エラーおよび警告メッセージ
移行の完了後、インポートおよびエクスポート ジョブに関連メッセージが表示される場合があります。
メッセージの重大度は低 (警告) ~ 高 (エラー) です。ジョブがエラー メッセージと関連付けられている場合、それが正常に完了しなかった可能性があります。
警告
警告には、管理者がエクスポート アーカイブを使用する前、またはアーカイブをインポートした後に考慮する必要がある、重要な情報が含まれます。
エラー
ジョブに 1 つ以上のエラー メッセージが登録されている場合、そのジョブは成功ではないとみなされます。例外のフル スタック トレースなどのエラーの詳細は、サーバー ログで利用できます。
エクスポートの警告
Number of repositories / projects has changed since the export was
first initiated.
意味: エクスポート ジョブの実行中にリポジトリが作成、削除、名前変更、または移動された可能性があります。リポジトリ セレクタが一致しなくなった場合にエクスポートされないリポジトリや、リポジトリ セレクタが一致するようになった場合にエクスポートされるプロジェクトを除き、エクスポートには影響しません。
推奨アクション: なし。
エクスポートのエラー
Could not serialize object with id: '<ID>' to JSON
意味: プル リクエスト データのエクスポート中に例外が発生しました。これは、エクスポート アーカイブにプル リクエストに関するいくつかのデータが不足していることを意味しています。
推奨アクション: エクスポート アーカイブを削除し、エクスポートを再試行します。
Could not export attachments for '<ID>': an unexpected error
occurred: <MESSAGE>
意味: リポジトリの添付ファイルのエクスポート中に例外が発生しました。これは、対象のリポジトリのいくつかの添付ファイルが不足することを意味しています。
推奨アクション: エクスポート アーカイブを削除し、エクスポートを再試行します。
Exception executing callback '<METHOD>' on '<EXPORTER>':
'<MESSAGE>'
意味:
エクスポーター インターフェイスへのリクエストの実行中に例外が発生しました。Data Center 移行では一連のエクスポーターを使用してデータを移行します。このメッセージがログに記録された場合、関連するエンティティのいくつかのデータが不足している可能性があります。
GitRepositoryExporter: Git データが破損しているか不足している可能性があります。生成されるエクスポート アーカイブには破損した Git データが含まれている可能性があります。
GitLfsSettingsExporter: Git LFS が有効化されるかどうかについての設定がエクスポートされていません。
MetadataExporter: 名前、説明、所有者、フォーク階層、公開アクセス設定などのプロジェクトまたはリポジトリのメタデータが正しくエクスポートされていない可能性があります。
PullRequestExporter: タイトル、説明、レビュアー、その他のアクティビティなどのプル リクエストに関するデータが正しくエクスポートされていない可能性があります。
RefSyncStatusExporter: フォーク同期が有効化されたフォークされたリポジトリについて、同期ステータスが正しくエクスポートされていない可能性があります。
PermissionExporter: プロジェクトまたはリポジトリの権限が正しくエクスポートされていない可能性があります。
推奨アクション: エクスポート アーカイブを削除し、エクスポートを再試行します。
インポートの警告
Failed to delete file: <FILE>.
Failed to delete temp directory: <DIRECTORY>.
Following errors happened while deleting temp directory:
<ERRORS>
意味: インポート中はいくつかの一部ファイルおよびディレクトリが作成され、クリーンアップされます。このメッセージは、ファイルまたはディレクトリがクリーンアップできず、手動のクリーンアップが必要な可能性があることを意味しています。
推奨アクション: インポート後に手動でこれらのファイルを削除します。
Custom hooks have been imported and stored in directory:
<DIRECTORY>.
