コードへのパブリック アクセスを許可する
匿名 (未認証) ユーザーに対し、 Bitbucket Server のプロジェクトおよびリポジトリへのパブリック アクセスを許可できます。これにより以下を実現できます。
- ソースへのアクセス権を一般に持たないような幅広いユーザーにリポジトリを共有します。
- Bitbucket Server と動作するように継続的インテグレーション サーバーをセットアップする場合、リポジトリの未承認のクローンを活用します。
- Jira アプリケーションや Confluence などの他のシステムからリンクし、コードへのユーザー アクセスを認証を要求することなく提供します。
- オープンソースのプロジェクトまたはリポジトリを作成します。
On this page:
パブリック アクセスは匿名ユーザーに対して、Bitbucket Server へのログインを行うことなく、または Bitbucket Server のアカウントを持っていなくても、特定のリポジトリやプロジェクト全体のファイルやコミットを参照したり、リポジトリをクローンしたりすることを許可します。
Bitbucket Server の場合、次の内容を実現できます。
- 特定のリポジトリへのパブリック アクセスを構成します。
- プロジェクト内のすべてのリポジトリへのパブリック アクセスを許可するようにプロジェクトを構成します。
- グローバル システム プロパティを設定して匿名アクセスを無効化します。
リポジトリを公開する
特定のリポジトリに対する管理レベルの権限を持っている場合は、匿名アクセスに対してそのリポジトリを公開できます。
リポジトリに移動して [設定] > [リポジトリ] ([権限] 配下) の順にクリックします。[有効] ([パブリック アクセス] 配下) をクリックすると、Bitbucket Server アカウントを持たないユーザーがリポジトリをクローンおよび参照できるようになります。
プロジェクトを公開する
プロジェクトに対する管理レベルの権限を持っている場合は、匿名アクセスに対してそのプロジェクトを公開できます。
これは非公開のプロジェクトには適用されません。
プロジェクトに移動して [設定] > [権限] の順に選択します。[有効] ([パブリック アクセス] 配下) をクリックすると、Bitbucket Server アカウントを持たないユーザーがプロジェクトの任意のリポジトリをクローンおよび参照できるようになります。
パブリック リポジトリの表示
Bitbucket Server には、匿名アクセスが有効化されているリポジトリの一覧が表示されます。
匿名ユーザーとログインしているユーザーは、[リポジトリ] > [すべてのパブリック リポジトリを表示] を選択してこれを確認できます。
パブリック アクセスをグローバルに無効化する
Bitbucket Server はインスタンス全体へのパブリック アクセスを無効化できるシステム プロパティを提供します。
これを行うには、Bitbucket Server ホーム ディレクトリで bitbucket.properties
ファイルの feature.public.access
プロパティを false に設定します。