構成プロパティの設定

Automation for Jira には、さまざまなアクション、条件、その他の項目に関連する既定値を確認または変更できる多数の設定プロパティが用意されています。

設定プロパティを表示または変更するには、Jira 管理者である必要があります。

現在の値を確認する

プロパティの現在の値を確認する方法は次のとおりです。

curl -u <user>:<password>  http://<JIRA_BASE_URL>/rest/cb-automation/1/configuration/property/<PROPERTY_KEY>

値の変更

値を変更するには、次の手順に従います。

curl -u <user>:<password> -X PUT -H 'Content-type: application/json'  --data '{"key":"<PROPERTY_KEY>","value":"<VALUE>"}' http://<JIRA_BASE_URL>/rest/cb-automation/1/configuration/property/

例:

curl -u admin:admin -X PUT -H 'Content-type: application/json'  --data '{"key":"outgoing.webhook.timeout.ms","value":"50000"}' http://jira.atlassian.com:8080/jira/rest/cb-automation/1/configuration/property/

Windows サーバーで実行されている Jira には、Invoke-webrequest を使用できます。次のスクリプトは Windows Server 2016 でテストされました。

$user = 'YOUR_USER_ADMIN'
$pass = 'PASSWORD'
 
$pair = "$($user):$($pass)"
 
$encodedCreds = [System.Convert]::ToBase64String([System.Text.Encoding]::ASCII.GetBytes($pair))
 
$basicAuthValue = "Basic $encodedCreds"
 
$Headers = @{
    Authorization = $basicAuthValue
}
 
$Uri = 'http://YOURJIRABASEURL/rest/cb-automation/1/configuration/property/bulk'
$Form = @{
    "ms.teams.notification.action.url.prefix"="https://"
}
Invoke-WebRequest -Uri $Uri -Method Put -Body ($Form|ConvertTo-Json) -ContentType "application/json" -Headers $Headers

プロパティのリスト

次は、役立つ可能性のあるプロパティのリストです。このリストは継続して更新していきます。

カテゴリプロパティ キーデータ タイプ既定値説明

プロジェクト管理者権限

permissions.project.admin.allow

ブーリアン

true

プロジェクト管理者が自動化ルールを管理できるかどうかを指定します。

permissions.project.admin.groups

文字列

NULL

自動化ルールを管理できるプロジェクト管理者を特定のグループのみに制限できます。値にはグループの CSV リストが含まれます。

サービスの制限

max.issues.per.search

Long

1000

JQL 検索によって返される課題の数を制限します。

max.processing.time.per.day

Long

3600

1 日ごとに同じルールを実行できる長さを指定します。値は秒単位です。

rule.rate.per.five.second

Long

2

5 秒間の時間枠で同じルールを実行できる回数を指定します。

max.rules.per.hour

Long

5000

1 時間あたりで同じルールを実行できる最大回数を指定します。

max.queued.items.per.rule

Long

25000

同じルールに対してキューに入れられる最大実行数を指定します。

max.queued.items

Long

100000

自動化キュー内のアイテム最大数を指定します。

aggressive.timeout.threshold

Long

30000

ルールの最長実行時間を指定します。この時間が経過すると、ルールはタイムアウト発生として報告されます。値はミリ秒単位です。

short.scheduled.interval.issue.limit

Long

1000

スケジュールされたトリガーで JQL 検索によって返される課題の数を制限します。

branch.rule.immediate.priority.item.limit

Long

10

即時優先されるブランチ実行の最大数を指定します。

audit.log.retention.period.days

Long

90

ルールに対して監査ログのエントリが保持される期間を指定します。値は日単位です。

アクションと条件固有

outgoing.webhook.timeout.ms

Long

30000

送信 Webhook の HTTP タイムアウト。値はミリ秒単位です。

user.condition.get.users.limit

整数

50

ユーザー条件で 1 つのロールから取得できるユーザーの最大数を指定します。

パフォーマンス ルールに関するインサイト




performance.rule.insights.rollup.minute.job.interval

Long

1

ロールアップ タイプ MINUTE のパフォーマンス ルールに関するインサイトを入力するジョブの実行頻度を示します。単位は分です。

performance.rule.insights.rollup.hour.job.interval

Long

5

ロールアップ タイプ HOUR のパフォーマンス ルールに関するインサイトを入力するジョブの実行頻度を示します。単位は分です。

performance.rule.insights.rollup.day.job.interval

Long

5

ロールアップ タイプ DAY のパフォーマンス ルールに関するインサイトを入力するジョブの実行頻度を示します。単位は分です。

古いエントリ




stale.entry.lookup.window.duration.in.minutes

Long

2880 分 (48 時間)

古いエントリを検索する最大期間を示します。

stale.entry.min.stale.duration.in.minutes

Long

720 分 (12 時間)

エントリが古いと見なされるまでの最短期間を示します。

stale.entry.update.job.cron

文字列

0 0 0 1/1 * ? * (24 時間に 1 回)

古いエントリを更新するジョブの実行頻度を示します。

最終更新日: 2024 年 10 月 24 日

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