Linux でアーカイブファイルから Confluence をインストール
Linux 上で Confluence をインストール
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このガイドでは、zip ファイル使用して、外部データベースのある本番環境に手動で Confluence をインストールする方法を説明します。
この方法では、インストールプロセスをユーザーが最大限制御できます。
Confluence をインストールするその他の方法:
On this page:
はじめる前に
Confluence をインストールする前に、いくつかの質問に答える必要があります。
サポートされているオペレーティングシステムと Java のバージョンを使用していますか? |
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サポート対象プラットフォーム ページでインストールする Confluence のバージョンを確認してください。このページでは、サポート対象のオペレーティングシステム、データベースおよびブラウザーに関する情報を提供しています。 参考情報
|
Confluence をサービスとして実行しますか? |
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サービスとして Confluence を実行するとは、Linux サーバーが起動されると、Confluence が自動的に始動することを意味します。 Confluence をサービスとして実行する場合、Linux インストーラーを使用してください。 Confluence をサービスとして実行しないことを選択する場合:
|
ポート 8090 と 8091 は使用できますか? | |
どのデータベースを使用することを計画していますか? |
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本番で Confluence を実行するには、外部データベースが必要になります。インストールするバージョンのサポート対象プラットフォームページで、現在サポートされているデータベースのリストを確認してください。データベースをまだ用意していない場合、無料の PostgreSQL であればセットアップが簡単です。
参考情報
|
Confluence ライセンスをお持ちですか? |
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Confluence を使用するには、有効な Confluence サーバーライセンスが必要です。
参考情報
|
JAVA_HOME 変数が正しく設定されていますか? |
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Confluence をインストールする前に、サポート対象の Java バージョンを実行していることと、 Confluence は Oracle JDK または JRE でのみ実行可能です。 ご使用の Java バージョンを確認するには:
JAVA_HOME 変数が正しく設定されていることを確認するには:
Java インストール ディレクトリへのパスが表示される場合、 |
Confluence を実行するために専用ユーザーを作成しましたか? |
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専用ユーザーとして Confluence を実行することを強くお勧めします。 開始する前にこのユーザーを作成してください。こにより、インストールディレクトリおよびホームディレクトリの作成時に、このユーザーに適切な読み取りおよび書き込み権限を付与できます。 この例では、
詳細は、「オペレーティングシステム上に専用ユーザーアカウントを作成して Confluence を実行する」を参照してください。 |
Confluence のインストール
1. Confluence をダウンロードする
ご使用のオペレーティング システムに対応した tar.gz
ファイルを https://www.atlassian.com/software/confluence/download からダウンロードします。
2. インストールディレクトリの作成
インストール ディレクトリの作成 – これは Confluence がインストールされる場所です。パスにスペースや特殊文字を使用しないでください。このディレクトリを
<installation-directory>
と呼びます。
手順についてこの例では、インストール ディレクトリを
confluence
と呼びます。$ mkdir confluence
Confluence の
tar.gz
ファイルを<installation-directory>
に展開します。特に Solaris では、アーカイブ ユーティリティの GNU バージョンを使用することをお勧めします。
手順についてConfluence をダウンロードしたディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
$ tar -xzf atlassian-confluence-X.X.X.tar.gz -C <installation-directory> $ cd <installation-directory> $ tar -xf atlassian-confluence-X.X.X.tar
x.x.x
をご使用の Confluence バージョンで、<installation-directory>
を直前のステップで作成したディレクトリの絶対パスで置き換えます。Confluence 専用ユーザーに、
<installation-directory>
に対する読み取り、書き込み、および実行権限を付与します。
手順についてこの例では、インストール ディレクトリの所有権を変更し、ユーザー
confluence
に読み取り、書き込み、および実行権限を付与しています。$ chown -R confluence <installation-directory> $ chmod -R u=rwx,go-rwx <installation-directory>
3. ホームディレクトリの作成
ホーム ディレクトリの作成 – ホーム ディレクトリは、ログ、検索インデックス、ファイルなどの Confluence のアプリケーション データが保存される場所です。インストール ディレクトリとは別に作成し、パスには空白や特殊文字を使用しないでください。このディレクトリを
<home-directory>
と呼びます。
手順についてこの例では、ホーム ディレクトリを
confluence-home
と呼びます。$ mkdir confluence-home
