スマート コミットを使用する
スマート コミット コマンド
スマートコミット メッセージの基本のコマンドライン構文は次のとおりです。
<ignored text> <ISSUE_KEY> <ignored text> #<COMMAND> <optional COMMAND_ARGUMENTS>
課題キーと Smart Commit コマンド間のテキストは無視されます。
コミットメッセージで使用できる Smart Commit コマンドは3つです。
コメント
説明 | Jira Software 課題にコメントを追加する |
---|---|
構文 | <ignored text> ISSUE_KEY <ignored text> #comment <comment_string> |
例 | JRA-34 #comment corrected indent issue |
注意 |
|
時間
説明 | 課題の 時間管理情報を記録します。 |
---|---|
構文 | <ignored text> ISSUE_KEY <ignored text> #time <value>w <value>d <value>h <value>m <comment_string> |
例 | JRA-34 #time 1w 2d 4h 30m Total work logged |
注意 | この例では、課題に対して 1 週間、2 日、4 時間と 30 分を記録し、課題の [作業ログ] タブに「
|
ワークフローのトランジション
説明 | Jira Software 課題を特定のワークフロー状態に移行します。 |
---|---|
構文 | <ignored text> ISSUE_KEY <ignored text> #<transition_name> <comment_string> |
例 | JRA-090 #close Fixed this today |
注意 | この例では、課題に対して課題のクローズ ワークフロー トランジションを実行し、コメント「 Smart Commit で利用できるカスタム コマンドを確認するには、Jira Software で課題にアクセスし、ワークフロー トランジションを表示します。
Smart Commit は、最初のスペースの前のトランジション名の部分のみを考慮します。したがって、 次のように、ワークフローに2つの有効なトランジションがある場合:
アクション
|
高度な例
単一の課題に対して複数行にわたる複数のコマンド
構文
<ISSUE_KEY> #<COMMAND_1> <optional COMMAND_1_ARGUMENTS> #<COMMAND_2> <optional COMMAND_2_ARGUMENTS> ... #<COMMAND_n> <optional COMMAND_n_ARGUMENTS>
コミット メッセージ
JRA-123 #comment Imagine that this is a really, and I mean really, long comment #time 2d 5h
結果
課題 JRA-123 に "This is a really, and I" というコメントが追加され (残りのコメントは切り捨て)、作業時間は 2 日と 5 時間と記録されます。
単一の課題に複数のコマンド
構文
<ISSUE_KEY> #<COMMAND_1> <optional COMMAND_1_ARGUMENTS> #<COMMAND_2> <optional COMMAND_2_ARGUMENTS> ... #<COMMAND_n> <optional COMMAND_n_ARGUMENTS>
コミット メッセージ
JRA-123 #time 2d 5h #comment Task completed ahead of schedule #resolve
結果
課題 JRA-123に作業時間が 2 日と 5 時間と記録され、コメント "Task completed ahead of schedule" が追加されて、課題が解決されます。
複数の課題に対して単一コマンドを使用
構文
<ISSUE_KEY1> <ISSUE_KEY2> <ISSUE_KEY3> #<COMMAND> <optional COMMAND_ARGUMENTS> etc
コミット メッセージ
JRA-123 JRA-234 JRA-345 #resolve
結果
課題 JRA-123、JRA-234 および JRA-345 が解決されます。複数の課題キーは空白またはコンマで区切る必要があります。
複数の課題に対して複数のコマンドを使用
構文
<ISSUE_KEY1> <ISSUE_KEY2> ... <ISSUE_KEYn> #<COMMAND_1> <optional COMMAND_1_ARGUMENTS> #<COMMAND_2> <optional COMMAND_2_ARGUMENTS> ... #<COMMAND_n> <optional COMMAND_n_ARGUMENTS>
コミット メッセージ
JRA-123 JRA-234 JRA-345 #resolve #time 2d 5h #comment Task completed ahead of schedule
結果
課題 JRA-123、JRA-234 および JRA-345 に、作業時間が 2 日と 5 時間と記録され、3 つの課題すべてにコメント "Task completed ahead of schedule" が追加され、3 つの課題すべてが解決されます。複数の課題キーは空白またはコンマで区切る必要があります。
Smart Commit の活用
Smart Commits work with Bitbucket 4.2+ and Jira Software Server 7.1+.
To get Smart Commits working for Jira Software and Bitbucket:
- Create an application link between Jira Software and Bitbucket. See Linking Bitbucket Server with Jira.
- Jira Software でスマート コミットを有効化します。「DVCS Smart Commit を有効にする」を参照してください。
Smart Commit には次のような制限事項があります。
- Smart Commit は、既定の Jira Software の課題キー形式のみをサポートします (2 つ以上の大文字の後にハイフンと課題番号が続く。例: BAM-123)。
Smart Commit では、Jira Software 課題のフィールド レベルの更新は提供されません。
Git (および Mercurial) が、リポジトリに変更をプッシュしているユーザー以外のユーザーにコミットを帰属させることを許可している場合、その方法によっては Jira Software Server でアクセス権の昇格が発生する可能性がある点にご注意ください。ご利用の状況でこれがリスクになる可能性がある場合、Jira Software Server インスタンスで Smart Commit を無効化することを検討することをおすすめします。