サブタスクを担当者に割り当てることができます。 |
他のカスタマイゼーション | オンボーディング (新人受け入れ) の範囲が広く、新人への細かい備品の提供だけでなく、受け入れの最初の週のチームとのランチや、就業規則のトレーニングや、オフィス ツアーなどを確実に行いたい場合があります。プロジェクトのワークフローはニーズに合わせてカスタマイズできます。各ステップのそれぞれの責任者に、その親タスクを割り当てます。タスクで利用可能なフィールドのカスタマイズ可否を判断し、オンボーディングで必要になる情報 (トレーニングのスコア、提供した備品の資産管理番号等) を確実に記録できるようにします。実際のオンボーディングに合わせて Jira Core をセットアップしましょう。ニーズに合わせて、プロジェクトは複雑にもシンプルにもすることができます。 |
Jira Core をどのように活用できるか、その特徴を把握できましたか? ここからは、さらに別の人事の例を見てみましょう。求人への応募を追跡するために、プロジェクトをどのようにセットアップできるかをご覧ください。
ユースケース | 応募者のトラッキング - 受付可能なロールを公募し、郵送、ウェブサイトやメールで応募の受付を開始します。 |
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何のビジネスプロジェクト で開始するべきですか? | プロジェクト管理 - これは、オープン(To do)、進行中(In progress)、完了(Done)のワークフローを提供し、タスク・サブタスクの課題タイプを伴います。 |
どのように行うのですか。 |
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どのように表示されますか? | |
もっと簡単にすることはできますか? | はい、できます。Jira Core をメール システムと統合している場合は、求人への応募に関する受信メールからタスクを自動で作成できます。メールに添付されたファイルはすべて、添付ファイルとしてタスクにも追加されます。一部の募集広告において、メールの件名に氏名、応募するポジション名、参照情報を記載するよう求めているのを不思議に思ったことはありませんか? これはまさに、求人している企業が応募メールを追跡してプロセスを踏めるようにするため、自動的に「タスクのようなもの」に変換しているためです。Jira Core では、同じシステムを構築できます。 |
他のカスタマイゼーション | 1 つの役職の候補者の選定を進めるのは、予想以上に大変な場合があります。役職や要件によって、複数回の面接やバックグラウンドのチェックが必要になるかもしれません。また、必要な書類に署名をもらい、返却してもらう必要もあるでしょう。この他にもやるべきことは山積みです。Jira Core では、こうした作業に取り組むためのワークフローをカスタマイズして、それぞれの段階で相応しいメンバーをタスクに割り当てられます。 すべての求人応募に同じプロジェクトを使用したいが、しばらくするとオープンタスクが多くなり過ぎるのではないかと心配でしたか?各オープンロールに対し定義済みのラベルを割り当てることで課題を並べ替えることができます。これによりタスクの検索が簡単になり、雇用しようとしているロールに関するタスクを抜き出す際に便利です。また、プロジェクトにコンポーネントを追加し、タスクをグループ化することも可能です。コンポーネントを使用し、コンポーネント内の各タスクに、自動的に担当を割り当てることができます。 |
これらは、Jira Core が、プロセスを進めるための助けになり、可視化して管理しやすくする方法のほんのいくつかのアイデアです。