Confluence 専用ユーザーに、
<home-directory>
に対する読み取り、書き込み、および実行権限を付与します。手順についてこの例では、ホーム ディレクトリの所有権を変更して、ユーザー
confluence
に読み取り、書き込み、および実行権限を付与しています。$ chown -R confluence <home-directory> $ chmod -R u=rwx,go-rwx <home-directory>
<installation-directory>\confluence\WEB-INF\classes\confluence-init.properties
を編集します。ファイルの下部に
<home-directory>
への絶対パスを入力します。このパスに基づいて、Confluence は起動時に<home-directory>
の場所を見つけます。
手順についてconfluence.init.properties
ファイルは任意のテキスト エディタで編集できます。この行までテキストをスクロールします:
# confluence.home=c:/confluence/data
この行の先頭にある
#
と空白を削除し (これにより、Confluence は行をコメントとして扱わなくなります) 、ホーム ディレクトリへの絶対パス (シンボリック リンクとは異なる) を追加します。例:confluence.home=/var/confluence-home
4. ポートの確認
既定では、Confluence はポート 8090
をリッスンします。サーバー上で同じポートを使用する別のアプリケーションを実行している場合、Confluence が別のポートを使用するように指定します。
ポートを変更する方法
<installation-directory>\conf\server.xml
を編集します。サーバーポート (8000) およびコネクタポート (8090) を変更してサーバー上のポートを解放します。
以下の例では、サーバーポートを 5000、コネクタポートを 5050 に変更しました。Server port="5000" shutdown="SHUTDOWN" debug="0"> <Service name="Tomcat-Standalone"> <Connector port="5050" connectionTimeout="20000" redirectPort="8443" maxThreads="48" minSpareThreads="10" enableLookups="false" acceptCount="10" debug="0" URIEncoding="UTF-8" protocol="org.apache.coyote.http11.Http11NioProtocol" />
Linux では 1024 番未満のポートにバインドできません。たとえば、Confluence をポート 80 で実行する場合、リバースプロキシを使用してトラフィックをポート 80 からリダイレクトできます。「Apache で mod_proxy を使用する」を参照してください。
5. Confluence の起動
<installation-directory>/bin/start-confluence.sh
を実行してセットアップ プロセスを開始します。
手順について専用ユーザーとして Confluence を実行することをお勧めします。
$ su -u <user> $ ./start-confluence.sh
Ubuntu を使用している場合は、コマンドは次のように少し異なります。
$ sudo su <user> $ ./start-confluence.sh
- ブラウザで
http://localhost:8090/
に進み、Confluence を起動します (コネクタ ポートを更新した場合はポートを変更します)。
- JAVA_HOME 変数が正しく設定されていることを確認します。
- エラーが発生した場合、「Spring Application コンテキストが設定されなかったため Confluence が起動しない」を参照して トラブルシューティングのオプションを確認してください。
Confluence のセットアップ
6. インストールタイプを選択する
- 本番インストールを選択します。
- 他にインストールしたいアドオンがあれば選択します。
7. ライセンスの入力
8. データベースへの接続
- データベースをまだ作成していない場合、ここで作成します。詳細については、このページの「はじめる前に」セクションを参照してください。
- ドロップダウンメニューからデータベースを選択して、外部データベースを選択します。
データベースへの接続方法を選択します。
JDBC 直接接続...このオプションは標準の JDBC データベース接続を使用します。接続プールは Confluence 内で管理します。
Oracle または MySQL を使用している場合、追加の手順があります。
- 適切なデータベース JDBC ドライバをダウンロードして解凍します。
- セットアップ ウィザードを使用して続行する前に、JAR ファイルを
<confluence-installation>
フォルダにドロップします。/confluence
/WEB-INF/lib
セットアップウィザードにて :
- Driver Class Name – データベース ドライバの Java クラス名です。不明な場合は、データベースのドキュメント確認してください。
- データベース URL – データベースの JDBC URL。不明な場合は、データベースのドキュメント確認してください。
- ユーザー名とパスワード – Confluence がユーザーのデータベースにアクセスするために使用できる有効なユーザー名とパスワードです。
データソース...This option asks the application server (Apache Tomcat) for a database connection. You'll need to manually add the datasource to the
server.xml
file before you can continue.データソースを設定するには、ご使用のデータベース用の弊社のガイドに従います。
セットアップウィザードにて :
- Datasource Name – this is JNDI name of the datasource, as configured in the
server.xml
file.
Some servers will have JNDI names likejdbc/datasourcename
; others will be likejava:comp/env/jdbc/datasourcename
.
