JIRA アプリケーションの分割
組織では、既存の JIRA アプリケーション インスタンスを2つの独立したインスタンスに分割する必要が生じる場合があります。たとえば、片方のインスタンスで一部の特定のプロジェクトを持ち、もう片方のインスタンスでその他のプロジェクトを持つ必要がある場合があります。
注意
このプロセスでは、2つの別々のサーバーライセンスが必要です。
- あなたのバックアップの手順を利用し、データベースのバックアップを取得し、バックアップの検証を行います。
- 添付ファイルディレクトリをバックアップし、バックアップの確認をします。
- 新しいサーバーに必要な JIRA アプリケーションをインストールします (JIRA Software など)。
注意:- 新しいサーバー上の JIRA アプリケーションのバージョン番号は、既存のサーバー上のバージョン番号と同じ (またはそれ以上) でなければなりません。
- 同一の JIRA ホームディレクトリを2つの JIRA アプリケーション インスタンスに使用しないでください。新しいサーバー上の JIRA アプリケーションには、新しい JIRA アプリケーション ホームディレクトリを指定します。
- 2つの JIRA アプリケーション インスタンスを同じ外部データベース インスタンスに接続しないでください。
- 「データをバックアップする」で説明したように、既存の JIRA サーバー アプリケーションから XML バックアップを作成します。
- 「データを復元する」に記載したように XML バックアップ ファイルを新しいサーバにインストールします。
- 添付ファイル ディレクトリを既存のサーバーから新しいサーバーへコピーし、独自のディレクトリを使用するように新しいサーバーを設定します。詳細は、「ファイル添付を設定する」を参照してください。
- この時点では、同じユーザー、プロジェクト、課題、および添付ファイルを含む JIRA アプリケーション インスタンスが2つ存在することになります。両方のインスタンスにログインして、ランダムにいくつか検索を実行し、両方のインスタンスでデータが同一であることを確認します。
- 不要なプロジェクトを各 JIRA アプリケーションから削除します。
- 「サーバー ID の変更」記事で説明したように、新しくインストールした JIRA アプリケーション用に新しいサーバー ID を生成します。このステップは、2つのインスタンス間でアプリケーションリンクを作成する計画がある場合に必要です。
最終更新日 2017 年 9 月 4 日
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