スマート値における条件付きロジックの使用
このページにリストされるスマート値は、[課題にコメント] や [メールを送信] など、テキスト フィールドを含むアクションで使用できます。これらは、if
や and
の各ステートメントなど、条件ロジックに基づく出力の表示に使用できます。
_
構文
{{#if(smartValue)}}
は true または null を返します。{{#if("string")}}
は true または null を返します。{{#if(smartValue)}}Hello{{/}}
は Hello または null を返します。{{#if(smartValue, "Hello")}}
は Hello または null を返します。
例
課題のリストがあり、リンクされた課題にコメントを追加するとします。次のように入力して [課題にコメント] アクションを使用すると、リンクされている課題が少なくとも 1 つあるそれぞれの課題にコメントを追加できます。
{{#if(not(issue.issuelinks.isEmpty))}}
This bug has {{issue.issuelinks.size}} related tickets
{{/}}
指定の値に等しい
構文
{{equals("string1", "string2")}}
は、2 つの入力が等しい場合は true を、そうでない場合は false をそれぞれ返します。{{equals(smartValue1, smartValue2)}}
は、2 つの入力が等しい場合は true を、そうでない場合は false をそれぞれ返します。
例
チーム内にプロセスがあり、ここでは担当者と報告者は監査目的のためにそれぞれ別のチーム メンバーである必要が生じるとします。次のように入力して [課題にコメント] アクションを使用すると、それぞれの課題にコメントを追加してチームに状況を認識させられます。
{{#if(equals(issue.assignee, issue.reporter))}}
Assign this issue to someone else so they can review.
{{/}}
存在する
構文
{{exists(smartValue)}}
は true または null を返します。{{exists("string")}}
は true または null を返します。
例
たとえば、Designer という課題に関するカスタム フィールドがあるとします。テキストを追加するアクション (コメントの追加や Slack メッセージの送信など) によって、次の入力をユーザーに通知できます。
{{#if(exists(issue.designer))}}
The designer for this issue is {{issue.designer.displayName}}
{{/}}
この場合は [Designer] フィールドに値が含まれていると「The designer for this issue is (設計者の名前)」と出力されます。
NOT
構文
{{not(smartValue)}}
は true または false を返します。
例
課題のリストがあり、リンクされた課題にコメントを追加するとします。次のように入力して [課題にコメント] アクションを使用すると、リンクされている課題が少なくとも 1 つあるそれぞれの課題にコメントを追加できます。
{{#if(not(issue.issuelinks.isEmpty))}}
This bug has {{issue.issuelinks.size}} related tickets
{{/}}
ここでは、スマートでない値が、ある課題に関連する課題が少なくとも 1 つあるかどうかを確認します。たとえば、1 つの課題に関連する課題が 4 つあると、コメント「This bug has 4 related tickets」が追加されます。
および
構文
{{and(smartValue1, smartvalue2)}}
は true または false を返します。
例
[Votes] カスタム フィールドを含む課題のリストがあるとします。[コメントを追加] アクションによって、100 票超 150 票未満のすべての課題にコメントを追加できます。
{{#if(and(issue.Votes.gt(100),issue.Votes.lt(150)))}}
Moderately Popular issue
{{/}}
この入力によって、コメント「Moderately Popular issue」が追加されます。
または
構文
{{or(smartValue1, smartvalue2)}}
は true または false を返します。
例
顧客がバグをレポートするために使用するプロジェクトがあり、課題に [Votes] というカスタム フィールドがあるとします。課題のリストを収集して [課題にコメントする] アクションを使用し、100 票を超えるかコメントが 20 件を超えるすべての課題にコメントを追加できます。
{{#if(or(issue.Votes.gt(100),issue.comments.gt(20)))}}
Heavily requested issue
{{/}}
ここで、if スマート値が 100 票を超えるか 20 件のコメントを超えているものを確認して、コメント「Heavily requested issue」を追加します。