9. 新しいサイトにコンテンツを追加する
これは、Confluence を理解するためにあなたとユーザーが使用できるスペースを作成するオプションです。このスペースはいつでも削除できます。
既存の Confluence サイトのサイト全体のエクスポートがある場合にこのオプションを使用します。これは、別のデータベースへの移行やテストサイトの設定を行うときに便利です。
参考情報
- インポートできるのは、同じまたは前の Confluence バージョンのサイトのみです。
- 以前にインストールした Confluence から、システム管理者のアカウント情報をはじめとするすべてのユーザーデータとコンテンツがインポートされます。
セットアップウィザードにて :
- バックアップファイルのアップロード – サイトのエクスポートファイルのサイズが小さい場合 (25mb 以下) 、このオプションを使用します。
バックアップ ファイルをファイル システムから復元– バックアップ ファイルの容量が大きい場合はこのオプションを使用します。ファイルを
<confluence-home>/restore
ディレクトリにドロップし、プロンプトに従ってバックアップを復元します。インデックスの作成 – インポートしたコンテンツを検索できるようにするには、インデックスを作成する必要があります。大規模サイトの場合は長時間かかるため、後でインデックスを作成したい場合は、選択解除します。インデックスが作成されるまでコンテンツは検索できません。
10. ユーザーを管理する場所を選択する
Confluence でユーザーを管理する場合、またはインストール済みの JIRA アプリケーションがない場合、このオプションを選択します。
参考情報
- JIRA アプリケーションでユーザーを管理する計画で、まだ JIRA アプリケーションをインストールしていない場合、JIRA を最初にインストールしてから Confluence のセットアップに戻ることをお勧めします。
- 後で外部のユーザー管理 (LDAP、Crowd または JIRA) を追加する選択もできます。
インストール済みの JIRA アプリケーションがあり、両方のアプリケーション間でユーザーを管理する場合、このオプションを選択します。
参考情報
- これは、ほとんどのオプションを標準条件とした状態で JIRA との連携を設定するためのものです。
- JIRA のユーザーディレクトリが Confluence で使用できるように構成され、JIRA と Confluence の間で相互にアプリケーション リンクが設定されるため、データを容易に共有できます。
- また、JIRA アプリケーション内のどのグループを Confluence にログインできるようにするか厳密に指定できるようになります。各アプリケーションで、ご使用のライセンスのティアが同じである必要はありません。
- JIRA 4.3 以降、JIRA Core 7.0 以降、JIRA Software 7.0 以降、または JIRA Service Desk 3.0 以降のいずれかが必要です。
セットアップウィザードにて :
JIRA Base URL – the address of your JIRA server, such as
http://www.example.com:8080/jira/
orhttp://jira.example.com/
- JIRA 管理者ログイン – これは、JIRA アプリケーションでの JIRA システム管理者グローバル権限があるユーザーアカウントのユーザー名とパスワードです。Confluence は、このユーザー名とパスワードを使用してローカル管理者アカウントも作成します。JIRA が使用できない場合でもこのアカウントで Confluence にアクセスできます。このシングルアカウントは、Confluence の内部ユーザー ディレクトリに保存されるため、JIRA でパスワードを変更しても、Confluence 側で自動的に更新されることはありません。
- Confluence ベース URL - この URL を使用して、JIRA はご使用の Confluence サーバーにアクセスします。ここで指定する URL は、JIRA アプリケーションに接続するために、Confluence で指定されたベース URL をオーバーライドします。
- ユーザー グループ - これらの JIRA グループのメンバーには、Confluence の使用が許可されることになります。これらのグループのメンバーは、Confluence の「使用可」権限を付与され、Confluence ライセンスでカウントされます。既定のユーザー グループ名は、次のように JIRA バージョンによって異なります。
- JIRA 6.4 and earlier:
jira-users
. - JIRA Software 7.x and later:
jira-software-users
- JIRA Core 7.x and later:
jira-core-users
- JIRA Service Desk 3.x and later:
jira-servicedesk-users
- JIRA 6.4 and earlier:
- Admin Groups – provide one or more JIRA groups whose members should have administrative access to Confluence. The default group is
jira-administrators
. These groups will get the system administrator and Confluence administrator global permissions in Confluence.
11. 管理者アカウントの作成
JIRA アプリケーションでユーザー管理を行うか、既存のサイトからデータをインポートした場合、このステップはスキップします。
12. Confluence の使用を開始する
リバース プロキシの背後で Confluence を実行する予定がある場合は、先へ進める前にプロキシと SSL の考慮事項を確認してください。
チームの立ち上げと運営に役立つ情報を以下に挙げます。
- サーバーのベース URL の設定 – これはユーザーが Confluence へアクセスするために使用する URL です。
- メールサーバーの設定 – これにより、Confluence はコンテンツに関する通知をユーザーに送信できるようになります。
- ユーザーを追加して招待 – チームを参加させます。
- Confluence の開始および停止 – Confluence の開始および停止の方法を調べます。
トラブルシューティング
- JAVA_HOME が正しく設定されていることを確認します。
- エラーが発生した場合、「Spring Application コンテキストが設定されなかったため Confluence が起動しない」を参照して トラブルシューティングのオプションを確認してください。
- 解凍ユーティリティの GNU バージョンを使用します。Solaris および AIX 上の
tar.gz
ファイルの抽出には既知の問題があります。「'extractBundledPlugins Couldn't find atlassian-bundled-plugins.zip on classpath' Due to Solaris TAR Utility」をご参照ください。 - 共同編集でエラーが発生する場合は、「共同編集のトラブルシューティング」を参照してください。
詳細は、ナレッジベースの「インストールのトラブルシューティング」を参照してください。
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