組み込み H2 データベース

Confluence 8.0 で H2 データベースのサポートが終了しました。Confluence 8.0 以降も H2 データベースで開発サイクルを継続したい場合は、AMPS 8.6.0 へのアップグレードが必要です。 


2021 年 2 月 2 日 ( サーバーの販売終了日) 以降、Data Center 評価ライセンスの生成のみが可能となります。つまり、Confluence セットアップ ウィザードには、組み込みの H2 データベースを使用するオプションは含まれなくなります。


組み込みの H2 データベースについては、非クラスタ (単一ノード) の Confluence Data Center インストール環境でのテストおよびアプリ開発目的での使用に限定されます。

組み込みデータベースを使用しているかどうかを調べるには、[管理] > [一般設定] > [トラブルシューティングとサポート ツール] に移動します。

組み込みのデータベース ファイルは、Confluence のホーム ディレクトリ <confluence-home>/database に格納されます。 

DB Visualizer を使用して組み込み H2 データベースに接続する

データベース内で直接変更を行う必要があり、H2 データベースを使用している場合は、次の方法で、DBVisualizer を使用して接続できます。 

DBVisualizerは、データベース管理ツールの1つです。組み込み H2 データベースをサポートする任意の管理ツールを使用することができます。手順は同様です。

  1. Confluence をシャットダウンします。
  2. <confluence-home>/database ディレクトリをバックアップします。
  3. DBVisualizer を起動します。
  4. 新しいデータベース コネクションを作成するを選択し、プロンプトに従ってコネクションをセットアップします。
    必要な情報は以下のとおりです。
    • データベース ドライバー: H2 embedded 
    • データベース ユーザー ID: sa
    • データベース パスワード: 空白のまま
    • データベース ファイル名: <confluence-home>/database/h2db
      (warning) ファイル拡張子 .h2.db は不要です。
  5. データベースに接続します。 

DBVisualizer の使用についてのヘルプは、「DBVisualizer マニュアル」を参照してください。

H2 コンソールを使用して組み込み H2 データベースに接続する

ブラウザベースの H2 コンソールを使用して接続することもできます。コンソールに簡単にアクセスするには、<installation-directory>\confluence\WEB-INF\lib\h2-x.x.x.jar の H2 データベース jar ファイルをダブル クリックします。 

リモート接続

組み込み H2 データベースへのリモート接続は許可されません。Confluence がインストールされているサーバーからのみ H2 に接続できます。

プラグイン ベンダーは、Confluence が開発モードで実行されている際はリモートで接続できますが、管理者はこれを回避策として使用しないでください。サポート対象の外部データベースに移行することをおすすめします。 

注: H2 データベースは、マルチノードの Confluence クラスターでは動作しません。マルチノード クラスターには、共有データベースが必要です。

サポートされている外部データベースへの移行 

H2 データベースを使用しているが、Confluence を本番システムとして実行している場合は、サポート対象データベースへの移行を早急に開始する必要があります。 

サポート対象の外部データベースに移行するには、次の手順を実行します。

  1. サポート対象プラットフォーム」で、サポートされているデータベースとバージョンを確認します。
  2. 個別の手順が必要な場合、「別のデータベースへの移行」を参照してください。 
最終更新日 2023 年 7 月 6 日

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