ユーザーの作成、編集、削除
Jira アプリケーションのユーザーは、手動または外部ユーザー管理経由で管理できます。このページは、これらのユーザーを手動で管理できるようサポートし、必要に応じて外部ユーザー管理システムを参照します。ユーザーが Jira アプリケーションにログインしてアクセスするには、アプリケーション アクセスが必要です。アプリケーション アクセスは、アプリケーションに割り当てられたグループのメンバーになることで取得できます。これらのグループのメンバーシップは、ユーザー単位でいつでも変更できます。
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Crowd を使用することで、スケーラブルかつ効果的な方法でユーザーを簡単に管理できます。
「ユーザーの一元管理」を参照してください。
はじめる前に
Jira アプリケーションでユーザーを管理するには、Jira 管理者または Jira システム管理者のグローバル権限が必要です。
ユーザーの作成
Jira では、複数の方法でユーザーを作成できます。内容を読み、自分のチームに適した方法を見つけてください。
ユーザーを Jira Service Desk プロジェクトに追加する場合、「Service Desk ユーザーの設定」を参照してください。
Jira で ユーザーを作成する
小規模なチームの場合、Jira で直接ユーザーを作成します。ユーザー数が多い場合は外部のユーザー管理 (LDAP または Active Directory) の使用を検討してください。ユーザーが多い場合、ユーザー ID ごとの権限の管理は複雑になるため、別の方法を利用することができます。
Jira にユーザーを招待する
メールを通じて Jira にユーザーを招待できます。ユーザーが招待を受け入れると、それらのユーザーが Jira で作成され、既定で設定されたアプリケーションへのアクセス権が供与されます。
メールを使用してユーザーを招待するには、Jira の SMTP メール サーバーで、通知を送信するための設定が行われている必要があります。
メール ハンドラの使用、内部ディレクトリへの接続、またはパブリック サインアップの有効化
Jira ではほかの方法でもユーザーを作成できます。これらの方法はより特化されており、チームの特定のニーズを満たすことができます。
新しいユーザー用の既定のアプリケーションを選択する
2 つ以上の Jira アプリケーションがある場合、新しいユーザーが自動的に割り当てられるアプリケーションを選択できます。ユーザーを手動で作成すると、既定として選択したアプリケーションが事前に選択されます。ただし、ユーザーの作成時にこれを変更することができます。ユーザーにメールやパブリック サインアップ、メール ハンドラ経由でのサインアップを許可している場合、ユーザーには管理者が選択したアプリケーションへのアクセス権が供与されます。
ユーザーの編集
名前、メール、アドレス、パスワードなどのユーザー情報の変更は、Jira 内部ディレクトリで簡単に行うことができます。LDAP や Active Directory などの外部認証方式を使用している場合は、Jira ではなくそのシステムで変更を行う必要があります。
ユーザー名、氏名、メール アドレスの編集
Jira 内部ディレクトリを使用してユーザーを管理している場合、数クリックでこれらの属性をまとめて簡単に変更できます。ユーザー名を更新する際には、以下に注意する必要があります。
- Jira は外部ユーザー名 (たとえば、LDAP サーバーや Crowd インスタンスからのユーザー) を更新することはできません。ただし、Jira は、「LDAP 認証を持つ内部ディレクトリ内」に保存されている Jira ユーザーの更新は可能です。
- Jira インスタンスを他のアプリケーション (Confluence など) の Jira ユーザー サーバーとして使用している場合、この機能は利用できません。この設定が不明な場合、[ユーザー管理] > [Jira ユーザー サーバー] で、Jira を Crowd サーバーとして使用するよう設定されている外部アプリケーションがないことを確認します。
パスワードの変更
内部ディレクトリを使用する際、管理者は Jira 内で直接ユーザー パスワードを変更できます。LDAP サーバーまたは Crowd インスタンスからユーザーを管理している場合、パスワードは変更できません。
ユーザーにプロパティを追加する
プロパティは、Jira 内に保存できる、ユーザーの詳細な追加情報です。プロパティは、任意のキー ("Phone number"、"Location" など) と、対応する値 (例: "987 654 3210"、"Level Three") で構成されます。ユーザー プロパティはユーザーに関する追加情報の追加以外にプロジェクト内に影響を与えません。ただし、アプリは頻繁にこのデータを使用する場合があります。
ユーザーの削除
ユーザーが JIRA にアクセスする必要がなくなりましたか? アクセスを削除するさまざまな方法についてお読みください。ユーザーを削除するのではなく、代わりにアカウントを非アクティブ化することを、おすすめします。ユーザーのアカウントを非アクティブ化すると、そのアカウントは使用されなくなりますが、そのユーザーの活動履歴は保持します。
ユーザーの非アクティブ化
Jira 管理者は Jira ユーザーを非アクティブ化し、ユーザーの Jira へのアクセスを禁止することができます。これにより、Jira 管理者はシステムからユーザー アカウントを削除する必要がなくなります。
この機能は、Jira ユーザーが組織を去った時や部署が異動になった場合、非アクティブ化されたユーザーの Jira アクティビティ履歴がシステム内に保持されるため、便利です。Jira アカウントが非アクティブ化されたユーザーが再びアクセスを行うようになった場合、Jira ユーザー アカウントを再アクティブ化できます。
ユーザー アカウントを非アクティブ化したときのユーザーへの影響
- Jira にログインできなくなります。
- Jira ユーザーのライセンス制限にカウントされません。
- 課題が作成または編集されたときに、課題を割り当てたり、課題のウォッチャーとして追加したりすることはできません。ただし、次の点にご注意ください。
- ユーザーのアカウントが非アクティブ化される前に、ユーザーが課題の担当者、ウォッチャー、報告者になっている場合、それらはそのままとなります。この状況は、別のユーザーが課題の担当者または報告者となるか、非アクティブ化されたユーザーがウォッチャーから削除されるか、アカウントが再アクティブ化されるまで残ります。
- アカウントが非アクティブ化される前に Jira で課題に投票したユーザーは、引き続き課題の投票者として表示されます。
- Jira ユーザー インターフェイスでは、名前の後に "(inactive)" のフラグが付いて、引き続き表示されます。
- 引き続き、Jira 検索クエリで課題をフィルタリングするために使用できます。
- 課題の担当者、報告者またはウォッチャーとして残っている場合でも、Jira からのメール通知は送信されません。
ユーザーの削除
Jira ユーザーを削除する場合は慎重に検討することをおすすめします。上記のセクションを参考に、削除ではなく非アクティブ化することをおすすめします。
削除する前に、以下に注意してください。
- 外部ユーザー管理を使用している場合、Jira 内でユーザーを削除することはできません (ただし、ユーザーを非アクティブ化することはできます。上記の説明を参照してください)。
- 次の場合は Jira からユーザーを削除できません。
- 課題の報告者または担当者として割り当てられている。
- 課題にコメントを追加している。
- ユーザーを削除すると、ユーザーのフィルターとダッシュボードは、他のユーザーと共有されているかどうかにかかわらず、削除されます。
- 削除しようとしているユーザーが報告したすべての課題や、そのユーザーに割り当てられたすべての課題は、課題ナビゲーターの個々の課題の一覧にそれぞれハイパーリンクされます。