意味: ディスク上の Git リポジトリに、管理者が手動で配置したカスタム フックが含まれている可能性があります。これらのフックはそのまま移行されず、Git が使用しないように異なるディレクトリに配置されます。
推奨アクション: これらのカスタム フックを再度有効化するには、カスタム フックをこのディレクトリからリポジトリの対応する "hooks" ディレクトリに移動させます。
Unknown entry '<ENTRY>' found in archive
意味: このメッセージは、エクスポート アーカイブにインポート ジョブで処理しなかったエントリが含まれる場合に記録されます。このメッセージには複数の原因が考えられ、このエントリに関連するデータがインポートされなかったことを意味しています。もっとも一般的な原因は、エクスポート アーカイブが改ざんされていることです。
推奨アクション: リポジトリが正しくインポートされていることを確認します。
Detected inconsistency with repository '<REPOSITORY>'
意味: リポジトリのインポート後、整合性チェックが実行されます。これらのチェックで不整合が見つかり、それを修正した場合、警告として記録されます。
推奨アクション: なし。
インポートのエラー
Could not import comment activity '<ACTIVITY>' for pull request
'<PULL REQUEST>': the referenced comment could not be found.
This may be due to an earlier import error.
意味: プル リクエスト アクティビティ (コメントへの返信など) が見つからないコメントを参照しています。これは、いくつかのアクティビティ ストリームが対象のプル リクエストから不足していることを意味しています。
推奨アクション: サーバー ログを確認し、プル リクエストが正しくインポートされていることを確認します。
Could not import activity '<ACTIVITY>' for pull request
'<PULL REQUEST>': an unexpected error occurred and the
activities in the current batch will be rolled back: <MESSAGE>
意味: このエラー メッセージによって、プル リクエスト アクティビティをインポートできませんでした。プル リクエストに関するいくつかのデータがありません。
推奨アクション: サーバー ログを確認し、プル リクエストが正しくインポートされていることを確認します。
Error performing an integrity check. Further checks will continue.
意味: リポジトリのインポート後、整合性チェックが実行されます。これらのチェックでは修正できないエラーが検出される可能性があります。
推奨アクション: サーバー ログを確認します。このメッセージの前にあるログ メッセージによって、このチェックが失敗した理由に関する詳細情報が得られる可能性があります。
Checking the integrity of imported repository hierarchy
<HIERARCHY ID> failed with an unexpected error: <MESSAGE>
意味: 整合性チェックが予期せぬエラーで失敗しました。
推奨アクション: サーバー ログを確認します。このメッセージの前にあるログ メッセージによって、このチェックが失敗した理由に関する詳細情報が得られる可能性があります。
Checking the integrity of imported repositories failed with
an unexpected error: <MESSAGE>
意味: 整合性チェックが予期せぬエラーで失敗しました。
推奨アクション: サーバー ログを確認します。このメッセージの前にあるログ メッセージによって、このチェックが失敗した理由に関する詳細情報が得られる可能性があります。
The importing of repository '<REPOSITORY>' failed to complete:
an unexpected error occurred while attempting to make it available
to the system: <MESSAGE>
意味: リポジトリ状態を AVAILABLE に設定できませんでした。
推奨アクション: これらのリポジトリはインポートに失敗しているため、手動でクリーンアップする必要がある可能性があります。REST API を使用してこれらのリポジトリを削除します。
Exception executing callback '<METHOD>' on '<IMPORTER>':
'<MESSAGE>'
意味:
インポーター インターフェイスへのリクエストの実行中に例外が発生しました。Data Center 移行では一連のインポーターを使用してデータを移行します。このメッセージがログに記録された場合、関連するエンティティのいくつかのデータが不足している可能性があります。
GitRepositoryImporter: Git データが完全にインポートされませんでした。リポジトリが使用できない可能性があり、これを削除することをおすすめします。
GitLfsSettingsImporter: Git LFS が有効化されるかどうかについての設定がインポートされていません。
MetadataImporter: 名前、説明、所有者、フォーク階層、公開アクセス設定などのプロジェクトまたはリポジトリ メタデータが正しくインポートされていない可能性があります。
PullRequestImporter: タイトル、説明、レビュアー、その他のアクティビティなどのプル リクエストに関するデータが正しくインポートされていない可能性があります。
RefSyncStatusImporter: フォーク同期が有効化されたフォークされたリポジトリについて、同期ステータスが正しくインポートされていない可能性があります。
PermissionImporter: プロジェクトまたはリポジトリの権限が正しくインポートされていない可能性があります。
推奨アクション: 影響するリポジトリが正しくインポートされていない可能性があります。REST API を使用してこれらを削除し、インポートを再試行します。再試行に失敗する場合、再度エクスポートしてみることをおすすめします。