Subversion のソース コード管理トリガーの設定
このページでは、Bamboo プランの実行をトリガーするメッセージ イベントを送信するように Subversion を設定する方法について説明します。これらのメッセージを送信するように Subversion を設定する必要があるのは、1 つ以上の Bamboo プランに「変更がコミットされるとリポジトリがビルドをトリガーする」ビルド戦略が指定されている場合だけです。
ビルドをトリガーするように Subversion を設定する
このセクションでは、リポジトリが変更されたときにビルドをトリガーするように Subversion を設定する方法について説明します。Subversion リポジトリが変更されるたびに、Subversion のフック スクリプトを使用してトリガー アクションが実行されます。
次のコマンドとスクリプト ファイルでは、Subversion サーバーが UNIX または Linux ベースのオペレーティング システムで動作していることを想定しています。Subversion サーバーが他のオペレーティング システムで動作している場合は、以下のスクリプト ファイルと (必要に応じて) コマンドをそのオペレーティング システムに合わせて変更する必要があります。
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ステップ 1: Subversion の post-commit フックを有効にする
これを行うには、次のコマンドを実行します。
cd svn-repository-containing-the-build-source-code
cd into the hooks/ directory
Subversion の post-commit ファイルは、既定ではインストールされていません。存在しない場合は、post-commit.tmpl
ファイルを hooks/
ディレクトリにコピーし、名前を post-commit
に変更して実行可能にします。
cp post-commit.tmpl post-commit
chmod a+rx post-commit
ステップ 2: post-commit トリガーをインストールする
Bamboo のビルド トリガー スクリプト ファイルを実行するため、post-commit
ファイルに次のような行を追加します。
/path-to-your-bamboo-installation/scripts/svn-triggers/postCommitBuildTrigger.sh base-url BUILD-KEY
ここで:
http://<name-of-machine>:8085base-url
は Bamboo サーバーのベース URL です。例:BUILD-KEY
は、実行する Bamboo プランのキーです。
(chmod
を使用して) Bamboo のビルド トリガー スクリプト ファイルを実行可能にして、Subversion ユーザーが実行できるようにします。
ステップ 3: テスト コミットを行う
「テスト」コミットを行います。数秒後、Bamboo によって関連プランの作成が開始されます。
Bamboo のログ ファイルには、次のようなエントリが含まれているはずです。
[INFO] com.atlassian.bamboo.build.UpdateAndBuild - Bamboo build was triggered by remote http call from 127.0.0.1
注意
ビルド トリガーのセキュリティ - Bamboo では、いずれかの Bamboo プランの Subversion リポジトリ URL で特定される Subversion サーバーでトリガーが発生した場合にのみ、リモート ビルド トリガーが許可されます。他の Subversion サーバーで発生したリクエストは、Bamboo によって拒否されます。